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秋山準が彰人を退けEXTREME王座V3に成功し、3・21後楽園で鈴木鼓太郎と師弟対決へ。若手リーグ戦決勝は高鹿佑也vs正田壮史に【DDT】

2023.02.19 Vol.Web Original

 DDTプロレスが2月18日、名古屋国際会議場イベントホールで「友情、努力、勝利 in NAGOYA 2023」を開催した。DDT EXTREME王者の秋山準が「環境利用闘法マッチ」で彰人を退け、3度目の防衛に成功。3月21日、東京・後楽園ホールでのV4戦は、鈴木鼓太郎と通常ルールで師弟対決に臨むことになった。

 挑戦者の彰人が要望した変則ルールは、4つのコーナーのマットを外し、セカンドロープとサードロープに2本のロープを十字にクロスする形で張った中で戦うもの。そのほかは通常のプロレスルールと同等。

 序盤、彰人が金具むき出しのターンバックルに秋山をぶつければ、秋山は張られたロープで首を絞めて反撃。レフェリーが昏倒して不在のすきに、彰人はトップロープにもロープを張り、3本のロープに秋山の両腕を絡めて足攻撃。さらに彰人はロープを使って秋山の急所に打ち付けて丸め込むもカウントは2。怒りの秋山は彰人の背中にヒザを連打。エクスプロイダーからロープを利したリストクラッチ式首固めでピンフォール勝ちを収めた。

2・18名古屋での秋山vs彰人のEXTREME王座戦は“環境利用闘法マッチ”に。彰人「ベルトを白から紫に戻して防衛ロードを積んでいきたい」【DDT】

2023.02.04 Vol.Web Original

 DDTプロレスが2月3日、東京・渋谷区のAbemaTowersで18日の名古屋国際会議場イベントホール大会に向け、調印式と記者会見を行った。王者・秋山準vs挑戦者・彰人のDDT EXTREME選手権戦は史上初の「環境利用闘法マッチ」で行われることが決まった。
 
 同王座戦は本来、王者側がルールを指定できるが、秋山は初V戦(対スーパー・ササダンゴ・マシン)、V2戦(対アントーニオ本多)同様、挑戦者に委ねる意思を示した。そこで、彰人は4つのコーナーマットをすべて外し、持ち込んだ2本の緑のロープを、2面のセカンドロープとサードロープに十字の形に張るルール(そのほかは通常プロレスルール)を提案し、秋山が受諾した。十字に張られた緑のロープではロープエスケープにはならない。
 
 彰人によると、この戦い方は、刃牙シリーズのキャラクター・ガイアが、ずっと噛ませ犬ポジションでそんなに強くないが、環境利用闘法という戦い方で、作中の四天王的存在だった死刑囚に勝つことができたという。それをプロレスに持ち込むもので、彰人は「それがあることで秋山選手に勝つ確率がかなり上がる」とのこと。
 
 調印を済ませた彰人は「僕にとってEXTREMEのベルトは紫色。紫色のEXTREMEがずっと好きだった。秋山選手が白にしたいと言って白にした。それはチャンピオンが決めることなので、それでいいと思っていて。ただ僕がこのベルトを取り戻した暁には、しっかり紫に戻して、もう1度紫のEXTREMEのベルトとして防衛ロードを積んでいきたいと思います」と意気込み。

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