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初の後楽園大会で寺山日葵vs小林愛三の王者対決が実現【RISE GIRLS POWER】

2021.06.30 Vol.Web Original

女子選手のみのキックボクシング大会は約26年ぶり

 RISEが6月30日、東京都内で会見を開き、女子選手のみの大会となる「RISE GIRLS POWER」の初の後楽園ホール大会となる「RISE GIRLS POWER.5」(9月12日)の開催を発表した。

 後楽園ホールで女子選手のみのキックボクシングの大会が開催されるのは1995年の全日本キックボクシング連盟「闘色兼備」以来、約26年ぶりとなる。

 この歴史的な大会のメインイベントで、RISE QUEENミニフライ級王者の寺山日葵(TEAMTEPPEN)と同フライ級王者の小林愛三(NEXTLEVEL渋谷)の王者対決が実現する。この試合は−49.5kgの契約体重で行われる。

 RISEの伊藤隆代表は「49kg前後の女子最強決定戦だと思う。勝者には次のステップに進んでもらいたいと思っている。GIRLS POWERの後楽園第1発目にふさわしい歴史に残るような試合をしてもらいたい。愛三選手ももともとは49kgぐらいがちょうどいい体重だった。最初に52kgのフライ級のベルトを獲ったが、今後は49kgも視野に入れていく。今、女子は寺山選手を中心に回っているが、その牙城を崩す、危険な一人だと思う」とこの一戦へ期待をかけた。

寺山日葵が18歳で50戦35勝のキャリアを誇る“ロッタンの恋人”と対戦【2・28 RISE】

2021.01.18 Vol.Web Original

アイーダ・ルークサイコンディンと初の国際戦

「RISE ELDORADO 2021」(2月28日、神奈川・横浜アリーナ)の追加対戦カードが1月17日、発表された。

 昨年行われた「RISE GIRLS POWER QUEEN of QUEENS 2020」の優勝者で、RISE QUEENミニフライ級王者の寺山日葵(TEAM TEPPEN)がタイのアイーダ・ルークサイコンディン(Looksaikongdin Gym)と対戦する。

 アイーダは女子キックボクシングで一時代を築いた田嶋はると対戦した、元WPMFミニフライ級王者ドゥワンダーウノーイ・ルークサイコンディンの妹。寺山より年下の18歳でありながら、35勝10敗5分の戦績を誇る。

 那須川天心と死闘を繰り広げたロッタン・ジットムアンノンの推薦ファイター…ということなのだが、どうやらロッタンの恋人とのこと。

 寺山はこの日行われた「RISE GIRLS POWER.4」(東京・新宿FACE)に来場。大会のアンバサダーを務める神村エリカから対戦相手がアイーダとなったことが発表された。

トーナメント制した寺山日葵「少し自分を好きになることができたのが勝因」【RISE】

2020.11.02 Vol.Web Original

「今まで以上にいろいろと成長できた大会だった」

「RISE DEAD OR ALIVE OSAKA」(11月1日、大阪・エディオンアリーナ大阪・第1競技場)の一夜明け会見が11月2日、大阪市内で開催された。

「RISE GIRLS POWER QUEEN of QUEENS 2020」で優勝を果たした寺山日葵(TEAM TEPPEN)が「厳しいトーナメントだったが、無事優勝することができた。今まで以上にいろいろと成長できた大会だった。厳しくてきつかったがトーナメントに参加できて、優勝することができて良かった。個々が終着点ではないと思っているので、もっと高みを目指して、自分らしく、これからも自分を信じて頑張っていきたい」とトーナメントを振り返った。

 そして「今までは後ろ向きで、何に対してもネガティブで、今までは自分を好きになったことは一度もないが、今回のトーナメントでたくさんの温かい言葉と励ましの言葉をいただいて、そのおかげで前向きに少し自分を好きになることができた。何事にもポジティブに…とはいかないですけど、ちょっとずつポジティブ思考になれたのは今回のトーナメントを制した勝因だと思っています」と改めて今回のトーナメントを通じてメンタル面で大きな成長があったと話した。

 今後については「終わったばかりで、まだ先のことは考えられてないが、今回は自分らしくということをテーマにして、自分を最後まで信じて戦えたことで優勝できたので、ぶれずに自分のファイトスタイルを極めてもっと強くなっていきたいと思っている」と語った。

神村エリカ・プロデューサーが目の前の選手に猛ゲキ【RISE】

2020.10.12 Vol.Web Original

「RISE DEAD OR ALIVE 2020 YOKOHAMA」一夜明け会見

「RISE DEAD OR ALIVE 2020 YOKOHAMA」(10月11日、神奈川・ぴあアリーナMM)の一夜明け会見が10月12日、東京都内で開催された。

 1回戦4試合が行われた「RISE GIRLS POWER QUEEN of QUEENS 2020」の本戦とリザーブファイトの勝者と同トーナメントの神村エリカ・プロデューサーが登壇した。なお大学生の寺山日葵(TEAM TEPPEN)は学業があり会見を欠席した

 昨日の大会後に会見に応じた神村プロデューサーはマスコミ陣に対し、sasori vs平岡琴戦を評価する一方で「他の選手についてはいいところがなさすぎた」と一刀両断していたのだが、この日は選手の前で改めて「sasori vs平岡琴以外の試合はとても残念な内容だったとシンプルに思う。なんのためにトップを揃えているのか。この横浜大会という大きな大会で魅せることができる選手を私は選んだつもりだったので、その力量が発揮できなかったのは残念だったと思っている」と強い内容で不満を口にした。しかし「ただ、4名ともに昨日の試合内容で満足しているとは思っていないので、11月1日は昨日の大会について思う気持ちをそのままぶつけてもらえれば、確実に昨日の大会よりいいものになると思うので、引き続き応援してもらえれば」と4選手の奮起に期待をかけた。

神村エリカ・プロデューサーが「悔しい」「がっかり」と女子トーナメントに厳しい評価【RISE】

2020.10.12 Vol.Web Original

伊藤代表も「今日の状況だと来年はない」

「RISE DEAD OR ALIVE 2020 YOKOHAMA」(10月11日、神奈川・ぴあアリーナMM)で行われた「RISE GIRLS POWER QUEEN of QUEENS 2020」の1回戦について神村エリカ・プロデューサーが厳しい評価を下した。

 神村プロデューサーは「sasori選手の成長は見えた。sasori vs平岡琴戦はよかった。あの2人の試合がベースであってほしかった。他の選手についてはいいところがなさすぎた。この大会は“魅せる試合”がテーマにあったはずなのに、普通のワンマッチ以下だった試合もあった。これで来年が…というか、なんなら11月1日の決勝をやる必要があるのかという話にまでなってしまっているので、私としては悔しいという気持ちが大きい。寺山選手も紅絹選手もRISE QUEENの強さを見せると言っておきながら、この程度かと思った。残念。彼女たちなりに背負うものはあったと思うが、メインとセミを見れば分かる通り、やらないといけない場面でやるのがトップ選手。たくさんのファン、関係者、他団体の選手が期待を込めてサポートしてくれた分、ちょっとこれはなとがっかりした」などとsasoriと平岡の試合には及第点を与えたものの、他の3試合には厳しい評価を下した。

 3週間後に行われる準決勝、決勝については「ダメージの大きい選手がいるので、体を動かすことができるのは1週間程度。ここで技術を変える可能性は無いと思う。気持ちの入れ替えを徹底してほしいというか、どういう立ち位置で自分たちがこのトーナメントに出ているかということをもう一度自覚してリングに上がらないとダメ」と気持ちの問題を指摘した。

 この神村プロデューサーの前に会見した伊藤隆代表も「11月は決まっているからやりますが、今日の状況だと来年はないですね」と厳しい評価を下している。

 また神村プロデューサーは「これで賞金300万円をもらえると思うなよって感じ。50万円のパネルを用意してもらおうかなと思ったくらい」と冗談とも本音ともつかない言葉で選手たちに奮起を促した。

 試合内容については勝ち上がった4選手がそろったリング上でベテランの紅絹が「神村さんが“よしっ”て言ってくれる試合ができないと、このトーナメント、2度とやってもらえなくなってしまう。来年も開催されるようにマジでいきます」と話すなど選手たちの中には危機感もあるよう。あと3週間でそれぞれがどこまで気持ちを立て直せるかに女子格闘技の今後がかかっているといっても過言ではない状況となっている。

寺山日葵「これぞRISE QUEENと思ってもらえるような試合をお見せする」【RISE】

2020.10.10 Vol.Web Original

「RISE GIRLS POWER QUEEN of QUEENS 2020」1回戦

「RISE DEAD OR ALIVE 2020 YOKOHAMA」(10月11日、神奈川・ぴあアリーナMM)の前日計量と会見が10月10日。東京都内で開催され、計量は全選手が1回でクリアした。

 今大会では「RISE GIRLS POWER QUEEN of QUEENS 2020」の1回戦4試合とリザーブマッチ1試合が行われる。

 優勝候補と目される初代RISE QUEENミニフライ級王者の寺山日葵(TEAM TEPPEN)は「明日はRISE QUEENらしく、RISEらしい試合を見せて、“女子凄いな、強いな、男子に負けない試合だな”って思ってもらえるように精いっぱい戦いたいと思います」とトーナメント制覇に向けた決意を述べた。また「(神村エリカプロデューサーに)RISE QUEENらしくないと言われたことがあったので、今回の試合ではこれぞRISE QUEENと思ってもらえるような試合をお見せするので期待していてほしい」とも話した。

RISEが女子トーナメントを開催。神村プロデューサー「我こそはという選手に志願してほしい」

2020.08.13 Vol.Web Original

10月の横浜と11月の大阪で男女3つのトーナメントを開催

 RISEが8月13日、会見を開き、今秋に予定していた「RISE WORLD SERERSE」を来年以降に延期することを発表した。これは新型コロナウイルスの影響により海外の選手の来日がままならない状況にあるため。

 そして改めて「RISE DEAD OR ALIVE in YOKOHAMA」(10月11日、神奈川・ぴあアリーナMM)と「RISE DEAD OR ALIVE in OSAKA」(11月1日、大阪・エディオンアリーナ大阪)で3つのトーナメントを開催することを発表した。

 この2大会で女子の最強決定トーナメント「RISE GIRLS POWER QUEEN of QUEENS 2020」が開催される。

 このトーナメントのプロデューサーを務める神村エリカは「もっともっと女子が活躍する場を作れないかと考えていた。各団体に王者がいる中で、じゃあ誰が一番強いのか。これは自分が現役の時から突き詰めていたこと。本当に正真正銘、"私は軽量級で真のチャンピオンになりたい"と思っている人に出てもらって、そこで一番を決める。それだけ」と大会に向けての思いを語った。

 階級については、現在のRISEに出場する選手が46~49kgの選手が多いため47.6kgとし、参加選手は8名。10月の横浜で1回戦を行い、11月の大阪で準決勝と決勝を行う。

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