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舞台「天才バカボンのパパなのだ」が開幕。ゲネを終えた男性ブランコ浦井が「ようやくどういう芝居なのか理解できた」

2024.02.21 Vol.Web Original

 舞台「天才バカボンのパパなのだ」が2月21日から東京・下北沢の本多劇場で開幕した。今回の公演ではお笑いコンビ「男性ブランコ」の浦浦井のりひろ、「うるとらブギーズ」の佐々木崇博、「ジェラードン」のかみちぃ、「エルフ」のはるの芸人4人が演劇初挑戦にして日本を代表する劇作家・別役実の戯曲に挑んだ。

 同作は1978年に初演された作品。赤塚不二夫の漫画「天才バカボン」と別役の不条理な世界観が絡まり「脱線に次ぐ脱線で物語としての意味を成さず、気がついたら終わっているという内容」(演出の玉田真也)という難解なもの。

 公演に先駆け公開ゲネプロが行われ、その後の取材会では署長役の浦井が「少しだけですが初めてこの芝居を見る方にお客さんとして座っていただいて、ようやくこの舞台がどういう性質のものなのかというのが分かったというか“こういう芝居なんだ”ということが理解できたというか。早くお客さんの前でやってみたいなという気持ちでいる」と語るように観客や取材陣の反応にやっと手応えを感じたよう。

北村匠海 13歳からの盟友・三浦透子の初主演作舞台挨拶にサプライズで駆け付け“6分”で去る

2022.11.16 Vol.web original

 

 映画『そばかす』の完成披露舞台挨拶が16日、都内にて行われ、三浦透子、前田敦子、伊藤万理華、坂井真紀、玉田真也監督が登壇。本作に友情出演をした北村匠海がサプライズで三浦に花束を贈った。

 恋愛至上主義の世の中で、他人に恋愛感情を抱かない主人公・佳純が「自分は何者で、自分の幸せは何なのか」を発見していく姿を描く。

 2021年公開の『ドライブ・マイ・カー』(濱口竜介監督)のヒロイン役でも注目を集めた主演・三浦透子。映画単独初主演となった本作に「自分の人生のなかで大事にしたいなと思っていたことが、最初の自分の主演作という形で届けられるのはうれしい」と笑顔。

 佳純の同級生・真帆を演じる前田敦子とも「(主演が)透子ちゃんと聞いて、ぜひとも(出演)したいと思いました。あっという間に大好きになりました」「こちらこそです」とすっかり意気投合した様子。

 歌手としても活動する三浦は、本作の主題歌も担当。三浦は、音楽活動で大事にしていることが本作のテーマとも重なったと言い「これは歌わないといけないな、と。映画の音楽としても自分の曲としても自然に受け入れられる曲が作れるのではと製作に臨みました」と語った。

 この日は、本作に友情出演を果たしている北村匠海がサプライズで登壇。三浦に巨大な花束を手渡した北村が「こういうのイヤだろうなと思いながら渡させていただきました(笑)」と言うと三浦は「メチャメチャうれしいです(笑)」。

 ドラマ『鈴木先生』(2011年)で共演して以来の12年の仲という2人。当時三浦が14歳、北村は13歳。北村は「学園ドラマだったんですが、震災もはさんだ撮影だったこともあり、クラスメイト全員がすごく距離が近い現場でした」と振り返り、盟友・三浦の単独初主演ということもあり友情出演を快諾したと明かした。

 北村がどんな役を演じるかは見てのお楽しみとのことで、三浦は「次に共演できるときってどんな役だろうなとお互い思っていたところで、こういう役なんだというのが面白くもあり、しっくりするところでもあり」。

 わずか1日の撮影だったという北村に玉田監督は「そうやってほしいんですよというのを細かく言ってないのにバシッとやってくれる。本当にいい俳優さん」とべたぼめ。

 この日、北村は過密スケジュールの中、駆け付けたようで、約6分間の登壇で退場。北村は「撮影期間も短く、登壇時間も短くて(笑)」と苦笑しつつ「本当にこの作品と関われてよかった。最近の彼女の活躍を見ていて“私は細々とやるよ”と毎日言っていたのを思い出してうれしくなりました」と明かし、三浦を苦笑させていた。

 『そばかす』は12月16日より新宿武蔵野館にて公開。

又吉直樹が渡辺大知と奈緒らに感謝「すごい気持ち悪いエッセイ」が切ない恋物語に!映画『僕の好きな女の子』公開

2020.08.14 Vol.Web Original

 又吉直樹のエッセイを映画化した『僕の好きな女の子』が公開、14日、主演の渡辺大知と奈緒、玉田真也監督、そして又吉が揃って初日舞台あいさつに立った。新型コロナウイルスの影響で登壇者は別の場所からあいさつするリモート形式で、渡辺は「こんなに距離感のつかめない舞台あいさつは初めて…」と苦笑いしながらも、映画館で作品を鑑賞し終わったばかりの観客と切ない想いをシェアした。

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