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鈴木保奈美のコメディー初主演舞台が5日開幕。政敵役・寺西拓人「贅沢。役じゃないと鈴木保奈美さんには突っ込めない」

2024.07.05 Vol.Web Original

 女優の鈴木保奈美が主演を務める舞台『逃奔政走−噓つきは政治家のはじまり?−』(7月5日開幕)の取材会が7月4日、東京・日本橋の三越劇場で行われた。

 同作はスキャンダルを追及された人気女性県知事とその側近たちがその火消しのために無茶苦茶な案や屁理屈を並べ、特にはダーティーな手段まで使うもののことごとく裏目に出て、どんどんピンチに陥っていくさまを描いたコメディー。主人公の女性県知事・小川すみれを演じる鈴木はコメディー初主演となる。

 そのすみれを激しく追及する若手県議・東海林亮を俳優の寺西拓人が演じる。

稲垣吾郎主演の舞台『多重露光』が開幕。舞台挨拶で「ワークショップは初めての経験。ちょっと恥ずかしかった」

2023.10.06 Vol.Web Original

 稲垣吾郎が主演を務める舞台『多重露光』が10月6日、東京・千駄ヶ谷の日本青年館で初日を迎えた。

 本作は劇作家で演劇ユニットiaku主宰の横山拓也の新作書き下ろし。タイトルにもなっている「多重露光」というのは写真撮影の技術の一つで、1コマの中に複数の写真を重ねる手法。例えば、フィルムで撮影する際に、1枚撮った後にフィルムを巻かずにもう1枚撮ると2枚の写真が1枚に重なり、幻想的な写真になる。物語は街の写真館を舞台に、登場人物の感情や時代などさまざまなものが、その多重露光の如く複雑に重なりながら進んでいく。

 稲垣が演じるのは山田写真館二代目店主の山田純九郎。写真館で育ち、写真に囲まれた人生は、写真館の店主として人気のあった母から理不尽な期待を背負わされた子供時代を過ごすなど常に写真に苦しめられてきた人生でもあった。写真館には愛にあふれた家族写真を撮る裕福な同級生の一家が毎年訪れていたのだが、ある日、45歳になった純九郎のもとに、その憧れの一家の“お嬢様”であった麗華が訪ねてきた。また、その息子、実と関わっていく中で、純九郎は、かつて強く求めた家族の愛情に触れられそうな予感を持つようになる。

関ジャニ∞安田章大、ゴッホ演じる主演舞台が初日「気が付けばタイムトリップ」

2021.07.10 Vol.Web Original

 

 関ジャニ∞の安田章大が主演する舞台『リボルバー~誰が【ゴッホ】を撃ち抜いたんだ?~』が10日、渋谷区のPARCO劇場で初日を迎えた。

 原田マハが自身の小説『リボルバー』を自ら戯曲化した作品。フィンセント・ファン・ゴッホの死をめぐる謎に現代のオークショニストが迫るアートミステリーで、舞台版は小説版とは異なりゴッホが生きた19世紀当時を物語の主軸とし、謎に満ちたゴッホとゴーギャンの愛憎入り混じる関係に光ををあてる

 初日を迎えるにあたり、ゴッホを演じる安田は、「僕自身の役柄的見どころといえば、神格化されていない人間・ゴッホが、現代口語を使って会話している所かもしれませんね。作品全体の魅力は19世紀の人々、21世紀の人々を演じる役者8人が絶妙に絡み合う事で物語が加速していき、気がつけば知らない時空に、誰もが当事者としてタイムトリップしていくと思います」と話し、「あなたが"視て、聴いて、感じた確かなモノ"を"人生の糧の種を"を手に入れるチャンスかもしれません。リボルバーに翻弄され過ぎませんように」と、アピール。

安田章大がゴッホ演じる舞台『リボルバー』が全キャスト発表! ひまわりをリボルバーにみたてたビジュアルも公開

2021.05.28 Vol.Web Original

 安田章大(関ジャニ∞)が孤高のアーティストであるゴッホを演じる舞台『リボルバー~誰が【ゴッホ】を撃ち抜いたんだ?~』の全キャストが28日発表、同時にビジュアルも公開された。

 ゴッホのライバルで共に創作活動もしていたゴーギャンを池内博之、画商としてゴッホを献身的に支える弟テオを大鶴佐助が演じる。

 そのほか、ゴッホとゴーギャンの謎に迫るオークショニストに北乃きい、共に謎を解き明かす社長に相島一之、同僚のJPに細田善彦。金子岳憲、東野絢香も出演する。

 本作は、原田マハの小説『リボルバー』(幻冬舎刊)を、原田が自ら新しい物語として立ち上げるもの。小説はフィンセント・ファン・ゴッホの死をめぐる謎に現代のオークショニストが迫るアートミステリだが、舞台版はゴッホが実際に活躍した19世紀当時を物語の舞台として、謎に満ちたゴッホとゴーギャンの愛憎入り混じる関係にフォーカスしていく。

 パリの小規模なオークション会社に勤めるオークショニストのもとに古びた拳銃が持ち込まれる。ゴッホの自殺に使われたものだという。ゴッホとゴーギャンの謎に満ちた関係の調査を進めていくうちに、誰も知らない歴史上の真実を掘り当てて…。

 演出は行定勲。

 東京公演は、PARCO劇場で、7月10日~8月1日。大阪公演は、8月6~15日に東大阪市文化創造館 Dream House 大ホールで。

V6坂本昌行、最新舞台でA.B.C-Z河合郁人と共演「一役者として向き合いたい」2月上演の『Oslo』

2020.11.14 Vol.Web Originaⅼ

 V6坂本昌行が来年2月上演の舞台『Oslo(オスロ)』に主演する。トニー賞を筆頭にさまざまな演劇賞を受賞して米演劇界を席捲した話題の舞台が日本に初上陸。共演の安蘭けい、福士誠治、A.B.C-Z河合郁人らとともに、「合意という困難な壁に挑む」人間たちの姿を、舞台の上に“再生”する。

 1993年のイスラエルとパレスチナが和平交渉に合意した『オスロ合意』が題材。奇跡の瞬間までに何が行われていたのか、合意の実現に寄与したひとりの男と、彼の熱意に突き動かされた人々の5カ月を描く。

 坂本が演じるのはノルウェーの社会学者テリエ・ラーシェン。「題材になっているオスロ合意に関してはニュースでしか知らなかったので、色々と調べていくうちに、様々な背景がある作品にお声がけいただいたんだなと改めて認識しました。当時の新聞記事に「忍耐と信頼」とありました。僕らも良く使う言葉だけれど、実際に経験された方から出る、重みを感じます。人が動くことで国をも動かす大きな話ですが、その人物の根底にある、軸にあるものを表現できたら」と、意気込む。

 安蘭は、テリエの妻で外交官のモナ・ユールを演じる。「遠く離れた国に起こった実話で、なかなかなじみのない話かもしれませんが、坂本昌行さん演じるテリエと私の演じるモナという夫婦の、ふたりで世界を変えようと一歩踏み出した“信念”の物語でもあります。国や世界という大きな話ではなくとも、自分ではなく人のために、という想いはきっと皆さん持っていらっしゃると思います。ぜひ劇場で、同じ時間を共有しながら、彼らの熱い想いを一緒に感じてください」と、メッセージする。

 福士が演じるのは、イスラエル側の代表となる外務省事務局長のウリ・サヴィール役。

「歴史的にこういうことがあったと演劇を通して知っていただけることや、立場の違う人たちが色々な感情をむき出しにしながら良き答えを導き出そうと繰り広げる討論、会話劇はとても魅力的で、刺激的な舞台になると思います。難しく考えずに、劇場に足を運んでいただけるとうれしいです。キャストの皆さんとの関係性、人間性の化学反応も楽しんでいきたい」と、やる気だ。

 河合郁人は、モナの上司であるノルウェー外務副大臣のヤン・エゲランなどを演じる。

「台本を読み進めていく中で、セリフの量はもちろん、長セリフが数多ある事に驚きました。しかも二役。二役とも交渉を行っていくという責任感のある役ですが、実際の生活では経験したことが少なく、使う事の少ない言葉も出てきますが、僕の役どころ、キャラクターを考えると、明るく出来るのかな、と想像しています。あまり硬くなりすぎずに、決めるところは決める、というのを出せたらいいなと思います」

 主演の坂本は、ジャニーズ事務所の先輩。

 河井は「坂本さんという舞台界において一流の先輩とご一緒できるのも心強いです。これまでミュージカルや舞台で沢山経験されたお話を聞かせて頂き、近くで勉強したいと思います」

 坂本も、「同じステージに立ったら、当たり前のことですが、先輩後輩は関係なく、一役者として向き合いたいので、自由にやってほしい」と熱いエールを送っている。

「本作は、人間性の豊かさや対話の奥行といった硬軟併せ持つ色彩で綴られます」と、演出の上村聡史。「合意という困難な壁に挑む登場人物たちを、14名の頼もしいキャストの魅力を生かして、今に再生したいと思います」と話している。

 2021年2月6~23日まで、東京・新国立劇場の中劇場で上演。その後、宮城・東京エレクトロンホール宮城、兵庫・兵庫県立芸術文化センター の阪急中ホール、福岡・久留米シティプラザのザ・グランドホール 、愛知・日本特殊陶業市民会館ビレッジホールで公演がある。

黒柳徹子と生田斗真が恋!? 朗読劇『ハロルドとモード』で初共演 

2020.08.04 Vol.Web Original

 黒柳徹子と生田斗真が共演する朗読劇『ハロルドとモード』が今秋、東京と大阪で上演されることが決まった。

 1971 年にアメリカで公開された映画『ハロルドとモード』を朗読劇として新たに書き下ろし上演する。脚本はG2。 年齢差のあるちょっと変わった二人のラヴストーリーで、生きることの楽しさをコメディータッチに描く。随所にちりばめられたブラックユーモアも見どころだ。

 黒柳は自分らしく生きる79 歳のチャーミングな女性モード を、モードに恋する 19 歳のハロルドを生田が演じる。モードとハロルドは真逆の死生観を持つが、“赤の他人のお葬式への参列”という趣味を通じて仲が深まり、ハロルドは次第にモードに惹かれていく。

 黒柳と生田は本作が舞台初共演となる。

 モードを演じてみたいと思っていたという黒柳は「おもしろいお婆さんモードと、青年ハロル ドとのラヴストーリーです。お相手のハロルド役を生田斗真さんがやってくださいます。今回の舞台での初共演を私はも のすごく楽しみにしています」。

 生田は「 このエキセントリックな芝居を黒柳徹子さんと共に出来る事、とても楽しみにしております。 しかも!恋人役だなんて!夢にも思わなかった出来事です。人生、本当に何が起きるか分からない楽しみがあります。 黒柳さんは日本のエンターテイメントの基盤を作り上げてこられたお一人です。その人間力、人を惹きつける魅力の根底 にあるものに少しでも触れられたら幸せです」。

 生田はまた、「今年の春に新型コロナウィルス感染症の影響で出演中の舞台が中止を余儀なくされ、悔しい思いと楽しみにしていた皆さんへの申し訳なさでいっぱいになりました。なんとも言い難い気持ちで、この自粛期間を過ごしていた矢先に今回のお話を頂きました。ある意味リベンジだと思っています。使命感を持って精一杯努めます。 皆さんもそろそろお芝居観たいですよね。僕も同じです。観たい!舞台に立ちたい!劇場でお客様と共に今まで溜め込ん できた思いを共有出来れば嬉しく思います。皆様どうか呉々も健康には気をつけて。この秋、お互い元気で会いましょう」と、熱いコメントを寄せている。

 他出演に、趣里、浜田信也、相島一之、秋本奈緒美。

 東京は、9月28日から10月3日までEX シアター六本木。大阪は、10月14・15 日にシアター・ドラマシティ。

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