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菅田将暉、緊張で「親指の皮をピーラーでむいて、奥歯が割れ、ヒゲを片っぽ剃り落した」

2024.09.10 Vol.web original

 

 映画『Cloud クラウド』(9月27日公開)のジャパンプレミアが10日、都内にて行われ、主演の菅⽥将暉ら豪華キャストと⿊沢清監督が登壇。菅田が初参加の黒沢組への「緊張」を振り返った。

“誰もが標的になりうる”⽇常と隣り合わせの恐怖を描いたサスペンス・スリラー。

 初参加の黒沢組を「楽しく貴重な体験だった」と振り返ったキャストたち。

 第97回米国アカデミー賞・国際長編映画賞の日本代表作品に決定した本作。黒沢監督も「映画祭ってけっこう途中で出ていく人が多いんですけど、ヴェネツィアでもトロントでも誰も出て行かなかった」と海外国際映画祭での手ごたえを語り、主演・菅田をはじめキャストたちも「貴重な体験だった」「毎日が楽しかった」と充実の撮影現場を振り返った。

 そのうち、初参加組の最年少という奥平⼤兼は「ある重要シーンで緊張しすぎて心臓がバクバクいっていて。後から録音部さんにバクバクだったねと言われました」と明かし「そのシーンの撮影の前日に、監督から“菅田さんを超えてほしい”と言われて」と緊張の理由を明かして苦笑。

 一方の菅田も「緊張」が起こした事件を告白。「この映画の撮影前日に、サツマイモの皮をピーラーで向いていたら親指をガッとやっちゃって。けっこう肉ごといっちゃって。明日インなのにどうしよう、と思って。落ち着こうと思ったら、今度は飯食いながら奥歯が割れて。長時間、けっこう力が入っていたんでしょうね。歯医者行って…明日インなのに。で、現場中には1回、ヒゲ落としちゃったり。アジャスターをつけ忘れてジョリって…。緊張してたんだな、と」と明かし一同もビックリ。

 すると奥平が「良かったです、仲間がいて」と安どの表情を見せ、会場の笑いをさそっていた。

 この日の登壇者は菅⽥将暉、古川琴⾳、奥平⼤兼、岡⼭天⾳、荒川良々、窪⽥正孝、⿊沢清監督。

窪⽥正孝、針治療で「スピリチュアル認定された」SNS騒動を語る「人って怖い」

2024.09.10 Vol.web original

 

 映画『Cloudクラウド』(9月27日公開)のジャパンプレミアが10日、都内にて行われ、主演の菅⽥将暉ら豪華キャストと⿊沢清監督が登壇。窪⽥正孝がSNSで「スピリチュアル系にハマった」と噂されたことに「人って怖い」と苦笑した。

“誰もが標的になりうる”⽇常と隣り合わせの恐怖を描いたサスペンス・スリラー。

 初参加の黒沢組を「楽しく貴重な体験だった」と振り返ったキャストたち。菅⽥将暉演じる主人公が“人間の怖さ”に翻弄されていく物語にちなみ「気が付いたら標的になっていた」エピソードを聞かれた一同。

 さまざまなエピソードが語られる中、最も会場をざわつかせたのが窪田が出した「スピ認定」というフリップ。「知ってる人います? スピリチュアル認定の略なんですけど。先日、針治療をしたんです。その画像を上げただけで、アイツはスピリチュアルな世界に行ってしまった、もう戻ってこない、みたいな。けっこうニュースでバズッたらしいんです。あいつはオカルトのやべえやつだ、みたいになったと。この作品のように気づいたら標的になっていたんです」と明かし、菅田も「怖い怖い」。

「SNS怖いですね」と嘆息した窪田に、荒川良々が「どこにどんな針?」と興味津々。窪田が「けっこう何百本も打つんです」と説明すると菅田が「写真のインパクトなんじゃない」と言い、窪田も「僕的には普通の写真なんですけど…3枚目の写真がインスタの規制にかかっちゃった」。

 驚く会場に、菅田も「それがまた怖さを増幅させたのかも…」。窪田は「気づいたら標的にされてました。人って怖い」と苦笑していた。

松岡茉優「私は真面目でつまらないところある」“マーライオン”意識した演技を自賛

2023.10.28 Vol.web original

 

 公開中の映画『愛にイナズマ』の舞台挨拶が28日、都内にて行われ、俳優の松岡茉優、窪田正孝、池松壮亮、若葉竜也、佐藤浩市と石井裕也監督が登壇。松岡が劇中で初めて挑戦したシーンを振り返った。

 石井監督がコロナ禍で書き上げた完全オリジナル脚本を映画化。映画監督になる夢を理不尽に奪われた花子の“反撃”の物語。

 Filmarksでは石井監督史上最高得点の4.2点を記録したと聞くと、キャスト陣も監督に拍手。一方で「最低点は?」と混ぜっ返した佐藤を、松岡が「おめでたい日なんですから!」と制し、会場も大笑い。

 訳アリ家族の物語に、松岡は「マイノリティーの話と思いきや多くの方が共感してくれている」と感激しつつ「4.2%の方が?」とパーセンテージと勘違いして赤面。5点満点中の4.2点と説明されると「8割以上の方が共感してくれたということですね」と納得し、笑いをさそった。

 石井監督いわく「全員が楽しみ抜いた」という現場を「楽しかった」と振り返った松岡。自身について「私、真面目というかクソ真面目でつまらないところがあるんですけど…」と言い「でも今回、個人的に“やったな、私”と思ったのは、水を吹く場面。監督から“霧吹き”ではなく“マーライオン”でいってほしいと言われて」と盛大に口から水を吹く場面を自画自賛。恋人役の窪田も「いいアーチを描けていました」と太鼓判を押し、松岡も「美しい水吹きデビューでした」とご満悦。

「上映後のお客さんの顔を“花ちゃん”にも見せたくて」と役衣装のジャケットを着用して登場した松岡。最後に「魂が震える会話ができる人と人生でそんなに出会えるものではないのかなとさみしく思うこともあったんですけど、この映画を見た方のコメントを読んで、映画があるじゃないかと思えました。映画って、自分のことを守ってくれて支えてくれて、そうなんだよと言ってくれる最高の相棒なのかなと思いました」と熱い映画愛を語っていた。

 

復帰の窪田正孝、体脂肪ゼロ?の肉体美に齊藤工監督が「マネしようと思って…」

2023.09.22 Vol.web original

 

 公開中の映画『スイート・マイホーム』の舞台挨拶が22日、都内にて行われ主演・窪田正孝と齊藤工監督が登壇。窪田がケガから復帰後、初の公の場に登場した。

 2018年に「第13回小説現代長編新人賞」を受賞した注目の作家・神津凛子のデビュー作を齊藤工監督が映画化した話題作。

 第一頸椎(けいつい)の剥離骨折を公表し、初日舞台挨拶にはリモートで参加していた窪田は冒頭「いろいろご心配おかけしましたけど無事に首もくっついて…」。齊藤監督も「お帰りなさい」と歓迎し、本作への窪田の献身に感謝。

“理想の家”に翻弄される主人公を演じた窪田が「やっぱり人間が一番怖いなって思う。怖くもあるけど美しさも備わっている作品」と胸を張ると、齊藤監督も窪田の芝居を見て表情を生かす方向に変わったと明かし「同業者として見ると恐ろしいなと。あまりの表現力に」と脱帽。

 一方の窪田も「なんか久々の人前で…」と照れつつ、迫真の演技を引き出した齊藤組の現場を「気持ち的には全裸になってもいいんじゃないかというくらい(感情を)出したいというのがあった」とふりかえり、齊藤監督も「全裸になりたいというのは、心の全裸ということで…時代が時代なので(笑)」とフォロー。2人の仲の良さに会場もほっこり。

 この日は、映画にちなみ2人に「家での幸せな過ごし方」を質問。齊藤監督が「窪田さんの影響でぶら下がり健康器を買いました。体脂肪ゼロみたいな、本当にいつ見ても美しいフォルムで。ちょっとマネしようと思って」と明かすと、窪田が「健康器はスタッフさんにあげました」と言い、会場も大笑い。そんな窪田は「体を動かす事が好きなので奥さんと一緒にヨガやったり瞑想したりしています」と妻で女優の水川あさみとの健康的な過ごし方を語っていた。

窪⽥正孝は「責任感の強い方」⿑藤⼯監督、リモート登壇の窪田に「軽やかに再会しましょう」

2023.09.02 Vol.web original

 

 公開中の映画『スイート・マイホーム』の舞台挨拶が2日、都内にて行われ、⿑藤⼯監督と俳優の蓮佛美沙⼦、奈緒、窪塚洋介が登壇。先日、第一頸椎(けいつい)の剥離骨折を公表した主演の窪⽥正孝もリモートで参加した。

 2018年に「第13回小説現代長編新人賞」を受賞した注目の作家・神津凛子のデビュー作を齊藤工監督が映画化した話題作。

 この日は、主演・窪⽥正孝がリモートで参加。ケガを発表していた窪田の顔がスクリーンいっぱいに映し出されると、窪塚は「進撃の巨人みたい(笑)」と笑いをさそい、元気そうな姿に一同が「良かった」。

「4人に助けてもらい、本当に幸せで役者冥利に尽きる時間でした」と振り返った窪田が、兄役の窪塚を「洋介兄さん」と呼ぶと、窪塚は「窪、窪なんでね。本当に違和感なく現場で兄弟としての関係が自然と作れた。趣味も似てるもんね(笑)。意外と健康志向なんですよ」と、監督と3人、すっかり意気投合した様子。⿑藤監督も「この映画は窪田さんと始めたと言うくらい初期から関わってくれて、そのお兄さんには必然的に窪塚さん以外考えられなかった」と2人の兄弟ぶりを絶賛した。

 「本当に優しい人しかいない現場だった」と振り返った蓮佛は「個人的には正さん(窪⽥)の“ありがとう”の言い方に感激してました。物を取ってもらったりメイクを直してもらったりするときに本当にありがとうと思って言っている“ありがとう”を返す方」と振り返り「なんでこんな優しい人たちとこんな映画を撮っているんだろうと(笑)」とホラーテイストの作品とのギャップに苦笑。

 奈緒も「この現場で優しくなれたのは“腸”のおかげ。監督がオリジナルの腹巻をプレゼントしてくださった」と、齊藤監督がスタッフTシャツならぬスタッフ腹巻を配っていたことを明かし「日本で一番腸内環境がいい現場でした(笑)」。

「未だに(腹巻を)つけている」と言う窪塚が「今、窪田もしてると思う」と言うと画面の向こうで窪田も大笑い。

 そんな窪田に齊藤監督は「4年前に窪田さんが主人公を演じてくださるならこの原作を映画化する意味があると条件を出させてもらった。今日もこういう形で作品に寄り添ってくださって、窪田さんの心根に感激してます」と感謝し「責任感の強い方なので、軽やかに過ごして、またいろんな現場で軽やかに再会しましょう」と温かい言葉をかけ、窪田も「監督とは見えないものでつながっている家族のよう。蓮佛さん、奈緒さん、窪塚さんともつながり、生涯、忘れられない一作品になりました」と思いを語っていた。

窪田正孝、家に「どこからともなくアリが発生」住み心地が良すぎて?

2023.08.03 Vol.web original

 

 映画『スイート・マイホーム』ジャパンプレミアが3日、都内にて行われ、俳優の窪田正孝、蓮佛美沙子、奈緒、磯村アメリと齊藤工監督が登壇。窪田が不思議な「家の秘密」を明かした。

 2018年に「第13回小説現代長編新人賞」を受賞した注目の作家・神津凛子のデビュー作を俳優・監督・プロデュースと活躍する齊藤工が監督を務めて映画化した話題作。

 この日は、物語にちなみ一同に「自分の家の秘密は?」という質問が。

 窪田と蓮佛演じる夫婦の娘を演じた6歳の子役・磯村アメリは「お友達からもらったオタマジャクシがカエルになったんですけど、1匹いなくなって、部屋のどこかにいるかもしれません!秘密だからね?」とキュートな回答。

 蓮佛は「お年玉は本。うちは両親からお年玉をもらったことがなくて。子供のころ本当にイヤで。お金が欲しかったんですけど…今では感謝ですね」と明かし、奈緒は「うちのワンちゃんがお気に入りのおもちゃを定期的になくすんですけど、どこにも見当たらない。どこかに貯めてるんだと思います」。

 窪田は「アリ発生。最近、どこからともなくアリが発生しはじめて。でも3~4匹しかいない。その子たちを外に出してあげたんですよ。で、何日か経ってまた1匹、普通に歩いているんです。普通、発生するともっといるじゃないですか。どこにも発生源がない」。帰したアリが戻ってきているのかも?と首をかしげた窪田に、蓮佛が「住み心地がいいんじゃないですかね」。

 最後に齊藤監督が自作の発酵食品がときおり破裂音を立てるというエピソードを明かし、窪田らが発酵の力に感心していたところに、磯村が「発酵ってなんだろう?」と無邪気に質問。回答に困った大人たちは「錬金術」「微生物のまほう」と返したが、今度は「微生物ってなんだろう?」と質問され、返答に窮していた。

 映画『スイート・マイホーム』は9月1日より公開。

窪田正孝「役者としては一番共演数が多い」齊藤工監督とのタッグに「調子に乗っていた時期もあったけど…」

2023.08.03 Vol.web original

 

 映画『スイート・マイホーム』ジャパンプレミアが3日、都内にて行われ、俳優の窪田正孝、蓮佛美沙子、奈緒、磯村アメリと齊藤工監督が登壇。窪田が齊藤監督作での主演に感慨を語った。

 2018年に「第13回小説現代長編新人賞」を受賞した注目の作家・神津凛子のデビュー作を俳優・監督・プロデュースと活躍する齊藤工が監督を務めて映画化した話題作。

 夢のようなマイホームを手に入れたと思いきや思わぬ恐怖に巻き込まれていく主人公を演じた窪田は「(齊藤との)共演は多分、役者をやらしてもらった中で一番多い」と明かし「工さんの描く世界で自由に動くことができるのはすごく貴重な時間だった。20代のころも一緒にやらせてもらったときもありましたし、ちょっと調子に乗っていた時期もあったので恥ずかしい部分もあったんですけど、そういうのもひっくるめてぶつけられたら、と思ってやりました」と齊藤との監督&主演タッグに感慨。

 齊藤監督も窪田の主演起用に「それが僕が監督をさせていただくための1つの条件というくらい、この原作を映画化するなら、主人公を窪田さんが演じてくださるいうことが、一映画ファンとしても第一条件だった」と振り返り「原作の世界に太刀打ちできるのは生身の人間の表現。普段、俳優をやっているんですけど、とても太刀打ちできない域の役者さんが集まってくださった」と感謝のまなざしを向けた。

 さらに蓮佛が「私“正さん”のお芝居すごく好きだったので」と窪田との夫婦役を喜ぶと、窪田は「なんてこった!うれしい!」と大感激。そんな“夫婦”は、娘役の磯村アメリの無邪気さに「うちの娘が…」と終始メロメロになっていた。

 映画『スイート・マイホーム』は9月1日より公開。

窪田正孝、エヴァ舞台に意欲「無謀な挑戦だからこそ」歌舞伎町タワーの新劇場のこけら落とし公演

2023.03.29 Vol.Web Original


 窪田正孝が主演する『舞台・エヴァンゲリオン ビヨンド』の製作発表が29日、東急歌舞伎町タワー(4月14日開業)内に誕生する新劇場「THEATER MILANO-Za」で行われ、話題も注目も集めている本作への思いと意気込みを語った。

 同劇場のこけら落としとなる公演。これまで多くの人を魅了してきたアニメーション作品を舞台ならではの演出でオリジナル作品として舞台化する。世界的な振付家のシディ・ラルビ・シェルカウイが構成、演出、そして振付を担当。上演台本をノゾエ征爾が担当する。

 主演の窪田は、冒頭のあいさつで「文化村がものすごいものに挑戦したとその時に思ったんですけど、そこに飛び込んでみたいと思ったのは、役者という体現者としてのひとつのいい呪いというか性のような。無謀な挑戦だからこそ行きたくなる、好奇心というか冒険したくなるような気持ちが先行しました」と出演の経緯を説明。

 出演が広く発表された際に周りからの反響も大きかったそうで、「碇シンジをやるんでしょって言われ。僕は幸が薄い役が多くて、不幸を背負っているほうが好まれるようで……違いますよ!とハッキリ言ってやりました(笑)」

「僕は日本映画が大好き」妻夫木聡が涙『ある男』最優秀主演男優賞はじめ最多8冠に感激

2023.03.11 Vol.web original

 第46回日本アカデミー賞授賞式が10日、都内にて行われ、石川慶監督作『ある男』で最優秀主演男優賞を受賞した妻夫木聡が、同作の最優秀作品賞受賞に目をうるませ喜びを語った。

 今年の優秀賞を総なめにした『ある男』。優秀主演男優賞を獲得した妻夫木は、2010年公開の『悪人』での最優秀主演男優賞を振り返り「そのとき僕は舞台中だったので中継での参加だったんですけど、今回はこうしてこの場に立つことができてうれしいです」と笑顔。

「いろいろこだわって撮った場面が全カットになっていた」と苦笑しつつ石川監督や脚本家・向井康介とディスカッションを重ねた難役を振り返り「山田洋次監督から言われた、その場にあるということが大事なんだよという言葉を大事に現場にいさせていただきました」。

 続けて「僕は日本映画が大好きです。これからも盛り上げていけるように皆さんと頑張って行けたら」と、受賞の喜びをかみしめるようにしてさらなる意気込みを語った。

 さらに『ある男』が最高賞となる最優秀作品賞を受賞すると、キャスト、スタッフは感無量の面持ちで登壇。

 自身の最優秀男優賞受賞では涙をこらえていた妻夫木だったが、最高賞の受賞に「うれしいです。監督とは…監督のデビュー作からご一緒させていただいていて。才能というものを間近に見ていた時期があるので、こうやって認めていただいたのはうれしい」と、ときおり声を震わせ涙を浮かべながら感激。

 最優秀助演男優賞を受賞した窪田正孝は「このチームの一員となれたことが本当にうれしい」、最優秀助演女優賞を受賞した安藤サクラも「おめでとうございます!もうこれ以上のものはないな、って」と大きな笑顔。優秀助演女優賞の清野菜名も涙を浮かべ「自分はこんな素敵な作品に参加できてラッキーだなと思います。私も頑張っていきます」と喜びを語っていた。

 『ある男』は最優秀作品賞をはじめ最優秀監督賞、最優秀脚本賞、最優秀主演男優賞、最優秀助演男優賞、最優秀助演女優賞など最多8冠を受賞した。

写真提供: 東京写真記者協会

 

生田斗真と軽部アナが橋本環奈の“紅白”名司会ぶりをべたぼめ

2023.01.26 Vol.web original

 映画『湯道』完成披露舞台挨拶が26日、都内にて行われ、主演・生田斗真をはじめ濱田岳、橋本環奈ら豪華キャスト陣と鈴木雅之監督が登壇した。

 映画『おくりびと』(08)の脚本やご当地キャラ「くまモン」の生みの親として知られる小山薫堂が、日本の風呂文化を追求する道として提唱する「湯道」を完全オリジナル脚本で映画化する注目作。

 主人公・三浦史朗役の生田斗真は「寒い冬にぴったりのお風呂の映画ができました」とあいさつ。

 銭湯をまるまる1軒分を建てたという手の込んだセットについて熱く語った生田。入浴シーンについて聞かれると「けっこう裸になることが多いんですよね」と過去の出演作を振り返り「でも僕だけじゃなく、窪田くんや先輩方も入っているので、それぞれの年代の男の裸が見れます」とアピール。

 看板娘役の橋本環奈は「私は(入浴シーンは)1回だけですね。最後の…」とネタバレしそうに。すると生田らが「大丈夫、紅白の司会だから」と昨年末の紅白歌合戦での橋本の名司会ぶりをたたえ、軽部アナから「うちのアナウンサーになってほしい」と熱烈オファーが飛び出す一幕もあった。

 最後に生田は「お風呂ってやっぱり日常の中の幸せだと思います。この映画を見たあと、銭湯に行きたくなって誰かとお風呂に入りたくなると思います」と公開に向け盛り上げていた。

 この日の登壇者は生田斗真、濱田岳、橋本環奈、小日向文世、天童よしみ、クリス・ハート、生見愛瑠、窪田正孝、角野卓造、鈴木雅之監督。

『湯道』は2月23日より公開。

 

妻夫木聡、安藤サクラから「引退」の意向を聞き衝撃受けるも「全然仕事してるじゃん!」

2022.11.19 Vol.web original

 映画『ある男』の初日舞台挨拶が18日、都内にて行われ、妻夫木聡、安藤サクラ、窪田正孝、清野菜名ら豪華キャストと石川慶監督が登壇。

 平野啓一郎による同名ベストセラー小説を映画化した感動ヒューマンミステリー。

 ヴェネチア国際映画祭や釜⼭国際映画祭など海外映画祭に出品し、キャストたちも現地で喝さいを浴びた本作。

 別人として生きていた“ある男”の正体を追う主人公の弁護士を演じた妻夫木は「(“ある男”役の)窪田くんとは共演シーンが無いんですけど宣伝活動を通して知るという(笑)」と窪田と意気投合した様子。

 男の妻を演じた安藤は「2人がすごく仲良くなって、ボクシングをプライベートでするようになって、うやらましくて。なんだったらウチの夫(柄本佑)と3人でもしてるから、私ももう1回ボクシングを始めようかと思いました」と主演作『百円の恋』でのボクシング経験を振り返り笑いをさそった。

 そんな安藤は、タイトルにちなみ「最近、気になっている“ある〇〇”は?」と聞かれると、妻夫木がインスタグラム用に撮った安藤の写真が上がっておらず気になるとコメント。

 すると妻夫木は「何かを食べているときの顔しかなくて、女優さんのそんな写真を載せるわけにはいかないかな、と」と弁明しつつ「なぜサクラちゃんの写真をなかなか撮れなかったかというと、サクラちゃんが“私ね、やっぱりこの仕事向いてないと思うの。久しぶりに現場に入ったけどこれで最後にしようかと思うんだ”って言ってて。とんでもない作品で一緒になっちゃったと思ったら…テレビ見てたら“安藤サクラ主演”って…全然仕事してるじゃん!って(笑)。何だったんですか、あれは」と安藤に逆質問。

 安藤は「すごい不安な状態で現場に入って初日から自信喪失しまくったんですけど、日数を重ねたら、やっぱり現場大好きと思って。自信が無くても続けて行こうと思えた作品です(笑)」と照れ笑い。妻夫木も「ビックリしましたからね」と苦笑していた。

 この日の登壇者は妻夫木聡、安藤サクラ、窪田正孝、清野菜名、小籔千豊、坂元愛登、石川慶監督。

 映画『ある男』は公開中。

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