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国立競技場に笑顔の鶴瓶 ギネス達成で巨大気球が出航

2023.06.12 Vol.Web Original


 笑福亭鶴瓶が12日、渋谷区の国立競技場で行われた、伊藤園の「健康ミネラルむぎ茶」の「ギネス世界記録認定授与式」と、それに合わせて行われた巨大気球出航式に出席し、自身の顔がプリントされた大きな気球が飛び立つのを見守った。

 発売35周年を迎えた「健康ミネラルむぎ茶」はこれまでの累計販売本数が130億本を突破。6月1日の麦茶の日に、「最も販売されているRTD麦茶ブランド(最新年間販売量)」(正式英語記録名:Best-selling RTD barley tea brand-current)実績世界No.1として、ギネス記録に認定された。

コロナ禍中の熱中症リスクに要注意!! 日々の生活で意識したい水分摂取のススメ

2021.08.09 Vol.744

 2021年は一部地域をのぞき平年よりもやや早い梅雨明けとなった。結果、7月中下旬頃から全国各地で連日猛暑が続き、一気に夏本番がやってきた。こういった本格的な夏の期間に入ると、気を付けなければならないのは「熱中症」だ。

 今年から環境省と気象庁は、危険な暑さを事前に知らせるための新たな試み「熱中症警戒アラート」の運用を全国でスタートさせた。こういった情報に注意を払い行動することも大事だが、そもそも「熱中症」とはどんな症状で、どう対処すれば良いのかということを、改めて知るのも大切だ。そこで、今回は「熱中症」とその予防・対策についてまとめてみる。

「熱中症」とは、屋外・屋内問わず、気温や湿度が上がっていく状況下で、人間が持っている「体が熱くなりすぎないようにする」という体温調節の機能が崩れ、体調が悪くなることなどを言う。軽症であれば、立ちくらみや足がつるなどの症状が出る程度だが、重症になると意識障害やけいれんなどを引き起こし、入院が必要になるケースもあるため、決して油断できない症状だ。

 人間の体は、汗をかいて体温調整をしているため、汗をかくことは必要だが、同時に、体の中で大切な役割を果たしている「水分」や「ミネラル」が出ていってしまうため、熱中症予防において大事なのは、のどの渇きを感じる前に、こまめに水分や塩分補給を行い、体内の「水分」や「ミネラル」のバランスを保つことだ。

また、そもそも人間の体を構成する上で、「水」は重要な役割を担っており、体重のわずか1%程度の脱水が起きただけでのどの渇きを感じ、4〜5%失うと吐き気や頭痛などの症状が出てくるとも言われている。そのため、普段の暮らしの中でも、水分補給は、のどの渇きを感じる前に行うことがポイントで、たとえば、朝起きたとき、お風呂あがりなど1日の中で時間を決めて、コップ1〜2杯(200〜400ml)の水分を摂ると、無理なく水分を補給することができる。このような生活習慣を組み込むことは、日常生活から熱中症の予防を実践していくことになるかもしれない。

 さらに、サントリーの研究機関であるサントリーグローバルイノベーションセンター(株)で「水」の研究に携わっている中村友美さんによると、今年の夏も、新型コロナウイルス感染防止対策によるマスク着用で、例年以上に熱中症リスクに気をつけなければいけないという。もともと日本の夏は高温多湿な気候の上に、マスクの着用でさらに熱がこもりやすくなったり、水分摂取を控えがちになってしまうため、例年以上に水分摂取に意識を向けることへの重要性が増すだろうという。また、熱中症対策として必要なのは「水分」と「塩分」だが、日本人は海外に比べ食事から塩分をよく摂る傾向にあるので、特に「水分」の摂取に気を付ける必要があると中村さんは言う。

 外出先で暑さを感じた時だけでなく、屋内にいてもリスクのある熱中症、普段の生活からこまめな水分補給を心がけていくことで、万が一に備える必要があるのかもしれない。まだまだ暑い夏、正しい知識を持って楽しく過ごしてもらいたい。

熱中症や夏バテ対策はもちろん“コロナ疲れ”の予防にも 今年の夏は“鉄分摂取”がカギ

2020.08.10 Vol.732

 暑さが厳しくなるこの季節に、コロナ禍でマスクを着けていなければいけない今年は、例年以上に熱中症や夏バテへとつながりかねない。

 また、新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、慣れない環境下での仕事から、集中力が続かない、疲れを感じるという人も多く不安や心配にとらわれ「コロナ疲れ」に陥っている人も少なくないはず。

 そんな中、最新の調査では「少量の鉄分継続摂取」(1日3.6mgの鉄分を1か月摂取し調査を実施)による疲労回復や心理的ストレス軽減の可能性が明らかにされた。

息苦しい夏の長時間マスク、外すタイミングはいつ?救命救急医が教えるコロナ禍の熱中症対策

2020.07.29 Vol.Web original

 これから本格的な夏がやってくる。新型コロナウイルスの感染者が増え続ける中、今年の夏はより一層の感染予防が必要になってくるが、同時にマスク着用で体温が上がりやすいなど、熱中症リスクも心配される。感染症対策と熱中症対策のバランスはどう両立すればいいのか。熱中症になりやすい日常生活でのシーンや、効果的なマスクの選び方、着脱の目安など、コロナ禍での熱中症に関する素朴な疑問に、帝京大学医学部附属病院 高度救命救急センター長の三宅康史先生が答えた。

年代別に異なる熱中症リスク

 日本救急医学会の2017年調査によれば、日常生活の中で10代はスポーツで熱中症になる人が圧倒的に多く、40代は肉体労働で、60代以降は家の中で熱中症になる人が多い。特徴としては、スポーツや肉体労働など筋肉運動をともなう「労作性熱中症」は男性が圧倒的に多く、短時間で急激に発症することが多い。一方、筋肉運動をともなわない「非労作性熱中症」では男女差はなく、数日以上かかって徐々に悪化することが多いという。

 三宅先生によれば、高齢者が家の中で「扇風機を回しておけば大丈夫」と猛暑日、熱帯夜で室内の温度が下がらないまま何日間か過ごしてしまい、基礎疾患がある人は食欲もなくなり健康状態が悪くなるという複合的な状態で重症化するケースが多いという。まずは、年代別にかかりやすい熱中症の環境が異なることに留意して、自分や家族がどちらの危険性が高いのか知っておくことが重要だ。

マスクで酸欠や熱中症リスクも。夏のコロナ対策どうする?医学博士に聞いた

2020.05.21 Vol.Web original

 手洗い・うがいに、マスク着用、ソーシャルディスタンス。新型コロナウイルスへの感染を防ぐため、こうした感染予防生活に慣れてきた人も多いはず。気になるのが、春先までのそうした予防策を、これからやって来る夏本番に続けていいの?というところ。熱中症や夏風邪のリスクも高まる中、夏のコロナ対策はどうすれば良いのか。意外と見逃しがちな感染予防のポイントを、感染症研究を専門とするダイキンの新井潤一郎医学博士に聞いた。

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