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竹原魁晟が規定体重をクリアできず「戦わずして勝つ男」上原平が不戦勝で王者に。「決着をつけてベルトを巻きたかった」【修斗】

2024.07.22 Vol.Web Original

 プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2024 Vol.5」(7月21日、東京・後楽園ホール)で開催予定だった「環太平洋フェザー級チャンピオン決定戦」は上原平(リバーサルジム横浜グランドスラム)が不戦勝で第12代王者に認定された。

 上原は竹原魁晟(THE BLACKBELT JAPAN)と対戦の予定だったのだが、竹原が体重調整中に体調不良を起こし、前日計量の会場に来ることができず、試合は中止に。上原は規定の時間内に契約体重をクリアしたため、公式記録は上原の不戦勝となった。王座決定戦についても上原が王者と認定され、この日は王座戴冠セレモニーが行われた。

 上原は「戦わずして勝つ男・上原平です。やっぱり本音を言えば試合をしたかったし、決着をつけてベルトを巻きたかったなというのが本音でございます。しかし、この栄誉あるベルトを巻けたことはすごい光栄なことでございますので。自分自身の力だけではなく、日頃支えてくれる家族や友人、ジムの方々、練習仲間だったり応援してくれる方々、修斗の関係者も含めてですが、すべての皆様のお陰で僕はここに立って生きていけてるなと今回実感したので、今後も頑張って世界のベルトに向けて、人一倍努力していきたいと思います」と挨拶した。

 2人は昨年行われた「インフィニティリーグ2023 フェザー級」に出場し、竹原が優勝し上原は準優勝。リーグ戦ではドローに終わっていた。優勝者と準優勝者で今年3月の後楽園大会で王座決定戦を行う予定だったのだが、竹原の負傷により今大会に延期されていた。

引退の元環太平洋王者・石橋佳大が「皆さんが僕に修斗の激闘王という役を与えてくれた」と感謝【修斗】

2022.07.18 Vol.Web Original

2016年にはMVPとベストバウトを受賞

 元修斗環太平洋フェザー級王者の石橋佳大がプロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2022 Vol.5」(7月17日、東京・後楽園ホール)で引退エキシビションマッチと引退セレモニーを行った。

 石橋は2009年にプロデビューしたものの1勝4敗と黒星が先行。その中にはデビューしたての堀口恭司との対戦もある。しかし2013年2月の梶川卓戦から覚醒し5連勝で、2014年に根津優太の持つ環太平洋フェザー級王座への挑戦にたどりつくが激闘の末、KO負け。しかし2016年には安藤達也、岡田遼をともにスリーパーホールドで破り、ついに環太平洋王座を獲得。この一連の戦いが評価され、2016年のMVPとベストバウトを受賞した。2017年には現在、ONEで活躍する佐藤将光と環太平洋王座の防衛戦と世界王座決定戦で2度対戦し、ドローと判定負けだったがどちらも会場を熱くさせる激闘だった。

 また2017年にはRIZINで行われたバンタム級トーナメントに参戦。1回戦でカリッド・タハと対戦し、序盤は得意のグラウンドであわや一本勝ちの場面を作ったが、逆転のKO負けを喫した。

3・21修斗 竹中が無敗で環太平洋フェザー級王座奪取

2016.03.22 Vol.662

 プロフェッショナル修斗公式戦が3月21日、東京・後楽園ホールで開催された。
 メーンで行われた「環太平洋フェザー級チャンピオン決定戦」で竹中大地(同級1位)が小蒼卓也(同級5位)を1R2分41秒、スリーパーホールドで下し第5代王者となった。
 竹中は2013年の修斗デビュー以来、無敗。昨年11月には土屋大喜、安藤達也といったフェザー級のトップ選手を破った佐藤将光を完封し、この舞台に上がってきた。
 小蒼は昨年行われたインフィニティリーグで優勝し、挑戦権を獲得した。
 試合は竹中の強烈な左ミドルからスタート。続けざまの左ハイキックにバランスを崩した小蒼だったが、タックルからバックを奪う。しかし竹中は体勢を入れ替え、コーナーに押し込むと足をかけテイクダウンに成功。小蒼はスイープして上を取り、パウンドを落とすが竹中は跳ね上げスタンドへ。すぐにタックルへいった小蒼を竹中がつぶしてバックを奪うとスリーパーホールドへ移行。これがズバリとはまって小蒼は無念のタップ。竹中が勝利を収めた。

修斗 9・27後楽園大会で根津vs石橋の環太平洋フェザー級戦

2014.07.20 Vol.621

 プロフェッショナル修斗の公式戦「SHOOTO GIG TOKYO Vol.17」が19日開催。メーンで行われた環太平洋フェザー級次期挑戦者決定戦で石橋圭太が直撃我聞を1R3分22秒、スリーパーホールドで破った。
 前戦でZST王者の藤原敬典を破り3連勝中の直撃と、現在4連続1R一本勝ちで環太平洋の7位にランクアップした石橋。現在、このクラスで最も勢いのある2人の対戦だったが、石橋の勢いが直撃をのみこんだ。
 ゴング早々に直撃の右フックを交わしてタックルからバックを奪った石橋がロープ伝いに逃げる直撃を離さずバックマウントからパンチ。そしてそのままスリーパーを決め一本勝ちした。

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