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青木真也vs世羅智茂はドロー。青木は試合後、魂のメッセージ【Road to ONE】

2020.04.18 Vol.Web Original

新型コロナの影響で無観客で開催

 Road to ONE実行委員会が主催する「Road to ONE:2nd」が4月17日、開催された。今大会は新型コロナウイルスの感染拡大の防止から無観客で開催された。

 メインでは元ONE世界ライト級王者の青木真也(EVOLVE MMA)と2017年IBJJFアジア選手権黒帯フェザー級準優勝の柔術家・世羅智茂(CARPE DIEM)がグラップリングマッチで対戦した。試合は10分1R、タイムアップの場合は判定はなくドローとなるルールで行われた。

 試合は世羅がいきなりシッティングでグラウンドに誘う。青木はハーフガードの状態からガードに入るとそのままケージに押し込んでいく。ケージでの戦いに不慣れな世羅は青木との間にスペースが作れずやや苦しい展開。しかしクローズドガードでしのいでいく。

 青木は手首を握ってコントロールしようとすると世羅は横に動く。そして世羅はクローズガードから4の字ロックに移行。青木は中腰になり、クローズドガードを外しに行くが世羅はがっちり。

田中路教がUFC再挑戦へ鮮やかな一本勝ち【10・29 GRANDSLAM】

2017.10.30 Vol.Web Original

MMA無敗のボリントンを圧倒
 総合格闘技イベント「GRANDSLAM」(10月29日、東京・GENスポーツパレス)のメーンで元UFCファイターの田中路教がホジェリオ・ボントリンと対戦。3R2分27秒、チョークスリーパーで勝利を収め、再度のUFC挑戦に向け、大きな一歩を踏み出した。

 当初はパンクラスのバンタム級2位、ハファエル・シウバと対戦予定だったのだが、ケガのためボントリンに変更となった。しかしこのボントリンはMMAで12勝1ノーコンテストの強豪。8月にブラジルで行われた大会では、パンクラスに参戦経験のあるリルデシ・リマ・ディアスからTKO勝利を収めるなど、決して楽な相手ではない。

 田中は1Rから積極的に仕掛けテイクダウンからグラウンドで上のポジションを取るが、ボントリンは巧みなディフェンス。田中はコツコツとパンチを放ちチャンスをうかがう展開となる。一瞬のスキを突いたボントリンが下から腕十字を狙い、一瞬ヒヤリとさせたが田中は冷静に対処し脱出。その後も田中はグラウンドでのヒジも交えボントリンを追い込んでいく。ラウンド終了間際にバックを奪ったボントリンが反り投げからスリーパーを狙うも田中はここでも慌てることなく危機を回避。

 2Rもグラウンドで上のポジションを奪う田中だったが、ボントリンは下からヒジで反撃。鈍い音が会場に響くが、田中も上からヒジで反撃。サイドポジションを奪うなど、主導権は渡さない。3Rもボントリンのパンチにタックルを合わせテイクダウンに成功するとサイドポジションに移行しパウンドにヒジ。背を向けたボントリンのバックを制し、背中に乗るとチョークスリーパー。ボントリンは田中を背負ったまま立つと、後ろに叩きつけるが田中は離さず、なおも締め上げるとボントリンはたまらずタップした。

元UFCファイター田中路教がパンクラス2位のシウバと対戦【10・29 GRANDSLAM.6】

2017.09.16 Vol.Web Original

田中「またUFCへ行くために、レベルの差を見せつけて勝つ」
 勝村周一朗がプロデューサーを務める総合格闘技イベント「GRANDSLAM.6」が約1年の沈黙を破り、10月29日に開催されることが発表された。

 9月16日に都内で会見が開かれ先行して3試合を発表。メーンでは元UFCファイターの田中路教がパンクラスのバンタム級2位のハファエル・シウバと対戦。セミファイナルではGRACHANバンタム級王者・堀友彦とZSTバンタム級王者・柏﨑剛の王者対決が実現。昨年の大会に出場予定だったものの直前のケガで欠場となった元PXCライト級王者の加藤忠治と能登崇の試合が発表された。

 会見には田中と堀が登壇。今大会の開催について相原雄一代表は「この時期に大会を開く予定はなかった。しかし現在の田中選手の状況を聞き“いまやらないと”と思い開催を決めた」とある意味、田中ありきの大会であることを明かした。また勝村氏も「田中はもともと高校生のころから指導していた選手。その田中が“9月か10月にどうしても試合がしたい。よそじゃなくGRANDSLAMで試合がしたい”ということだった。田中がもう一度UFCにいくためには、いまこのタイミングで試合をやらせないと、と開催を決めた。堀選手とも昔から一緒に練習していたし、柏﨑、加藤の両選手にも昔から出てもらいたいという思いがあった。きっかけは田中だったが、結果としていい大会ができそう」と話した。

 シウバからは「先日のタイトルマッチでパンクラスの王座は逃してしまったが、また王座にたどり着くための再起戦としてUFCを経験した田中はベストな相手。ここで力の差を見せつけてまた石渡に挑みたい」というコメントが送られたのだが、これを受け田中は「僕が目指しているのはまたUFCの舞台に上がること。その再スタートとして大事な一戦だと思っています。シウバ選手はいい選手だとは思うが、UFCに上がろうと思うなら、ここでレベルの差を見せつけて勝たなきゃいけない相手。なんか下に見られているみたいですけど(笑)。試合で見せられれば、と思います」と話した。

修斗がUFC FIGHT PASSで世界配信決定

2016.04.20 Vol.664

「UFC FIGHT PASS配信会見」が20日、都内で開かれ、4月23日に開催されるプロフェッショナル修斗公式戦MOBSTYLES Presents「 FIGHT&MOSH」千葉・舞浜アンフィシアター大会からUFC FIGHT PASS(UFCファイトパス)でのライブ配信が始まることが発表された。
 UFC FIGHT PASSは月額9.99ドル(契約日数にて価格が変動)でUFC FIGHT NIGHTをはじめとした世界各国で行われる格闘技イベントのライブ配信や過去のUFCやWEC、PRIDE等の試合動画がPC、タブレットPC、スマートフォンなどで視聴できる会員制動画サイト。
 日本円にして月額約1000円という安価なことから格闘技ファンの間では人気のサイトだ。
 会見の冒頭、舞浜大会の主催者で修斗公式戦を多く主催するサステインの坂本一弘代表が挨拶。
「1年以上の交渉の末、実現しました。総合格闘技を(世界で)一番最初に始めたのが(修斗の創始者で)私の先生である佐山サトル。佐山サトルがMMAを始めなければ今のような状況はなかったかどうかは分かりませんが、少なくとも私はここに立っていることはなかった。誰がMMAを作ったのかということを説明させていただいて、そういうことをUFCの方々にしっかり理解していただいたうえでこういう流れになりました。MMAの中で一番長い歴史を持つ修斗の映像がファイトパスに流れることは歴史を掘り起こす、見直すという意味でも非常に画期的なことだと思います」と経緯を説明。そして「私の先生である佐山サトルが作ったMMAを世界中に広めてくれたUFCには感謝したい」とも話した。

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