「僕が希望を出さないと坂口さんと組む機会なんて一生来ない」
DDTプロレスが3月28日、東京・渋谷区のAbemaTowersで記者会見を開き、4月10日の後楽園ホール大会で行われる「遠藤哲哉デビュー10周年記念試合」の対戦カードが本人の希望で遠藤、秋山準、坂口征夫組vs竹下幸之介、HARASHIMA、アントーニオ本多組に決まったことを発表した。
10周年を迎えた遠藤は「4月1日で10周年になります。今30歳なので、人生の3分の1をプロレスに費やしてる。20年、30年と続いて、棺桶に入る頃には、人生の大半がプロレス漬けだったなとなるかどうかは正直分かりません。分かんないんですけど、少しでもファンの皆さんの前に立てるよう頑張りたいと思います」とコメント。
所用のため欠席した坂口からは「遠藤、なぜオマエが俺を選んだのか、それを聞きたい。俺も10周年だけどね」とのメッセージが寄せられた。
タッグを組む秋山は「僕は大石真翔枠ということで、(欠場中の)彼の気持ちも乗っけて。しっかり盛り上げて、いい試合をしたいと思います」と語った。
対戦するライバル・竹下は「記念すべき10周年記念マッチに、自分がそのカードのなかに入っているというのは、遠藤哲哉の歴史のなかで竹下幸之介というのは特別な意味があるのかなって思ったりもしましたけど。僕自身、米国に行く前の最後の試合になりますので、しっかり絶好調なところを見せないといけないんで、ガッチリいかせてもらうと思う。竹下、HARASHIMA、本多組は記憶にないんですけど、すごい楽しみなトリオなんで、いいところがたくさん詰まったタッグマッチになるんじゃないかと思います」と意欲を見せた。
HARASHIMAは「記念の試合に選ばれてうれしく思います。10年前、遠藤がどうだったかなと思うと、冴えない感じの東北の純朴な少年だったなと、昨日のことのように思い出されます。今とは想像つかない感じで。今はチャンピオンとして存在感、技、体・・・。この10年どれだけ頑張ってきたか分かるので、精いっぱい戦いたいと思います」と話した。