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暖かいイエナカ鑑賞で熱くなる? 身震いする?【DVD & Blu-ray】『死刑にいたる病』『異動辞令は音楽隊!』

2023.01.30 Vol.753

『死刑にいたる病』

 ミステリー作家・櫛木理宇による同名小説を『凶悪』『孤狼の血』シリーズの白石和彌監が映画化。

 24件の殺人容疑で逮捕されてそのうち9件が立件され死刑判決を受けた凶悪犯・榛村大和。しかし榛村はたった1件だけ冤罪を主張する…。

 史上最悪の連続殺人鬼・榛村大和を渾身の演技で体現した阿部サダヲの怪演や、予測できない戦慄の展開が大いに話題を呼んだ大ヒット作。

 榛村の“表の顔”と“裏の顔”を不気味に演じ分けながら衝撃のラストへと見る者を導いていく阿部の存在に身震い必至。共演には、殺人鬼“真犯人捜し”の依頼を受ける青年・雅也役に話題作への出演が続く岡田健史。事件を捜査する雅也の行く先々に現れる謎の男・金山役に岩田剛典。雅也の母・衿子役に中山美穂と個性が光る俳優陣が集結。

STORY:ある大学生・雅也のもとに届いた一通の手紙。それは世間を震撼させた稀代の連続殺人鬼・榛村からだった。「罪は認めるが、最後の事件は冤罪だ。犯人が他にいることを証明してほしい」。過去に地元のパン屋で店主をしていた頃には信頼を寄せていた榛村の願いを聞き入れ、事件を独自に調べ始めるが…。

高杉真宙「君は二枚目より三枚目が似合うと監督から言われ『ゴチ』に生かしてます」

2022.07.28 Vol.web original

 映画『異動辞令は音楽隊!』完成披露舞台挨拶が28日、都内にて行われ、阿部寛、清野菜名、磯村勇斗、高杉真宙、見上愛と内田英治監督が登壇。初挑戦の楽器を猛特訓したエピソードで盛り上がった。

『ミッドナイトスワン』などを手がけた内田英治監督が愛知県警察音楽隊のフラッシュモブ動画から着想を得て生まれたオリジナル作品。

 本作では、現代にそぐわない“コンプラ無視”の鬼刑事を演じた主演の阿部だったが、部下役の磯村から「阿部さんが現場でカブトムシをポケットに入れていたという噂を聞いた」と暴露されると、気恥ずかしそうに「肩にクワガタが飛んできたので、ちょっと入れておこうと…。それを見た照明さんが、もっと飛んできてますよと言ってさらに持ってきてくれて3匹になった」と明かし、会場もほっこり。

 阿部とともに音楽隊のメンバーを演じた高杉は「内田監督からは、衣装合わせののときに“もっとダサく、ダサく”と言われました。あと“君は二枚目より三枚目が似合うね”と3回くらい言われたので今『ゴチになります!』で生かしています(笑)」と明かし、内田監督も「こういうかっこいい役者さんを見ると、つい汚したくなるんです(笑)」と冗談めかし、笑いをさそった。

 圧巻のドラム演奏を披露する阿部をはじめ、音楽隊のメンバーはほとんどが未経験の楽器に挑んだとのこと。トランペットを担当した清野菜名が「まず音を出すのが難しい楽器で、そこが苦戦の第一でした」と猛特訓を振り返ると、高杉も「皆さんがいたから頑張れた。自分1人だけとかプライベートだったらここまでできなかった」。阿部も「最初にみんなで集まったとき、いきなり最後まで演奏しようと言われた。そしたらみんなが助け合って、ちゃんとセッションになっていたんです。そのときにこの映画の意味が分かりました」と、思いを語っていた。

 映画『異動辞令は音楽隊!』は8月26日より公開。

阿部寛のドラム演奏に“音楽隊仲間”清野菜名と高杉真宙が感動「予告映像でも鳥肌」

2022.07.28 Vol.web original

 映画『異動辞令は音楽隊!』完成披露舞台挨拶が28日、都内にて行われ、阿部寛、清野菜名、磯村勇斗、高杉真宙、見上愛と内田英治監督が登壇。初挑戦の楽器を猛特訓したエピソードで盛り上がった。

『ミッドナイトスワン』などを手がけた内田英治監督が愛知県警察音楽隊のフラッシュモブ動画から着想を得て生まれたオリジナル作品。

 主演・阿部は今回ドラムに初挑戦し圧巻の演奏シーンを披露。「まったくやったことがなくて、最初はどれを叩いたらいいのかも分からなかった」と苦労を振り返った阿部だが、清野が「練習から見ていて、どんどんアップデートする阿部さんに尊敬と、本当にかっこいいなという思いでした」と言えば、高杉も「阿部さんの演奏を生で見れたというだけでも参加できてよかったと思う。映画を見た僕でも予告編で毎回、鳥肌が立つんです」と大絶賛。

 劇中では、清野や高杉ら音楽隊のメンバーのほとんどが未経験の楽器を吹き替えなしで演奏しているといい、阿部は「久ぶりに部活に出たみたいな感じでした」と苦楽を共にしたメンバーとの絆を振り返った。

 演奏シーンが無かったという刑事役の磯村が「刑事をしている自分が申し訳なくなるくらい感動しました」と言うと、司会が磯村に“何か楽器を始めたら”と提案。すかさず阿部から「楽器、何がいい?」と畳みかけられた磯村が苦笑しつつ「阿部さんの横でパーカッションとかマラカスくらいなら…」と答えると、内田監督が「『3』まで構想があるので何か難しい楽器を考えておきます」と請け負い、会場の笑いを誘った。

 7月22日(現地時間)に開催されたニューヨーク・アジアン映画祭では、阿部が日本人初となるスター・アジア賞を受賞。阿部とともに現地に飛んだ内田監督は「阿部さんのスピーチはめっちゃアメリカの観客にウケていました」と明かしつつ、大盛り上がりのワールドプレミア上映を振り返っていた。

 映画『異動辞令は音楽隊!』は8月26日より公開。

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