東京・港区の東京タワーで26日、ユダヤ教の光のお祭り「ハヌカ」を祝うイベント「HAPPY CHANUKA FROM CHABAD OF JAPAN 2019」が行われた。2016年から開催されて4回目を迎える同イベントには今年も多くの来場者が集まった。
「ハヌカ」とは、紀元前148〜141年のマカバイ戦争の際に、エルサレム神殿を奪回したことを記念するユダヤ教の年中行事。エルサレム神殿の燭台を灯す油壺には当時1日分の油しかなかったものの、点火すると8日間燃え続けたという奇跡を祝して「光の祭り」とも呼ばれている。ユダヤ暦の9月25日(グレゴリオ暦の12月頃)から8日間、「ハヌキア」という燭台のろうそくを1日に1本ずつ灯していく。今年は12月22日から開催され、26日で5日目となる。