シュートボクシング(SB)の今年最後の大会となる「SHOOT BOXING2023シリーズFinal -Start towards 40th anniversary-」(11月14日、東京・後楽園ホール)の前日計量が11月13日、都内で開催された。
ダブルメインイベントの第1試合で3度目のオープンフィンガーグローブマッチ(OFGM)に臨むSB日本ライト級王者の笠原弘希(シーザージム)は64.0kg、対戦相手の元プロムエタイ協会スーパーバンタム級王者スーパーボール・ティーデ99(タイ)は63.8kgで規定体重をクリアした。
笠原は今年4月の後楽園大会から導入されたOFGMではランボー・モー・ラッタナバンディット(タイ)に判定勝ち、9月のネイサン・ドライデン(イギリス)戦ではフロントチョークでKO勝ちを収めている。スーパーボールは現在ONEで3連勝中のタイの強豪だ。
笠原は「年内最後のSBの大会ということで、ONEのスーパーボール選手と戦えることを光栄に思っている。明日は海人選手に負けないくらいの勢いで仕留めに行く」と意気込みを見せた。スーパーボールについては「今まで戦ってきたタイ人選手の中ではナンバーワンだと思う」と評価。そして「相手はバチバチな選手なのでアグレッシブな印象がある。オープンフィンガーらしい倒し合いができるのではと楽しみにしている」と語り、OFGMでの初KO勝ちを狙う。
スーパーボールは「今回は初めて日本でSBの試合ができてうれしい。今は少し緊張しているが明日は頑張る。笠原選手はムエタイ選手にたくさん勝っている。強い選手だと思う。明日は頑張ります」などと語った。