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萩原利久「ガチでシャワーしました」北村匠海“監督”の演出は「生きて」延々アドリブ

2024.10.27 Vol.web original

 

 米国アカデミー賞公認の国際短編映画祭「SSFF & ASIA」の受賞作や注目作を特集上映する「SSFF & ASIA 2024 秋の国際短編映画祭」内のプレミアイベント。

 初監督にして脚本も書き下ろした北村監督。「脚本は難産でした」と振り返り、インスパイアされた俳優・アーティストの北村匠海が、エトリーラッパー不可思議/wonderboyの同名楽曲へのリスペクトを語りつつ「自分の人生の中でも映画と音楽に救われた瞬間がたくさんあったので、そこから頂いた感情を具現化しようと。自分で決めたテーマだからこそ楽しいかつ難しかった」。

 そんな北村監督とはプライベートでも親交のある萩原と藤堂。“監督・北村匠海”に、萩原は「役者として彼に出会って現場を共にし、友達になって…いろんな匠海を見てきたはずなのに、全然知らない匠海を突き付けられたようだった」と感嘆。

 さらに自身が演じた役どころに「当て書きというんですか、僕ありきで書いていた部分も感じて、あんなに楽しくしゃべっていたのに、体の内側まで見られていたようで」と苦笑すると、北村監督も「見てます(笑)」。

 2人をキャスティングした理由を聞かれると北村監督は「日向は『東京リベンジャーズ』で出会って、彼の役者への渇望を監督の立場で見てみたいと思った。利久は、脚本を書く中で自分が演じる姿も浮かんできて、自分と同じ感覚を持つ役者は誰だと思ったら利久しかいなかった」と絶大な信頼を語った。

 一方で2人はときに“無茶ぶり”をする北村演出に苦笑。萩原は「余白が長い。延々カメラを回し続ける」とぼやき「しかも部屋のセットで“ここお風呂、洗面所、歯ブラシもあるから。家で生きて”って。オレ、ガチでシャワーしてるんです(笑)」とシャワーシーンも丸投げされていたことを明かし会場も大笑い。藤堂も「北村監督は“生きて”という言葉をよく使う人」と振り返り、難しいシーンで「次は無いから、(本番)1回だからって言われた」と苦笑。

 ぼやきつつも、かつてない現場を充実の表情で振り返った役者2人。萩原は「匠海って10年後、20年後に何してるのかな。肩書が無限に増えてるんじゃないか」と北村監督の新たな挑戦に期待。北村監督も焼きそばの屋台から助監督まで、やってみたいことを語りつつ、すでに次の構想も「実現するかは分からないけど書いてたりします」と明かし、2人との再タッグにも期待を寄せていた。

 

国内映画祭初のNFT配布も!SSFF & ASIA「秋の国際短編映画祭」開催決定

2022.09.29 Vol.web original

 

 国際短編映画祭『ショートショート フィルムフェスティバル& アジア(SSFF & ASIA)』の秋開催が開催されることが決定した。9月29日からオンライン会場にて、10月21日から東京都写真美術館にて開催される。

 今年6月に開催された第24回SSFF & ASIAに世界126の国と地域から集まった、5720点の中より、来年のオスカー候補となる可能性を秘めた、グランプリ“ジョージ・ルーカス アワード”を受賞した『天空の孤高』(レバノン/フランス)を含む受賞作品や話題作を一挙上映および配信する。

 映画祭で最も視聴者数の多かった作品に贈られるMost Viewed Awardを受賞した、名優ドニ・ラヴァン(『ポンヌフの恋人』)主演の『演説』や、千葉雄大監督、伊藤沙莉主演のベストアクターアワード受賞作品『あんた』、ハロウィンシーズンにぴったりなアマンダ・サイフリッド(マンマ・ミーア)主演作『スキン・アンド・ボーン』、ティモシー・シャラメが8歳の時に出演した『ブッチャーヒル:甘い罠』など、必見のショートフィルムがめじろ押し。

 また、今秋開催の『第35回東京国際映画祭』のコンペティションに最新作『エゴイスト』が出品された松永大司監督が手掛けた短編、TAKAHIRO主演作『カナリア』(「ウタモノガタリ-CINEMA FIGHTERS project-」)、今市隆二主演作『On The Way』(「その瞬間、僕は泣きたくなった-CINEMA FIGHTERS project-」)も上映する。

 なお、国内の映画祭では初の取り組みとして、映画祭オンライン会場およびリアル会場にて、各限定先着1万人にSSFF & ASIA 25周年を記念した特別NFTをプレゼント配布。このNFTは、来年25周年を迎える映画祭の特別イベントへの参加パスポートとなるとのこと。

 SSFF & ASIA「秋の国際短編映画祭」は9月29日から~10月23日にオンライン会場にて、10月21日から23日に東京都写真美術館にて、東京国際映画祭提携企画として開催される。

剛力彩芽主演の短編3作品が「秋の国際短編映画祭」で世界初上映!オンライン会場は本日スタート

2021.10.01 Vol.web original

 アジア最大級のショートショート フィルムフェスティバル & アジア(SSFF & ASIA)による「秋の国際短編映画祭」にて、剛力彩芽が主演した3本のショートフィルムが全編世界初公開されることが決定した。

 SSFF & ASIAと剛力彩芽が日本人監督と共に多彩な才能を世界へ発信していく「クリエイターズプロジェクト」による作品。

 剛力がDV夫から逃れてきた女性を演じる、井上博貴監督作『傷跡』、別れた恋人の子を妊娠した女性を演じる、大森歩監督作『卵と彩子』、そして、マスクをすると有名女優にそっくりなことから“なりすまし”に手を染めた女性を演じる、洞内広樹監督作『MASKAHOLIC』の3作品。剛力は“男から逃げる女”“シングルマザー”“マスク依存症”という、これまで剛力が演じたことのない役で、新境地に挑戦。「まったく違う3人の剛力を見てほしい」と動画コメントを寄せている。

 また「秋の国際短編映画祭」オンライン会場が10月1日にオープン。来年のアカデミー賞短編部門ノミネート候補となる、SSFF & ASIA 2021 ジョージ・ルーカスアワード(グランプリ)受賞作品をはじめ、各部門の受賞作品が配信される。

「秋の国際短編映画祭」は10月21日から24日まで恵比寿・東京都写真美術館にて。剛力彩芽主演「クリエイターズプロジェクト」の3本は24日に同会場にて上映。また、オンライン会場・バーティカルシアターアプリは10月1日から31日までオープン。詳細は公式サイトにて。

「ザ・シンプソンズ」監督がコロナを描いた新作アニメも上映!「秋の国際短編映画祭」開催

2021.09.22 Vol.web original

 国際短編映画「ショートショート フィルムフェスティバル& アジア(SSFF & ASIA)」が「秋の国際短編映画祭」の開催を決定。6月に行われた「SSFF & ASIA 2021」の受賞作品や、「ザ・シンプソンズ」監督によるコロナ禍を描く最新作など注目作が集う。

 米国アカデミー賞公認、アジア最大級の国際短編映画祭。今年の6月に開催された第23回目SSFF & ASIA には、コロナ禍ながら、世界130以上の国と地域から6300点以上ものショートフィルムが寄せられた。

「秋の国際短編映画祭」では、来年のオスカー候補となる可能性を秘めた「オフィシャルコンペティション supported by Sony」3部門の優秀賞をはじめ、今年の映画祭で受賞した作品を一挙上映。

 さらに、新たにアカデミー賞への推薦枠を獲得したアニメーション部門を盛り上げるべく「ザ・シンプソンズ」でおなじみのビル・プリンプトン監督がコロナ禍を描く最新作『デミのパニック』や、9月に亡くなったアートアニメの巨匠ジャック・ドゥルーアン監督による『心象風景』など世界のアニメーション特集プログラムを上映・配信する。

 また会期中は、講師に株式会社ゴンゾ代表取締役の石川真一郎氏を迎えるクリエイター向けセミナーなども実施(10月23日20時~ オンライン)。

 SSFF & ASIA「秋の国際短編映画祭」は東京都写真美術館にて10月21日から24日まで。オンライン会場では10月1日から31日まで開催される。鑑賞・視聴申し込みなど詳細は公式サイトにて。

【URL】https://www.shortshorts.org/2021autumn/ja

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