ナベサダの愛称で親しまれる世界で活躍するサックスプレイヤー、渡辺貞夫が自身の音楽のルーツをさく裂せるライブ「SADAO WATANABE Re-Bop Night」を開催する。
ライブタイトルは、先日リリースしたアルバム『Re-Bop(リバップ)』によるもの。この作品は自身のルーツであるビバップをテーマに挑んだ6年ぶりのジャズ・アルバム。
ライブでは、2016年にオバマ元米大統領夫妻が主催し、米ホワイトハウスで行われた「International Jazz Day 2016」に出演した時に共演したドラマーのブライアン・ブレイド、旧知の仲であるピアニストのサイラス・チェスナットらが出演する。彼らはアルバムを一緒に制作したメンバーでもあるため、当日は作品に込めたビバップ・スピリッツがステージ上でスパークしそうだ。
渡辺貞夫といえば、ジャズやフュージョンといった音楽に親しみがなくても、その名前に耳なじみのある知名度の高いトッププレイヤー。キャリアを通じて耳の肥えたファンを夢中にさせるとともに、ジャズの枠にとらわれずにフュージョン、ワールドミュージックまでも取り込んで渡辺貞夫ワールドを展開。常にチャレンジを続ける姿勢は、さまざまな人に刺激を与え続けている。今回のライブもその例にもれず、たくさんのオーディエンスを魅了しそうだ。
2017年はライブアルバム『ENCORE!(アンコール)』、『Re-Bop』、さらにクラシカルなアプローチでバッハの難曲に挑んだ『ブレイズ・バッハ(SADAO PLAYS BACH )』と3枚のアルバムをリリースし、さまざまなアングルから彼の情熱を感じさせてくれた。12月恒例のクリスマス公演の皮切りとなる当ライブはマストチェック。チケットはローソンチケットで!