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榊原CEOが吉成名高に直接謝罪。大晦日の天心戦めぐる一連の騒動にピリオド【RIZIN】

2022.02.25 Vol.Web Original

「悪く思って話したわけではないが、思いが余って言葉が強くなってしまった」

「RIZIN LANDMARK vol.2」(3月6日)の追加対戦カード発表会見が2月25日に行われ、吉成名高(エイワスポーツジム)の参戦が発表された。KNOCK OUT-REDスーパーフライ級王者の白幡裕星(Battle-Box)と52.5kgでヒジありのキックボクシングルールで対戦する。

 吉成はRIZINには2020年8月に初参戦し、すべてKOで4連勝。昨年大晦日の那須川天心のRIZINでのラストマッチの相手としてRIZIN側がオファーしたものの、契約体重、ルール面で折り合わずに辞退。その経緯を説明する際に榊原信行CEOが「天心の前に立つ勇気が無かった。それだけだと思います」などと批判的なコメントをし、翌日に「言い過ぎた」と謝罪する騒動となっていた。

 会見では榊原氏が吉成を呼び込むと「決して吉成選手のこととか、ムエタイのこととか、エイワジムさんのことを悪く思って、敵意を持って話したわけではないが、思いが余って私の言葉が強くなってしまったり、表現がひどい形になってファンの方とかムエタイを愛する選手、関係者に不愉快な思いをさせてしまったことをこの場を借りて深くお詫びしたい。すいませんでした」と直接謝罪。続けて「謝っても遅いかもしれないが、本当に名高と天心の試合を組みたかったし、名高選手にチャレンジしてほしいという、選手側とは別の思いの中でその思いが強すぎて言い過ぎた部分がありました。私の発言をきっかけにして吉成選手と我々の間にすきま風が吹いたのも事実ですし“なんだよRIZIN”と名高選手が思ったかもしれません。ただ、ここまで心ある関係者の皆さんにすごく心配していただき、多分、吉成選手のほうにも多くの人たちから、なんとかRIZINと吉成名高、エイワジム含めてムエタイの皆さんとの関係値を改善するべく、心ある人たちがいろいろ間に入っていただいて、関係修復に動いていただけたおかげで、こうして2人して(会見ができている)」と周囲の関係者への感謝の言葉を述べた。

 そして「今まで起きたことは起きたこと。ここからはリセットして、すでにルンピニーとラジャダムナンの2冠を持っている名高ですが、2022年はさらにムエタイで前人未到のチャレンジをするとも聞いていますし、RIZINの中でも新しいキックの世界を作り出していってくれる、それだけの存在だとも思っているので、お互いに過去を清算して、手を携えて未来を築いていこうということになったことを今日、発表させていただきます。仲直りしました」と続けた。

 吉成も「自分は那須川選手と試合をすることを一つの大きな目標としてキャリアを積んできたんですが、天心選手がキックを卒業する大晦日までに自分の準備が整えばと思って日々精進したんですが、ヒジなしのキックボクシング、55kgのルールでは自信を持って天心選手の前に立つ心技体がまだ準備ができていないなと、断腸の思いだったんですが大晦日の試合のオファーをお断りさせていただきました。その試合を楽しみにしてくださっていたファンの皆さんにはこの場を借りて心からお詫び申し上げたいと思います。申し訳ありませんでした」とファンに謝罪した。

 また榊原氏は「しっかりとマッチアップできる前に先走った部分があったかと思います。それがファンに間に変な形で、両選手が試合を受けるとか受けないとかという議論を呼んでしまったことをプロモーターとしても反省しています。大晦日の前の昨年の6月にも天心と名高がやるんじゃないかという話もあった。実際に名高選手にも打診はしました。ただ年末でも55kgでヒジなしのキックボクシングルールがなかなか難しいということで最終結論に至り、その半年前はまだまだ無理だということで、6月に関して言うと天心選手には正式にオファーすることもなく、RIZINサイドでは消えたカードなんですが、一部のファンの中で“名高が逃げた”“天心が逃げた”という議論になった。それくらい期待は高かったんだと思うが、決してそういうことではなくて。天心選手に至っては正式にオファーが来てない状況だったと思う」などと昨年、6月の東京ドーム大会の際にもSNS上で取りざたされた那須川vs吉成戦の裏側も説明し、両選手ともに“逃げた”という議論の俎上に上がる段階ではなかったことを訴えた。

REDスーパーフライ級王者の白幡裕星が老かいなサンチャイに判定負け【KNOCK OUT】

2021.09.26 Vol.Web Original

「KNOCK OUT 2021 vol.4」(9月25日、東京・後楽園ホール)でKNOCK OUT-REDスーパーフライ級王者・白幡裕星(橋本道場)がサンチャイ・TEPPEN GYM(タイ/TEPPEN GYM)と対戦し、まさかの判定負けを喫した。

 白幡は今年2月に王者・老沼隆斗に挑戦し判定勝ちを収め王座獲得。6月にはプロボクシング元日本ライトフライ級王者の悠斗に判定勝ちを収めている。

 対するサンチャイは現在、那須川天心らが練習するTEPPEN GYMでトレーナーを務め、戦績は129戦97勝(34KO)25敗3分の33歳。2019年4月に老沼と対戦し0-2、2020年には大崎孔稀に1-2と敗れているが、いずれも際どい判定でのもの。前戦では石井一成にKO負けを喫している。

白幡裕星が元ラジャダムナン王者のサンチャイと対戦。「今回のテーマは“完封”」【9・25 KNOCK OUT】

2021.08.12 Vol.Web Original

 KNOCK OUTが8月11日、東京都内で「KNOCK OUT 2021 vol.4」(9月25日、東京・後楽園ホール)のカード発表会見を開催した。

 スーパーファイトでKNOCK OUT-REDスーパーフライ級王者・白幡裕星(橋本道場)が元ラジャダムナンスタジアム認定ミニフライ級王者サンチャイ・TEPPEN GYM(タイ/TEPPEN GYM)と対戦する。

 白幡は今年2月に王者・老沼隆斗に挑戦し判定勝ちを収め王座獲得。6月にはプロボクシング元日本ライトフライ級王者の悠斗に判定勝ちを収めている。

 サンチャイは現在、那須川天心らが練習するTEPPEN GYMでトレーナーを務め、戦績は129戦97勝(34KO)25敗3分の33歳。2019年4月に老沼と対戦し0-2、2020年には大崎孔稀に1-2と敗れているが、いずれも際どい判定でのもの。前戦では石井一成にKO負けを喫している。

REDスーパーフライ級王者・白幡裕星が元ボクシング日本王者・悠斗に完勝【KNOCK OUT】

2021.06.13 Vol.Web Original

今年2月に王座獲得。いきなり難敵と対戦

「KNOCK OUT-EX 2021 vol.2」(6月12日、東京・新宿FACE)のメインイベントでKNOCK OUT-REDスーパーフライ級王者の白幡裕星(橋本道場)が悠斗(東京町田金子ジム)と対戦し3-0の判定勝ちを収めた。

 白幡は今年2月の「REBELS ~The FINAL~」で王者・老沼隆斗(STRUGGLE)を破り王座を獲得。今回は王者としての初陣だった。

 対戦相手の悠斗は「高橋悠斗」のリングネームでプロボクシングで活躍し、日本ライトフライ級王座も獲得した強豪。引退の経緯も昨年の新型コロナウイルスの感染拡大の影響で試合が延期になったことなどから「自分がベストな状態で試合に挑むことは不可能だと感じた」という理由で王座を返上して引退というもの。決してケガや力が衰えてというわけではなく、おまけにボクシングの前はキックボクシングでもプロデビューし、ニュージャパンキックボクシング連盟(NJKF)のフライ級の上位ランカーとして活躍した実績を持つ。白幡にとってはいきなり厄介な相手をぶつけられた格好となった。

スーパーフライ級新王者・白幡にいきなり難敵。初参戦のボクシング元日本王者・悠斗と対戦【5・22 KNOCK OUT】

2021.04.14 Vol.Web Original

プロボクシングの前はキックボクシングでも活躍

「KNOCK OUT 2021 vol.3」(5月22日、東京・後楽園ホール)の追加対戦カード発表会見が4月14日、東京都内で開催された。

 2月に行われた「REBELS ~The FINAL~」で王者・老沼隆斗(STRUGGLE)を破り「REBELS-REDスーパーフライ級王座」を獲得しKNOCK OUT-REDスーパーフライ級王者に認定された白幡裕星(橋本道場)が王座戴冠後の初戦に臨む。

 その対戦相手はプロボクシング元日本ライトフライ級王者・悠斗(東京町田金子ジム)となった。

 悠斗は「高橋悠斗」のリングネームでプロボクシングで活躍。2019年10月に日本ライトフライ級王座を獲得するも、2020年4月に新型コロナウイルスの感染拡大の影響で試合が延期になったことなどから「自分がベストな状態で試合に挑むことは不可能だと感じた」と王座返上と現役引退を発表した。プロボクシングでの戦績は15戦11勝(5KO)4敗。

 悠斗はボクシングの前はキックボクシングでも活躍。国学院大学時代の2011年には「全日本学生キックボクシング連盟」のフライ級王者に輝き、キックでプロデビュー後はニュージャパンキックボクシング連盟(NJKF)のフライ級の上位ランカーとして活躍した実績を持つ。

日菜太を破った海人が改めて「対世界」に自信。対戦アピールのRISE王者ベイノアには「興味ない」【REBELS】

2021.03.01 Vol.Web Original

日菜太のミドルに「世界にも通用させてきた、70kgのミドルなんやなと思った」

 REBELSの最終興行となる「REBELS ~The FINAL~」(2月28日、東京・後楽園ホール)の一夜明け会見が3月1日、東京都内で開催された。

 ダブルメインイベントの第2試合、文字通りのREBELS最終試合で王者・日菜太(クロスポイント吉祥寺)を破り、REBELS-BLACK スーパーウェルター級王者となったシュートボクシング(SB)のエース海人(TEAM F.O.D)が改めて「対世界」への思いを口にした。

 海人は「昨日は初出場なのにREBELSさんの最後という偉大な大会に出場させてもらい光栄に思っています。日菜太選手に“世界に行ってきれくれ。通用する”と言われたので、その言葉に恥じないようにしっかり覚悟を決めて、このベルトもしっかり自分のものとして誇れるように世界に挑んでいきたい」と話した。

 試合については「もっと蹴ってくると思っていたが、思ったよりパンチが多かったし、姿勢も低かった。序盤から腹にヒザが入っていったので、想定にはなかったが後半に顔面に持っていこうかなという作戦に途中から変えた」と振り返った。

 対戦した日菜太の印象については「数は少なかったものの左ミドルの重さは、僕も70kgに上げて、それなりの選手ともやらせてもらったが、その中でも重かった。日本人に対しても世界にも通用させてきた、70kgのミドルなんやなと思った。質などはタイ人選手もすごいが、重さは体重も上なので、腕にずしっと伝わってきた」と話した。しかし「僕が目指しているのは世界なので、そのために体も作っているので大丈夫」と力負けは感じなかったという。

海人が対日本人11年負けなしの日菜太に勝って王座獲得【REBELS】

2021.03.01 Vol.Web Original

「70kg日本最強」の称号を日菜太から奪い取る

 シュートボクシング(SB)のエース海人が(TEAM F.O.D)がREBELSの最終興行となる「REBELS ~The FINAL~」(2月28日、東京・後楽園ホール)のダブルメインイベントの第2試合で行われた「REBELS-BLACK スーパーウェルター級タイトルマッチ」で王者・日菜太に挑戦し、2-0の判定で勝利を収め、王座を獲得した。同時に「70kg日本最強」の称号を日菜太から奪い取った。

 2010年に旗揚げしたREBELSは今大会が最終興行。3月13日の「KNOCK OUT ~The REBORN~」(東京・後楽園ホール)から「KNOCK OUT」にブランドが統一される。

 日菜太は「K-1 WORLD MAX」の時代から−70kgで活躍。2010年3月の「K-1 WORLD MAX」で中島弘貴に敗れて以降、現在まで11年間、70kgでは日本人に負けなしで「−70kg日本最強」の称号を欲しいままにしてきた。そして昨年12月にREBELSとKNOCK OUTの2ブランドが統一されることが発表された折には木村“フィリップ”ミノル(PURGE TOKYO)と海人との対戦をアピール。これに海人が応じ、今回のタイトルマッチが実現した。

ファイナル大会で日菜太vs海人の日本人大物対決が実現【2.28 REBELS】

2021.01.24 Vol.Web Original

最後のREBELSで2つのタイトルマッチ

 REBELSが1月24日、東京都内で会見を開き「REBELS~The FINAL」(2月28日、東京・後楽園ホール)の対戦カードを発表した。

 REBELSは今大会で「KNOCK OUT」にブランドが統合されることから「REBELS」としては最後の大会となる。

 この日は王者・日菜太(クロスポイント吉祥寺)にシュートボクシング(SB)のエースである海人(TEAM F.O.D)が挑戦するREBELS-BLACKスーパーウェルター級と、王者・老沼隆斗(STRUGGLE)に白幡裕星(橋本道場)が挑戦するREBELS-REDスーパーフライ級の2つのタイトルマッチを含む6試合が発表された。

 日菜太は現在34歳のK-1 WORLD MAXでも活躍したベテラン。70戦51勝(17KO)19敗の戦績を誇り、長くこの階級で日本のトップ戦線で活躍してきた。対する海人は「S-cup2018」優勝者。SB日本スーパーライト級王者としてSBのエースに君臨。23歳ながら44戦37勝(18KO)6敗1無効試合の戦績を誇る。

老沼隆斗が延長にもつれ込む熱戦の末、心直に判定勝ちでメインの重責果たす【REBELS.68】

2020.12.06 Vol.Web Original

心直、予告の大番狂わせはならず

「REBELS.68」(12月6日、東京・後楽園ホール)のメインイベントでREBELS-RED スーパーフライ級王者の老沼隆斗(STRUGGLE)と心直(REON Fighting Sports Gym)が対戦。延長にもつれ込む年戦の末、老沼が3-0の判定で勝利を収めた。

 心直は前日会見で「大番狂わせを起こしたい」と語っていたのだが、あと一歩及ばなかった。

 1Rはオーソドックスの老沼の右のキックとサウスポーの心直の左のキックが交錯。老沼の強烈な右ハイの打ち終わりに心直が左のストレートをカウンターで合わせるなど緊張感のある攻防が続く。

混迷のスーパーフライ級戦線で王者・老沼隆斗と心直が対戦【REBELS.68】

2020.10.20 Vol.Web Original

白幡裕星vs泰史も発表

 REBELSが10月19日、東京都内で会見を開き、12月6日に東京・後楽園ホールで開催する「REBELS.68」の開催概要と決定カードを発表した。

 同日は2部制で行われ、昼の部の「REBELS.68」は本戦全試合がヒジ打ちありの「REDルール」で、夜の部の「REBELS.69」は本戦全試合がヒジ打ちなしの「BLACKルール」で開催される。

 この日は「REBELS.68」の本戦7試合とオープニングファイト2試合を発表。第3代 REBELS-RED スーパーフライ級チャンピオンの老沼隆斗(STRUGGLE)が心直(REON Fighting Sports Gym)と52.0kg契約で対戦する。

 またかつて老沼にKO勝ちした泰史(伊原道場)と、老沼に判定負けながらも熱戦を繰り広げた白幡裕星(橋本道場)が52.7kgで対戦と、今後のスーパーフライ級戦線を占うカードが並んだ。

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