映画『461個のおべんとう』親子試写会が28日、都内にて行われ、父子役を演じた井ノ原快彦と道枝駿佑、原作者・渡辺俊美と、その息子・渡辺登生が登壇した。
音楽ユニットTOKYO No.1 SOUL SETの渡辺俊美が息子との実話を綴った「461個の弁当は、親父と息子の男の約束。」を兼重淳監督が映画化。息子のために3年間毎日欠かすことなくお弁当を作り続けるという約束をした人気ミュージシャンの父と、3年間休まずに高校に通うという約束をした息子の、心温まる物語。
登壇した井ノ原と道枝は本物の親子のようにフランクな雰囲気。井ノ原は「前回の舞台挨拶で(ジャニーズの後輩の道枝が)タメ口だったので会場がざわついたんですが、“タメ口協定”を結んでおりまして」と説明。道枝も普段から井ノ原を「パパ」と呼んでいるといい、2人は本作で父子の役作りを通して、すっかり絆を深めたようす。
カラオケボックスが待機部屋だったという撮影の日、同級生役の共演者たちがカラオケに興じる姿をうらやましそうに見ていた道枝に「行ってきたら、と井ノ原さんが声をかけてくれて、一緒にカラオケを楽しむことができました」と、まさに父と子のようなエピソードも飛び出した。