映画『グランド・マスター』のジャパンプレミアが30日、都内にて行われ、俳優のトニー・レオンと、ウォン・カーウァイ監督、ゲストの女優・真木よう子が登壇した。
同作は、1930年代の中国を舞台に、最強の武術家"グランド・マスター"の座を巡って繰り広げられる壮絶な戦いとドラマを描くアクション大作。
ブルース・リーの師である実在の武術家・葉問(イップマン)を演じたレオンは、本作のために4年もの武術訓練を受け、劇中ではスタントなしでアクションを披露。「葉問を演じることができたのはとても光栄でしたが、撮影は過酷そのもの」と振り返り「実はクランクインの日に早速、骨折してしまったんです」と明かした。
そんなレオンのカンフーアクションに感激したという真木が「ぜひ私も挑戦してみたい」と告げると、カーウァイ監督がすかさず「トニーがいいコーチになってくれますよ。特に女性に教えるのが得意だから(笑)」と答え、レオンを苦笑させていた。
映画は5月31日より全国公開。