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「アカデミー賞って賞金ある?」佐々木蔵之介、山崎貴監督に直球質問

2024.03.20 Vol.web original

 

 公開中の映画『ゴジラ-1.0』のアカデミー賞受賞記念舞台挨拶が20日、都内にて行われ、俳優の神木隆之介、浜辺美波、青木崇高、吉岡秀隆、佐々木蔵之介と山崎貴監督が登壇。キャスト陣がTVリポーターになり切って山崎監督を質問攻めにした。

 1954年に登場したゴジラの70周年記念作品、日本で製作された実写版ゴジラの30作品目となる最新作。3月11日(日本時間)に行われた第96回アカデミー賞授賞式でアジア映画初となる視覚効果賞を受賞した。

 キャストに続いて山崎監督がオスカー像を手に登壇すると、観客も拍手喝さいと大歓声でアカデミー賞受賞を祝福。

 キャストたちも受賞の瞬間や反響を振り返り、順番にオスカー像を持たせてもらい感激しきり。

 この日は、そんなキャスト陣が山崎監督を“直撃取材”。浜辺が「“東宝芸能”の浜辺です。オスカー像はどちらに飾られるんですか?」、「“三丁目芸能”の吉岡です。受賞した日はどんな夢をご覧に?」などTVリポーターになり切ったキャストたちに会場も大笑い。

 そこに佐々木が「いろんな人から聞かれたんですけど…アカデミー賞って賞金ってあるんですか」と素朴な疑問を直撃。すると山崎監督は「賞をとらなかった人たちは、数百万円くらいのお土産をもらえるらしいんですけど、僕たちは“とったので無いです”と言われました。ちょっと楽しみにしてたんですけどね(笑)」。

 さらに佐々木から「そのオスカー像は日本円にしたらいくらくらい?」と聞かれると山崎監督は「プライスレス」とニヤリ。

「たくさんの人にいじられた」という受賞後の英語スピーチについて青木から聞かれると、山崎監督は「五分五分だと思っていたので、直前に通訳の人に書いてもらったが、前もって読んでいなかったので焦っていたのと、字が汚くて壇上で読めなかった」と明かし、会場も大笑い。吉岡から「せっかくシュワルツェネッガーさんがプレゼンターだったんだから“I’ll be back”って言ってほしかった」と言われると監督は「そんなシャレたこと言える状況じゃなかった」と苦笑。

 山崎監督は、スピルバーグ監督とも対面。「ゴジラのフィギュアを2体持っていったら“それどこで買えるの?”と聞かれたんですが、一番くじ(キャラクターくじ)の非売品で。そう言ったら“そうか…”みたいな顔をしているから、どちらかあげますと言ったら“いいの!?”って、すごい悩んで。今スピルバーグの家には一番くじA賞のゴジラがあります」と明かし「何がうれしかったって、スピルバーグの心の中にまだ少年が残っているということ」と巨匠との邂逅を振り返っていた。

 

神木隆之介、浜辺美波らが黄金のオスカー像を手渡しリレー

2024.03.20 Vol.web original

 

 公開中の映画『ゴジラ-1.0』のアカデミー賞受賞記念舞台挨拶が20日、都内にて行われ、俳優の神木隆之介、浜辺美波、青木崇高、吉岡秀隆、佐々木蔵之介と山崎貴監督が登壇。山崎監督がアメリカから持ち帰ったオスカー像をキャストたちが順番に手に持ち感激をあらわにした。

 1954年に登場したゴジラの70周年記念作品、日本で製作された実写版ゴジラの30作品目となる最新作。3月11日(日本時間)に行われた第96回アカデミー賞授賞式でアジア映画初となる視覚効果賞を受賞した。

 オスカーを手に登壇した山崎監督に、キャスト、会場が拍手喝さい。神木は観客を巻き込んで「世界のタカシー!」

 キャスト陣が興奮の面持ちで受賞の瞬間と反響を振り返った一方、1人吉岡は「僕、知らなくて。いつも行くコンビニの店員さんから“やりましたね、オスカー”と言われて“取ったんですか!?”って」と明かし会場を笑わせた。

 そんなキャストたちもオスカー像を持ってみることに。山崎監督から手渡された佐々木は「皆さん、よくこう(握るように)持っているけど、確かにこう持つのが一番持ちやすい」と感心。浜辺は「(帰国会見で)私は持たせてもらったので」と言い、次は神木の手に。神木は「重い!この重さにいろんな思いがつまっているんだな」と感嘆。吉岡も「こんな幸せな経験をさせていただけるとは」、青木は「15歳でスカウトされてから…」と受賞スピーチを気取り笑いをさらった。

 さらにこの日は、キャスト陣が芸能リポーターになり切って山崎監督を“取材”。神木から「“世界のタカシ”から“宇宙のタカシ”を目指されるということで。今後『スター・ウォーズ』を撮りたいという夢は?」と聞かれた山崎監督は頬を緩ませつつ「撮りたいと言って撮れるものじゃない」と苦笑していた。

「世界のタカシ」山崎貴監督、アカデミー賞へ向けロビー活動中の米国で「名前は言えない超巨匠たちと会っている」

2024.01.12 Vol.web original

 

 公開中の映画『ゴジラ-1.0』の大ヒットとモノクロ版上映開始を記念する舞台挨拶が12日、都内にて行われ、俳優の神木隆之介、浜辺美波、山田裕貴、佐々木蔵之介、田中美央が登壇。注目集まるアカデミー賞ノミネーションに向け渡米中の山崎貴監督も現地からリモートで参加し続編への意欲を語った。

 1954年に登場したゴジラの70周年記念作品、日本で製作された実写版ゴジラの30作品目となる最新作。

 国内での興行収入は1月11日までの70日間で52.1億円、北米では1月10日までの41日間で約72億円を突破。全世界興行収入は140億円を超える大ヒットを記録中。

 この日は、渡米中の山崎貴監督もリモートで参加。アカデミー賞ノミネーションに向け現地でロビー活動をしているという山崎監督。「昼間、いろいろやって今は夜中の2時ですよ」と、やや疲れた様子ながらも「現地で取材を受けたり、超巨匠、上から数えるような方たちから“タカシ、会いたいんだ”と連絡を頂いて何人もと会ってます」と明かし、誰と会ったのか聞き出そうとするキャストたちに「言えないくらいの巨匠たち」とニヤリ。

 そんな山崎監督に大声援を届けようと、キャストが客席にマイクを向けると観客も「世界のタカシー!」。山崎監督は「すごい呼び捨てされている(笑)」と苦笑しつつ「みんなありがとう!」と相好を崩した。

 この日は、モノクロ版上映にちなみキャストが監督に「白黒はっきりさせておきたいこと」を質問。神木は「僕、以前からよく“世界のタカシ”って読んでいるんですけど、あれイヤですか?」と尋ね、監督から「イヤだよ(笑)」と言われるも「じゃ、これからも呼びますね(笑)」。

 佐々木から「予想外に上手くいったこと、行かなかったことは」と聞かれると「今の状況、世界での展開を含めて完全に予想外。今アメリカに来ていることも夢じゃないかというくらい、すべてが上手くいっている」と予想をはるかに超えた世界的反響に感激しきり。

 山田から「たくさんの人に愛される映画になった理由は」と聞かれると「今日、とある監督に会ったんですけど、皆の演技が素晴らしいと言っていました。皆さんのお芝居が言葉の壁を超えて伝わったんですよ」と役者陣をたたえた山崎監督。

 続編の話題になると「じゃあみんなで東宝に言いましょう。キャストの皆さん、スケジュールがどうのとか言いませんよね?」と言質を取ろうとしキャストたちも苦笑。さらに過酷だったという海でのロケを引き合いに「また海、行きます?」と提案し、神木がひるむと「白黒はっきりつけましょうよ(笑)」。

「CGの視覚効果がすご過ぎて、海のシーンがロケだと気づかれなかった。一度、スタジオで撮った場合と比較したい」とたじろいでいた神木も最後には「また海行きましょう」と承諾。観客も続編への期待に大盛り上がりだった。

「ハリウッドにフロムジャパンの力を見せつける」『ゴジラ-1.0』異例の全米公開 日本では『シン・ゴジラ』対比265%の超ヒット

2023.11.03 Vol.web original

 

 映画『ゴジラ-1.0』の初日舞台挨拶が3日、都内にて行われ、俳優の神木隆之介、浜辺美波らキャストと山崎貴監督が登壇。主演の神木と山崎監督が北米公開に向けて意気込みを語った。

 1954年に登場したゴジラの70周年記念作品、日本で製作された実写版ゴジラの30作品目となる最新作。

 作品鑑賞後の観客の大喝采に感激しきりの一同。山崎監督は「子どものころからゴジラが好きで、50年来の夢が叶った」と感慨深げに語りつつ初日を迎えた感想を聞かれ「長いこと“ゴジラを撮りたい人”で来たのが、もう“ゴジラを撮った人”になっちゃってさみしくなってしまった。嫁に出しちゃった気分。もう1本くらい撮らせてほしい」とアピールし観客も賛同の大拍手。

 公開までほとんどの情報が伏せられていたため、取材にも苦労したと振り返るキャストたちも、この日は鑑賞後の観客に向け撮影の苦労話や裏話を次々と披露。

 佐々木蔵之介が「本当にゴジラの音がすごい。あれは球場を貸切って十数カ所から音を流して、それを録音したと聞いた。だから響きがめちゃくちゃいいんです。今CMで“グア~”って言ってるあれ、こうやって撮ったんだぞと自慢してます」と明かすと、浜辺美波も「今までのゴジラは手がこう(下)で、『シン・ゴジラ』(2016)はゴッドだから手が上に向いていて、今回は横を向いてるんだと聞いて、ちょっと誇らしげに“らしいよ”って自慢してます」と言い、山崎監督が「今回は神と獣の中間だから」と解説。

 全国522館で封切られ、公開初日15時時点で、興行収入は『シン・ゴジラ』(興行収入82.5億円)の265%を記録する大ヒットスタート。北米でも、邦画実写では異例の数となる1500館以上での公開が決定しており、日本だけでなく海外でも注目度急上昇ランキングで1位を獲得。山崎監督と神木は来週の北米プレミアに参加するとのことで、山崎監督は「大分、ハリウッドに荒らされてますからね、ゴジラ。フロムジャパンの力を見せつけてきますよ」と意気込みつつ「アメリカの人たちの反応が楽しみ。本家ですから堂々と行ってこようと思います」。神木も「日本の文化やゴジラがどういう存在なのか、どう見えているのか肌で感じるのが楽しみ」と期待を寄せつつ、監督から「全部英語であいさつを」と言われると「できないできない(笑)」と苦笑していた。

 この日の登壇者は神木隆之介、浜辺美波、山田裕貴、青木崇高、吉岡秀隆、安藤サクラ、佐々木蔵之介、山崎貴監督。

 

 

「浜辺美波さんをエスコートしてと言われたのに」神木隆之介 ゴジラに見守られ和気あいあい

2023.10.18 Vol.web original

 

 映画『ゴジラ-1.0』のワールドプレミアイベントが18日、新宿歌舞伎町・ゴジラロードにて行われ、俳優の神木隆之介、浜辺美波ら豪華キャストと山崎貴監督が登壇。ゴジラに見守られながら和気あいあいとイベントを行った。

 1954年に登場したゴジラの70周年記念作品、日本で製作された実写版ゴジラの30作品目となる最新作。

 神木は車からカーペットに降り立つ際に「浜辺さんをエスコートしてくださいと言われたのに、この人さっと降りちゃって。後で怒られるの僕なんですけど(笑)」と、朝ドラコンビでもおなじみのヒロイン役・浜辺美波に苦笑。浜辺は涼しい顔で「降りやすい車だったんです(笑)」と返し、会場の笑いをさそった。

 一方、子役時代の神木と共演経験のある吉岡秀隆は「神木くんが本当にしっかりしたな、と思って。こうしてレッドカーペットを一緒に歩けるなんて。こんなにうれしい日はない。最初に会った時は4年生だった」と感慨深げ。神木も「“Dr.コトー”のときはコトー先生だったけどこの作品から秀さんと呼ばせていただきました」と今回の共演に感激しきり。

 ゴジラの脅威を圧巻の映像で描く本作とは一転、ゴジラに見守られたレッドカーペットは終始、和気あいあいとした雰囲気。初お披露目となる巨大ゴジラトラックも登場し、一同は仲良く自撮りで盛り上がっていた。

 この日の登壇者は神木隆之介、浜辺美波、山田裕貴、青木崇高、吉岡秀隆、安藤サクラ、佐々木蔵之介、山崎貴監督。

『ゴジラ-1.0』は11月3日より公開。

神木隆之介「唯一見える絶望、それがゴジラ」浜辺美波は笑顔で「やっと会えた!」

2023.10.18 Vol.web original

 

 映画『ゴジラ-1.0』のワールドプレミアイベントが18日、新宿歌舞伎町・ゴジラロードにて行われ、俳優の神木隆之介、浜辺美波ら豪華キャストと山崎貴監督が登壇。ゴジラづくしのイベントで歌舞伎町を沸かせた。

 1954年に登場したゴジラの70周年記念作品、日本で製作された実写版ゴジラの30作品目となる最新作。

 ゴジラロードに敷かれたのは今作のゴジラと同サイズである50.1mのレッドカーペット。巨大ゴジラヘッドに見守られたレッドカーペットに、主演・神木は「どこを見てもゴジラづくし」と感激。

 ゴジラの旗を手に盛り上がる観客にゲストたちも大喜び。安藤サクラは「新しいゴジラへの皆さんの期待を感じます」と目を輝かせたが、青木崇高は「ゴジラヘッドもそうですけど、ゴジラの旗を振ってるなんて正気の沙汰とは思えない。史上最強のゴジラですからね」と、本作のゴジラの脅威をアピール。

 神木も完成作に「ひと言では言い表せない。ああ、これが絶望と言うんだと思った。絶望って目に見えないものですけど、唯一見える絶望、それがゴジラ」と圧倒された様子。一方、ヒロイン役の浜辺は「本当にいる、やっと会えたと思いました」と目を輝かせ、2人のギャップに会場も大笑い。

 佐々木蔵之介は「不覚にも涙を流して最後、立てなかった。それくらいの絶望と、でも希望も見せていただいた。このときに、世界に向けて破戒の恐ろしさを発信する作品」と胸を張り、吉岡秀隆も「山崎監督の集大成と言っても過言ではない」。

 安藤サクラは「見ながら絶叫していました」と絶叫上映を提案。山田裕貴は「このゴジラは体感するゴジラ。本当にそこに存在するんじゃないかというゴジラになっています」とキャスト陣もかつてないゴジラ映画の誕生に興奮しきり。

 初お披露目となる巨大ゴジラトラックも登場し、一同大喜びだった。

 この日の登壇者は神木隆之介、浜辺美波、山田裕貴、青木崇高、吉岡秀隆、安藤サクラ、佐々木蔵之介、山崎貴監督。

『ゴジラ-1.0』は11月3日より公開。

文具好きの宮崎あおい 息子役・神⽊隆之介の電車好きに「新幹線のデザインのペンを作りたい」

2023.06.23 Vol.web original

 

 映画『大名倒産』の初日舞台挨拶が23日、都内にて行われ、主演・神⽊隆之介はじめ、杉咲花、松⼭ケンイチらキャスト陣と前⽥哲監督が登壇。神⽊の母親役を演じる宮﨑あおいが、神木らと和気あいあいのトークを繰り広げた。

 浅⽥次郎による同名時代⼩説を実写映画化。徳川家康の⾎を引くプリンスと仲間たちが藩の借⾦100億円を返すために奮闘する姿を描く。

 神⽊が演じる主人公・小四郎を見守る母を演じた宮﨑は「20数年ぶりに前田組に参加させていただいたので、こうして一緒に登壇できることをうれしく思います」と『パコダテ人』(2002年)以来の前田組参加に笑顔。

 この日は、映画にちなみ「もし明日から別の職業になるなら?」という質問。幼いころから電車好きという神木が「車掌さん」と即答すると、松山ケンイチも「撮り鉄」、髙⽥延彦は「リニアモーターカーの運転手」と、電車つながりで回答する共演者が続出。

 そこに、宮﨑が「文房具が好きで、子どのものころから。今アナログなことがどんどん減っていってる気がするので、文房具をデザインして作る人になりたいです。はがきとかレターセットとかを作って。手書きの良さを普及したいなと思います」と回答。

 すると佐藤浩市から「それと鉄道とどう関係あるの?」とツッコまれ、宮﨑はタジタジとなりつつ「それを新幹線で売ります!」。すかさず神⽊が「それを作ったペンとかを…」と合いの手を入れ、宮﨑が「新幹線のデザインのペンとか作ります」と、電車つながりの回答に寄せ、そのやりとりに会場も大笑いしていた。

 この日の登壇者は神⽊隆之介、杉咲花、松⼭ケンイチ、⼩⼿伸也、桜⽥通、宮﨑あおい、髙⽥延彦、佐藤浩市、前⽥哲監督。

 映画『大名倒産』は公開中。

神⽊隆之介「20代と30代の僕のギャップを感じて」一方で「早食い」見られ杉咲花に悲鳴あげられる

2023.06.23 Vol.web original

 

 映画『大名倒産』の初日舞台挨拶が23日、都内にて行われ、主演・神⽊隆之介はじめ、杉咲花、松⼭ケンイチらキャスト陣と前⽥哲監督が登壇。神木が30代最初の主演作の初日公開に感激を語った。

 浅⽥次郎による同名時代⼩説を実写映画化。徳川家康の⾎を引くプリンスと仲間たちが藩の借⾦100億円を返すために奮闘する姿を描く。

 5月19日に30歳を迎えた神木。本作が30代最初の主演作となることに「僕30代かー。でも映画に映っているのはまだ20代の僕なので。20代の僕が小四郎をやっているんだと思いながら、ギャップを感じていただければ。全然違いますよ、20代とは」と会場を笑わせた。

 そんな神木の座長ぶりを聞かれた杉咲は「何かあったらいつでも僕に言ってくださいと言ってくださって、とてもカッコいい座長」とたたえつつ「その裏側では、撮影の合間に“お腹空いた”って言って、10秒くらいで納豆巻きを完食するような姿とか、わんぱくでキュートな愛すべきところもあって(笑)」とクスクス笑い。

 神木は「いつ呼ばれるか分からなかったので、パック入りで2個ずつ並んでいる納豆巻きを1回につき2個ずつ、10秒くらいで食べたんですけど、その間ずっと悲鳴なんです。“いや~、そんな、お腹こわす~”って。人生で初めてです、あんな騒がれながら納豆巻きを食べたのは」と振り返り、杉咲を苦笑させた。

 映画にちなみ「もし明日から別の職業になるなら」と質問されると幼いころから電車好きという神木は「車掌さん」と即答。すると松山ケンイチも「撮り鉄」、髙⽥延彦は「リニアモーターカーの運転手」と、共演陣も電車つながりで回答した一方、桜⽥通が「神木さんの運転手になります」。

「僕、車掌さんなのに運転手さん付きなの」とキョトンとする上期に桜田が「駅まで送ります」と答え、会場をほっこりさせていた。

 この日の登壇者は神⽊隆之介、杉咲花、松⼭ケンイチ、⼩⼿伸也、桜⽥通、宮﨑あおい、髙⽥延彦、佐藤浩市、前⽥哲監督。

 映画『大名倒産』は公開中。

 

神⽊隆之介 節約は「臨機応変さも必要。急な冠婚葬祭にどう対応できるか」

2023.06.11 Vol.web original

 

 映画『大名倒産』の公開直前イベントが11日、都内にて行われ、俳優の神⽊隆之介、松⼭ケンイチ、桜⽥通が登壇。劇中で異母兄弟を演じた3人が三者三様の節約術を語った。

 浅⽥次郎による同名時代⼩説を実写映画化。徳川家康の⾎を引くプリンス、そしてその仲間たちが藩の借⾦100億円を返すために奮闘する姿を描く。

 突然、庶民から藩主となった主人公・小四郎役の神木と、小四郎が初めて会う腹違いの兄たちを演じた松山、桜田。実際に年上の2人について聞かれた神木は「(松山は)決断力がある。頼りがいのあるお兄ちゃん」と言い、桜田については「もう10数年来の付き合いで、とにかく心優しくて人の気持ちに敏感な方。物語の中では、いきなり兄弟だとなりましたけど、どこかしらやっぱり兄弟なんだなと思わせる関係。実際に僕はお2人を信頼しているので、その雰囲気は出てたんじゃないかな」と兄役の2人に信頼のまなざし。

 物語のテーマにちなみ、節約術について聞かれると、神木は「同じようなものを買わない」とあげたが、すぐに桜田から「同じようなもの買っているイメージがある」と指摘され「オタクだからね。些細な変化も大きな違いなので」と苦笑。食事にはお金はかけないとしつつ「臨機応変さは必要じゃない? テレビで見たんだけど、冠婚葬祭で急な出費どうしようってため息ついてたりするのを見たことあるんだけど、そういうときにどう対応できるかもすごく大事では」と主張。

 松山は「できるだけ長く使うのが一番の節約」と多少高くても長持ちするものを大切に使うと語り、桜田は「僕は節約というより、ばんばん使って生かすというタイプ」と、三者三様の価値観を明かした。

 この日は、公募した“節約川柳”のなかから、3人が選んだ作品と大賞を発表。「お下がりが三男坊に降りかかる」「節約は心を映す鏡かな」といった受賞作を、3人が劇中の喜三郎さながら独特の声色で読み上げ、会場は大いに盛り上がった。

『大名倒産』は6⽉23日より公開。

松山ケンイチ「時代劇で“マジで”って。僕もびっくり」新感覚時代劇への海外の反応に興味津々

2023.06.11 Vol.web original

 

 映画『大名倒産』の公開直前イベントが11日、都内にて行われ、俳優の神⽊隆之介、松⼭ケンイチ、桜⽥通が登壇。時代劇コメディーに対する海外の反応に興味津々の様子だった。

 浅⽥次郎による同名時代⼩説を実写映画化。徳川家康の⾎を引くプリンス、そしてその仲間たちが藩の借⾦100億円を返すために奮闘する姿を描く。

 冒頭、登壇した神木は、試写会を鑑賞した観客に「強制ではないですからね、映画いかがでした?」と尋ね、大きな拍手をもらうと「こうして拍手や声を頂いて初めて、撮影が報われた気持ちになるので、ぜひ皆さん、この後も感想などをつぶやいていただけたら」とアピール。すると、松山が「つぶやきは強制? 半強制ということにしときましょうか」と茶々をいれ、桜田も「ぼくはいいヤツなんですけど少しおかしな役なんですけど。できれば音声のほうで喜三郎のような感じでつぶやいていただけたら」と、自身が演じる“奇声”キャラを引き合いにし、会場も大笑い。

 そんなポップな時代劇コメディーである本作が、上海国際映画祭の日本映画週間で明日、上映されると伝えられると、神木は「どう見えるんですかね。ナイフをなめるシーンとか」と首をかしげると、松山も「“マジで”とか、どう訳されるんですかね。皆さんもびっくりしたと思うんですよね。時代劇で“マジで、ちょっとやめて”とか(笑)。ぼくもあそこはびっくりしたんですけどね」と言い、神木も「確かに、時代劇でコメディーで、なおかつ現代的な言葉も入っているという作品を、上海の、海外の方がどう見えるのか」と興味津々。

 すると松山が神木に「明日、行ったほうがいいんじゃない? そして半強制じゃないけどつぶやいてくださいって言ったほうがいいんじゃない?」と無茶ぶり。神木が「明日、撮影なんで。(松山が)行ったらいいじゃないですか」と言えば松山も「明日は違うイベントなので」と押し問答の末、2人は「じゃあ1人しかいない」「行っちゃう?」と桜田に視線。桜田も「じゃあ行っていいですか」とまんざらでもない様子を見せ、会場の笑いをさそっていた。

『大名倒産』は6⽉23日より公開。

神木隆之介「事務所を使って」追う? 桜田通が白旗「一生逃げられないと思った」

2023.05.27 Vol.web original

 

 映画『大名倒産』の完成披露試写会が27日、都内にて行われ、主演・神⽊隆之介、共演の杉咲花、松⼭ケンイチらキャストと前⽥哲監督が登壇。神木の“巻き込み力”に桜田通が脱帽した。

 浅⽥次郎による同名時代⼩説を実写映画化。徳川家康の⾎を引くプリンス、そしてその仲間たちが藩の借⾦100億円を返すために奮闘する姿を描く。

 突然、莫大な借金を抱えた藩の藩主となった小四郎を演じた神木は“巻き込まれ系の主人公”という役どころに「巻き込まれ系だと思っていたんですけど、(杉咲)花さまと取材をしていて、確実に花さまは僕に巻き込まれているなというリアクションをするので、どちらかというと巻き込み系プリン…自分でプリンスとか言っちゃうところだった(笑)、巻き込み系男子みたいです」。

 共演陣も神木の“巻き込み力”に太鼓判。浅野忠信が「常にリーダーシップをとってくれて僕はもう巻き込まれっぱなし」と言えば、杉咲も常に周囲に気を配る神木を「そんな殿が真ん中にいる現場は楽しかったし勉強になることが多かったです」とたたえつつ、何かとイジろうとしてくる神木に「こんな感じで心地よく巻き込まれていました(笑)」。

 さらに桜田通は「神木隆之介くんは本当に巻き込みプリンスなんです」と切り出し「京都で撮影していたんですけど、神木くんは僕を1日でも長く滞在させようとするんです。僕はそれをなんとか逃げ切っていました。他のお仕事もありますし自宅が好きなので。事務所とかいろんなところを使って来させようとして。それでも逃げてたんです。で、京都に入る1~2日前に外で仕事をしていたら神木隆之介が歩いてきたんです! で、すべての撮影が終わって、仕事をしていたらまた神木隆之介がいたんですよ」と本作の撮影前後に別の場所でも遭遇するという偶然に驚がくの表情。「もう一生逃げられないな、この人から…と思いました」という桜田に、神木も「逃がさないよ(笑)」と悪ノリし会場は大きな笑いに包まれていた。

 この日の登壇者は神⽊隆之介、杉咲花、松⼭ケンイチ、⼩⼿伸也、桜⽥通、浅野忠信、佐藤浩市、前⽥哲監督。

『大名倒産』は6⽉23日より公開。

 

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