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武尊率いる「team VASILEUS」に野杁正明、与座優貴、寺田匠、渡辺雅和トレーナーが加入。団体、国を超えて世界最強の証明を目指す

2024.05.18 Vol.Web Original

 ISKA世界ライト級王者でK-1世界3階級制覇王者の武尊が立ち上げたジム「team VASILEUS」が5月18日、都内で新メンバー発表記者会見を開催した。

 かつてともにKRESTに所属していたK-1スーパー・ライト級、ウェルター級の2階級制覇王者でONEチャンピオンシップへの参戦が発表されている野杁正明、現K-1ライト級王者の与座優貴、ISKA世界スーパーフェザー級王者の寺田匠の3選手と渡辺雅和トレーナーの加入が発表された。

 会見の冒頭、武尊は「team VASILEUSはTHE MATCHの前に練習場所として作ったのが始まり。VASILEUSというのは造語。格闘技が始まった場所と言われるギリシャの言葉でバシリウスというのは王様という意味。スペルはちょっと変えているが“王の集団”という意味を込めて作ったチーム。全員が王者になるチーム。もともと王者の人もいるし、これから王者になる人もいる。全員が格闘家の中の王様になるためのチームという意味を込めて作った。そこに最初、松倉信太郎が参加してくれて、一緒にやっていた。今日は新しいチームメイトが増えるということで、みんなに発表できればと思っている」などと挨拶。

「K-1ジム相模大野KREST」お披露目で武尊、弘嵩vs功也、佐々木の豪華タッグエキシビション

2017.02.06 Vol.683

 K-1、Krushで活躍する武尊、卜部兄弟といった「KREST」の選手が所属する「K-1ジム相模大野KREST」が2月1日に設立され、5日、同所でレセプションパーティーが開催された。

 パーティーには宮田充K-1プロデューサーら関係者が多く出席。人気選手を多く抱えるジムらしく、終始華やかな雰囲気の中パーティーは進んだ。

 冒頭、ジム代表である渡辺雅和氏が「オープンにあたり、たくさんの方に協力していただきました。今回のオープンで自分の無力さと仲間の大切さ。そしてみなさんにどれだけ助けられているかということを実感いたしました。相模大野KRESTはみんなで頂点を目指してやっていきたい」と挨拶した。

 通常だと所属選手によるミット打ちといったデモンストレーションが行われるところなのだが、この日は武尊、卜部弘嵩vs卜部功也、佐々木大蔵というタッグマッチでのエキシビションという趣向を凝らした演出で出席者をもてなした。

 3分×2Rで行われたこのタッグマッチ。レフェリーがK-1ジム横浜の尾崎圭司代表という細かいところまで豪華な試み。

 卜部兄弟と佐々木は2月大会、武尊も4月大会に出場が決まっているのだが、時間が経つにつれ徐々に当たりが厳しくなるなど“KRESTっぽさ”が伝わるものとなった。

卜部兄弟、武尊らの「チームドラゴン」離脱問題で会見 「前田先生と奥様に、もうお二人にはついていけませんと伝えました」

2016.10.01 Vol.675

 K-1やKrushに参戦する有名選手が多く所属するジム「チームドラゴン」から9月25日にほとんどのプロ選手と代表の渡辺雅和氏が退会した問題について、1日、都内で会見が開かれた。
 会見には渡辺氏と卜部弘嵩ら退会した選手たちが登壇した。

 事の経緯は9月25日の夜に卜部弘嵩がツイッターでチームドラゴンからの退会を発表したことをきっかけに、次々と選手たちが退会を発表。最後に代表の渡辺氏までが退会を発表した。9月20日にジムの創始者の前田憲作氏がK-1のプロデューサーを退いていたこともあり、SNS上ではさまざまな噂が飛び交っていた。

 渡辺氏は冒頭「今回こういう経緯になった理由は、2年ほど前から前田代表の変化に気づき始め、我慢はしていたのですが我慢の限界にきて、9月25日をもって退団という形になりました。(しばらくの間があって)そして僕はここにいる仲間たちと新チームを作りたいと思います。新チームは『KREST(クレスト)』。頂上を目指すという意味を込めています。Cの部分をKに変えております」と挨拶した。続けて「そして最後に言いたいことがあります。いまツイッターやSNS上で、僕たちは…お金で動いた。みんなをおいしい話でたぶらかしたということが言われていますが、そんなことは絶対にありません。むしろ僕が選んだ、僕たちが選んだこの道は元いた所よりも険しい道だと思っております。なので、そのようなことは絶対にありません。僕は選手たちを何があっても守り続けます」と涙を流しながら訴えた。

 続いて選手を代表して卜部弘嵩が「前田先生には大変お世話になりましたが、いつからか方向性の違いを感じるようになり、退会することになりました。これからは最後まで僕ら選手のことを親身になり指導してくれた雅和さんについていこうと決めました。僕らが見ているのは前だけ。強くなること、勝つことためにさらに努力していきます。期待してください」と挨拶した。

 方向性の違いについては渡辺氏は「具体的なことは言えません」とし「積もり積もったもの」と話すにとどめた。ただ具体的な退会日を話す中で「9月25日に前田先生と奥様に伝えさせていただきました。もうお二人にはついていけませんと伝えました」と説明した。
 現在の練習環境については「相手に迷惑がかかるので言えないが、ちゃんとみんな揃って練習しています」とし、今後については「ジムは作りたいと思っていますが、未定」と話した。
 ツイッターでの発表については「ファンのみなさまにはすぐにお伝えしたかった」と話し、その後この日の会見までタイムラグができたことについては「昨日の試合(Krush.69)もあったのと、みんなとミーティングをしながら考えました」とした。この日の会見ではなく25日の突然の発表になったことについては「気持ち的に限界だった」とした。

 ファンが最も気になる今後については「使っていただけるのなら継続して参戦したい」とK-1、Krushへの参戦を希望した。

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