田上「目標は堀口恭司選手」
アマチュア修斗の最高峰「第25回全日本アマチュア修斗選手権」が10月14日、神奈川・小田原アリーナで開催された。
今年も男子7階級、女子3階級でトーナメントが開催された。
男子ストロー級では16歳の田上越累が決勝で内田滝琉を破り、初出場初優勝を果たした。
田上はシュートボクシング(SB)出身で総合格闘技歴は1年。持ち前の強烈な打撃で2回戦の畠山隆弥戦ではKO勝ちを収めた。
決勝では内田が早めにタックルを仕掛け、田上に打撃を出させない。ケージを背になんとかテイクダウンを許さない田上だったが、我慢の展開が続く。2Rも開始早々、しつこいタックルを仕掛ける内田。さばいて逃げる田上だったが内田のタックルは止まらない。
しかし、試合時間が1分を切ったところで田上が狙いすました飛びヒザ一閃。見事に内田の顔面をとらえ、2R2分25秒、KOで勝利を収めた。