嵐の松本潤が主演する新月9ドラマ『失恋ショコラティエ』(フジテレビ系、月曜9時)の記者発表が9日、都内で行われ、主要キャストが出演した。松本が演じるのは片思いしている女性がチョコレートが大好きであったことからショコラティエになってしまうという男性。この日は、バレンタインデーを前に、片思いをしている人たちにむけて、「片思い同志、傷をなめ合おう!」と、笑顔でドラマをPRした。
水城せとなによる同名の人気コミックをドラマ化。小悪魔系女子・サエコに恋した主人公・爽太(そうた)が、彼女に振り回されながらも、彼女を想い続け、彼女の大好きなチョコレートを捧げるというもの。
松本は、「きれいに切り取られることが多いこれまでのラブストーリーと違って、みんながそれぞれの悩みを抱えていたり、人に見せたくない部分を見せていることでリアリティーがある。バランスがすごくいい」といい、「寒い冬をあったかくできるような作品になれば」と抱負を語った。
ドラマでは、徹底的に片思いな爽太が、サエコとの恋愛模様を妄想するシーンも見どころ。サエコを演じる石原さとみは「すごい妄想をするな、と。それを映像化するのが大変です。クランクイン2日目から妄想シーンの撮影でした。チョコレートのお風呂に入ったりもしました」と、苦笑い。また、妄想するときの松本の表情も見逃せないという。
笑いの絶えない発表会だったが、ムードメーカーは主人公の友人で、日仏ハーフのオリヴィエ・トレルイエ役の溝端淳平。冒頭からフランス語であいさつして驚かせ、撮影現場で鍋をしたエピソードでは、「松本君からお金をもらって鍋からコンロからすべて準備しました。じゃんけんで負けて、ジュースを買いにいったり......あの日は、撮影というよりもぱしりでした」と、笑わせた。
13日スタート。初回は15分拡大。主題歌は嵐の『Bittersweet』。