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劇団ONEOR8新作公演『かれこれ、これから』5月31日から上演開始。シェアハウスを舞台とした恋愛にまつわる悲喜こもごも

2024.05.29 Vol.758

 劇団ONEOR8は舞台芸術学院出身者で1998年に結成され、今年で26年目となる。

 作・演出を務める田村孝裕が主に描く世界はありふれた日常的空間。物語はそこで暮らす市井の人々のなんてことのない日常が淡々と進む。特別な大事件が起こるわけではないが、そこにはしっかりとしたドラマがあり、ONEOR8の作品を見ていると実は“つまらない人生”なんてものはないんじゃないかと思わされる。

 今回は約1年半ぶりの新作公演。作品の舞台はとあるシェアハウスで、ここに住む10数名の男女が織りなす必然的に生まれた恋愛にまつわる悲喜こもごもが描かれる。

 今公演のコンセプトは「若い男女がたくさん登場する」というもの。そのため、座長を務める恩田隆一はこの1年半、若い俳優を探すため多くの舞台を観劇し、実際に会って話をしたりという時間を過ごしてきたという。

 その結果、今回は10人の若い俳優たちが出演。さらに過去に出演経験のある保倉大朔、異儀田夏葉に富川一人といった小劇場界の実力派の中堅俳優3人を加え、旗揚げ以来最大人数となる16人での舞台となる。

 また1・2日14時、3日13時の回は終演後にアフタートークが行われる。

風間俊介、倉科カナ、中川翔子、前田亜季が新宿御苑で共同生活? 新作舞台のビジュアル公開

2021.03.12 Vol.Web Original


 4月上演の舞台『パークビューライフ』のビジュアルが12日、公開された。

 舞台は、風間俊介、倉科カナ、中川翔子、 前田亜季が出演。孤独な人生を送っていた男性と、職を失ったアラサーシングル女性3人とが、新宿御苑を見下ろすビンテージマンションで共同生活することになり、性格の異なる4人が、お互いの欠点も受け入れながら共に生きていく物語。ほろ苦く心温まるエピソードを綴る、会話劇だ。

 脚本は『ちゅらさん』『ひよっこ』などの岡田惠和、演出は田村孝裕が担当。2019年秋に上演された舞台『不機嫌 な女神たち プラス1』のタッグが再び実現する。 岡田は「世界の片隅に生きる人たちに、ちゃんと幸せが訪れますように、神様に彼と彼女たちをちゃんと見てあげてほしいという祈りのような物語です」とメッセージを寄せている。

 風間は、物語に一瞬で心を奪われたといい、「この物語の一部になれたなら幸せだろうなと思いました。この舞台に触れた人が、明日を生きる力を得るような気がします。そして、僕もその中の一人になりたいです」と意気込んでいる。

 東京公演は、4月7~18日に世田谷パブリックシア ター、大阪公演は23~25日にサンケイホールブリーゼ。5月1・2日に愛知公演がウィンクあいち 大ホールである。チケット一般発売は、3月14日10時~。

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