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小池都知事、世界に東京をPR 片岡鶴太郎は「江戸切子を東京のお土産に」

2024.06.17 Vol.web original

 国際短編映画祭『ショートショートフィルムフェスティバル&アジア(SSFF & ASIA)2024』のアワードセレモニーが17日、都内にて行われ、東京都が製作したショートフィルムに出演した片岡鶴太郎らが登壇。⼩池百合⼦東京都知事も登壇しショートフィルムを通した東京の魅力発信に期待を寄せた。

 今年で26回目を迎えるアジア最大級の国際短編映画祭。2004年に東京都との共催で「ショートショート フィルムフェスティバル アジア( SSFF ASIA )が始まり、東京の魅力を伝える作品を公募、制作する「Cinematic Tokyo(シネマティック トーキョー)部⾨」を2016年に設立。今年は39の国と地域から188作品の応募があった。

 オープニングセレモニーではビデオメッセージを寄せた小池都知事。この日、登壇すると「今日は“リアル百合子”で行きたいと思います」と笑いをさそいつつ「ショートフィルムは映画の魅力が凝縮されている。世界を魅了する作品が東京に生まれ、東京から世界に発信されますように」とショートフィルムを通しての魅力発信に期待。

 インバウンド熱と比例するかのように、今年の会場には多くの海外クリエイターが出席。小池都知事も「これからも多くの方に東京を楽しんでいただければ。

 また、この日は「サステナブル・リカバリープロジェクト」として東京都が制作したショートフィルム『紋の光』の完成も発表し、出演した俳優の⽚岡鶴太郎、前原滉、子役の岩本樹起くんと安井祥⼆監督も登壇。

 実際の江戸切子工房でロケを行い、わずか1日の撮影で熟練職人を演じきった片岡は「私も普段から絵を描いたりしていますから、工房に入るとそういうモードになりますね(笑)」と照れつつ「今、東京にたくさんの海外のお客様がお越しになっていますけど、東京には江戸切子という素晴らしい工芸があることを知っていただいて、ぜひ東京のお土産にしていただけたら。ロックグラスにしてウイスキーを飲むとき良いんですよ。こう(指が)引っかかりますので酔っぱらっても落とすことが無いんです」とアピールし会場の笑いをさそっていた。

 グランプリ〈ジョージ・ルーカス アワード〉には、俳優の森崎ウィンが初監督したミュージカル『せん』が輝いた。

 米国アカデミー賞公認映画祭である同映画祭では、ライブアクション部門のインターナショナル、アジアインターナショナル、ジャパン各カテゴリーと、ノンフィクション部門、アニメーション部門の各優秀賞・計5作品が、翌年のアカデミー賞短編部門へのノミネート候補とされる。

『SSFF & ASIA 2024』オンライン会場は6月30日まで開催中。

片岡鶴太郎“ボクサーあるある”を披露「ボクシングやっていた人は何かあるとよくやっちゃう」

2023.09.05 Vol.web original

 

 公開中の映画『春に散る』の舞台挨拶が5日、都内にて行われ、俳優の佐藤浩市、横浜流星、片岡鶴太郎、坂東龍汰と、ボクシング監修の松浦慎一郎が登壇。片岡がシャドーボクシングをしながら“ボクサーあるある”を披露した。

 ベストセラー作家・沢木耕太郎がボクシングに人生を書ける男たちを描いた同名傑作小説の映画化。

 佐藤が演じる仁一の昔のボクシング仲間を演じた片岡。「僕もボクサーの知り合いは多いですが、みんな世界チャンプを目指すけど、なれるのは本当に一握り。でもボクシング以外に魂をたぎらせるものを見いだせなくてどこか世捨て人のようになっている人は現実にも多い」と語りつつ「もう一度ボクシングに情熱をたぎらせることができる幸せな男だった」と自身が演じた役を振り返った。

 鬼塚勝也や畑山隆則のセコンドとして世界戦をともに戦った経験を持つ片岡。この日は、1990年にマイク・タイソンが後楽園ホールでまさかの敗北を喫した試合をモチーフにしたTシャツを着用。

 片岡は「鬼塚チャンプが描いたイラストをTシャツにしたんです。TOKYO SHOCKって。衝撃的なシーンでしたね。あの鉄人タイソンが倒れてマウスピースを拾ったんですよ」と振り返り「その後、耳かんじゃうんですけどね」と、タイソンの“耳噛み事件”をイジり笑いをさそった。

 そんな片岡は、劇中でシャドーボクシングするシーンが印象的だったと言われると、もともと台本にはなく瀬々敬久監督から現場で言われたと明かし「ジムでのトレーニングを監督が見ていてくださったので、どこかで使おうと思っていたんでしょうね。僕も30代にボクシングをやっていましたから。だいたいボクシングをやっている人って、何かあったとき、うれしい時とかお酒飲んで機嫌がいい時とか、悲しい時とか、こうして、やったりするんです」とシャドーボクシングをしつつ“ボクサーあるある”を披露。横浜らボクシングに没頭した共演陣も共感の表情を見せていた。

“ボクサー”横浜流星のステップは「素人ではできない」元チャンプ絶賛に苦労明かす「空手が足を引っ張った」

2023.09.05 Vol.web original

 

 公開中の映画『春に散る』の舞台挨拶が5日、都内にて行われ、俳優の佐藤浩市、横浜流星、片岡鶴太郎、坂東龍汰と、ボクシング監修の松浦慎一郎が登壇。映画を見たボクシング関係者からの感想に横浜が感激した。

 ベストセラー作家・沢木耕太郎がボクシングに人生を書ける男たちを描いた同名傑作小説の映画化。

 ボクシングのシーンでは、対戦相手役の坂東や窪田正孝らと、アドリブで動くこともあったという横浜。佐藤が「2人はヘッドギアつけてるから本当に当てていくんですよね」と舌を巻くと、坂東も「本当に目が怖いんですよ。入る瞬間、流星くん、目がキラッと…」と苦笑。そんな坂東に横浜は「ボクシング経験のある坂東くんだから当ててできた。信頼関係で成り立つものだなと思います」。

 練習を重ねて互いの仕上がりを確認していたという2人。横浜が「とくに坂東くんはどんどん変わっていきましたね」と言うと、坂東は「流星くんは初めて会ったときからバキバキだったんです。常に流星くんはバキバキなんでしょうね(笑)」と笑いをさそった。

 ボクシング実況も務める司会の赤平大アナウンサーは、ボクシング関係者に映画の感想や質問を聞いたと言い「関係者からも、横浜さんのレベルが本当に高い、と。特に足の運び、ステップ、ディフェンスの際のサイドステップ、コンビネーションを打つときの足の動き、これが素人ではできない、と。これは元東洋・太平洋チャンプからです」と紹介。

 横浜は「東洋・太平洋チャンプに少し認めてもらえたような。本当にうれしいですね、その言葉は」と感激しつつ「僕はずっと空手ベースだったので。格闘技を知らない人はほとんど一緒なんじゃないと思うかもしれないけど、逆に空手が足を引っ張ることしかなかったんですよ」と空手経験者だったからこその苦労を明かし「本当に松浦さんに親身に指導していただいて修正していきました」。

「空手のほうが(スタンスは)狭いかな。あとあまりフットワークを使わないですね。素手だし。フットワークはあまりいらない」と比較しつつ「最初の練習とか、僕、足が筋肉痛になりましたもんね」。松浦氏も「下半身の動きを見れば大体分かる。上半身だけでごまかしているとか。今回は足の動きも大丈夫なので(画を)引いても大丈夫」。

 そんな松浦氏が横浜のパンチについて「僕でもめちゃくちゃ痛い。浩市さんは大変だったと思います」と言うと、佐藤も「痛かったですよ、重たいし。でもそこを加減したら画が死んじゃうので。それは僕も流星も分かってるから」と本気のスパーリングを振り返っていた。

片岡鶴太郎「かっこいいと思うことしかやってない」芸人・ボクサー・芸術家・ヨガ実践家の経歴振り返る

2023.05.05 Vol.web original

 

 公開中の映画『帰れない山』の公開記念舞台挨拶が5日、都内にて行われ、ゲストとして片岡鶴太郎が登壇。映画にちなみ人生の転機について振り返った。

 北イタリアの雄大なるモンテ・ローザ山麓を舞台に、都会育ちのピエトロと、同い年の牛飼いブルーノの友情と成熟を描く。第75回カンヌ国際映画祭にて審査員賞を受賞した話題作。

 本作に感動のコメントを寄せていたという片岡。「見終わった後、自分はどうだったかなと重ね合わせながら、余韻に浸っていた」と振り返りつつ、好きなシーンを聞かれると、ピエトロとブルーノが気になる女の子について探り合うシーンをあげ「男同士の友情はお金の貸し借りとか女性の関係で崩れることが多いので気を付けないと。これは絶対です(笑)」と笑いをさそった。

 片岡は、父に連れられ幼少期から寄席に通っていた影響で芸人を目指したと振り返り「子どものころ舞台裏にサイン帳を持って行って、若いころの(立川)談志師匠にももらいに行ったんです。“何だい、見てたのかい”なんて言ってもらってね。楽屋での芸人さんの風情がめちゃくちゃかっこよくて迷うことなくその道に進みました。私はかっこいいなと思うものしかやってきてないんです」。

 物まね芸人やプロボクサー、芸術家、ヨガ実践家と多彩な経歴をたどってきた片岡。「人に相談してもいい加減なことを言うものですから。自分がやりたいとおもったことをひたすら信じてやってきました」と語り「自分の魂がやりたいと思ったことに素直に従うことが一番」と笑顔。

 主人公たちの深い友情の絆に「うらやましいとも思いました」という片岡。「今、私の中で一番信頼を置いて尊敬しているのはヨガのマスター」と変わらぬヨガへの情熱を見せていた。

片岡鶴太郎『麒麟がくる』で光秀と対立!「憎たらしいキャラクターを演じたい」

2020.10.18 Vol.Web Original

 片岡鶴太郎が18日放送の大河ドラマ『麒麟がくる』に初登場する。

 演じるのは室町幕府の執務を取り仕切る摂津晴門。幕府の存続を第一に考える保守的な人物で、光秀(長谷川博己)とは、幕府のありようをめぐって、ことあるごとに対立する。

「後半戦は、足利義昭を将軍とした新しい幕府があり、 幕府というステージに明智光秀が登場しますが、光秀がそこで最初に超えなければならない壁が晴門です。狡猾で裏でいろんなところに手を回している嫌な人物と、光秀はこれまで対峙する経験がなかったと思います」と、片岡。そのうえで「光秀は晴門との出会いによって、官僚的な晴門をどのように攻略していくのか考えていきますし、純粋な志と麒麟を求めている純真な心でそこを打ち破っていく、光秀の核心をつくるきっかけにもなったのではないかと思います」。

 プロデューサーには「今回は悪役です」と言われたという。

「光秀をどういじめていくか、どのような策略の中で光秀を動揺させるか、そして視聴者のみなさんにも「嫌なヤツだな」と思っていただけるか。官僚的な頭の良さと、エリートのプライドで、光秀をこれからどんどん追い 込んでいきます。やはり悪役がいないと、ヒーローは輝きませんからね。憎たらしいキャラクターを演じたいと思います。晴門の、さげすんだ眼つきや顔つきにも注目して」と、話している。

 18日放送の第28回「新しき幕府」では、ついに足利義昭(滝藤賢一)が上洛を果たし、勢いに乗った織田軍は周囲の三好勢を一掃する。先の将軍・義輝暗殺に関与していた疑いのある松永(吉田鋼太郎)の処分を巡って、織田側と三淵ら奉公衆の意見が割れる。義昭は信長(染谷将太)の意見に従う代わりに幕府の政務を代々将軍に仕えてきた摂津晴門(片岡鶴太郎)に任せることを認めてほしいという。幕府を腐らせてきた張本人ともいえる摂津の再起用に光秀(長谷川博己)と藤孝(眞島秀和)は胸騒ぎを覚え……。

『麒麟がくる』は、毎週日曜、総合で午後8時、BSプレミアムで午後6時、BS4Kで午前9時。再放送もある。

『麒麟がくる 』新たな出演者発表! 初大河の坂東玉三郎、美しい帝役に「大変緊張」

2020.08.15 Vol.Web Original

 30日に放送再開するNHK大河ドラマ『麒麟がくる 』が14日、新たな出演者として、大河ドラマ初出演となる坂東玉三郎、陣内孝則、片岡鶴太郎ら10名を発表した。

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