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笠原兄弟がスアレック、栗秋相手に試練のダブルメインイベント。トリの弘希は「結果を残して踏み台にしたい」【SB】

2021.02.06 Vol.Web Original

SBとREBELSが3vs3の対抗戦

 シュートボクシング(SB)の2021年第1弾大会となる「SHOOT BOXING 2021 act.1」(2月7日、東京・後楽園ホール)の前日計量が2月6日、東京都内で開催され、全選手が1回で規定体重をパスした。

 今大会は笠原弘希と友希(ともにシーザージム)の笠原兄弟がダブルメインイベントを務め、それぞれスアレック・ルークカムイ(タイ/スタージス新宿)と栗秋祥梧(クロスポイント吉祥寺)と対戦。伏見和之(RIKI GYM)vs心直(REON Fighting Sports Gym)と合わせた3試合がSBとREBELSの対抗戦となる。

 計量後に行われた会見にはこの3試合に出場する6選手が出席した。

 会見の冒頭、シーザー武志日本シュートボクシング協会会長が「格闘家というのはどんなルールでも戦えるのが本当の格闘家なのではないかと思うが、今はそうもいかない時代の中、勇気のあるREBELSの3人の選手が来てくれた」とREBELS勢に感謝の言葉をかけた。そして明日試合をする全選手に「プロは勝った負けたよりお客さんがどれだけ喜んでくれるかが一番大事。それを肝に銘じていい試合をしてくれればうれしい。お客さんに“ああ、今日は来て良かった”と感動を与えられて、お客さんがその気持ちを実生活に持ち帰って、励みになるような試合があったらいいなと思っている。プロとして恥ずかしくないような試合をしてほしい」などと要望した。

SB2階級制覇の20歳・笠原弘希がベテラン前口太尊にTKO勝ち【2・15 SB】

2020.02.16 Vol.Web Original

ドクターストップでTKO勝ち

 シュートボクシング(SB)の2020年開幕戦「SHOOT BOXING 2020 act.1」(2月15日、東京・後楽園ホール)でSB日本スーパーフェザー級王者の笠原弘希が元J-NETWORKライト級王者の前口太尊と延長にもつれ込む熱戦の末、ドクターストップによるTKO勝ちを収めた。

 笠原は一昨年9月にSB日本フェザー級王座を獲得し、昨年9月にはSB日本スーパーフェザー級タイトルマッチで王者・深田一樹を2RKOで下して2階級制覇を達成。昨年6月には前SB日本スーパーバンタム級王者・内藤大樹も延長の末、判定で下すなど次期エース候補と目される存在。しかし昨年12月に行われた新日本キックとの対抗戦では重森陽太にヒジ打ちによるカットでTKO負けを喫してしまい、今回は再起戦となる。

 対する前口はプロ戦績の22勝中15のKO勝ちがあるハードパンチャー。SBには一昨年11月に初参戦し村田聖明と大激闘を繰り広げた。現在はKNOCK OUTやRISEに参戦中。この日は那須川天心がセコンドに就いた。

“居合パンチャー”町田光が居合ジャーマンでSB王者・西岡を撃破【12・3 SB】

2019.12.04 Vol.Web Original

シュートボクシング2年に一度のビッグイベント「GROUND ZERO TOKYO 2019」

 シュートボクシング(SB)の2年に一度のビッグイベント「GROUND ZERO TOKYO 2019」が12月3日、東京・水道橋の東京ドームシティーホールで開催された。

 この大会は各団体や世界から王者クラスの強豪を招聘し、シュートボクサーたちと強さを競い合うことをコンセプトに持つ、SBにとっては「S-cup」と並ぶ大きなもの。今大会も王者と元王者合わせて6人が参戦した。

 セミファイナルにはWPMF世界スーパーフェザー級王者で“居合パンチャー”の異名を持つ町田光が二度目のSB参戦。SB日本ライト級王者の西岡蓮太と対戦し、3-0の判定で勝利を収めた。

 町田は前回の参戦では元SB日本スーパーフェザー級王者の村田聖明と対戦し、見事なバックドロップを決め判定勝ち。今回対戦する西岡は村田と日本ライト級王座を争った末、ベルトを巻いている。

笠原弘希が王者・深田を破り2階級制覇達成【9・28 SB】

2019.09.29 Vol.Web Original

2Rに一気に3つのダウンを奪いTKO勝ち

「SHOOT BOXING 2019 act.4」(9月28日、東京・後楽園ホール)で「SB日本スーパーフェザー級タイトルマッチ」が行われ、挑戦者の笠原弘希が王者・深田一樹を破り王座を獲得した。

 笠原は日本フェザー級王座を返上しての挑戦で2階級制覇となった。

 2人は一昨年の11月に対戦し、その時は深田が延長の末、判定で勝利を収めており笠原にとってはリベンジマッチ。

 試合は1Rから笠原が強烈な左のローでペースをつかむ。オープンスコアシステムの判定で1人が10-9で笠原を支持する。

 2Rに入ると深田がパンチで前に出るが、笠原はその打ち終わりに右ハイを決める。笠原は前蹴りで距離を取ると深田が踏み込んで右フックを放ったところで右フックを合わせ、最初のダウンを奪う。立ち上がった深田だったが、今度は笠原は左フックでダウンを奪う。

笠原兄弟が揃って下克上。兄・弘希は内藤に判定勝ち。弟・友希は小笠原にTKO勝ち【6・23 SB】

2019.06.24 Vol.Web Original

内藤大樹が約1年半ぶりにSBのリングに復帰
 シュートボクシング(SB)の後楽園ホールで開催されるシリーズ第3戦「SHOOT BOXING 2019 act.3」(6月23日、東京・後楽園ホール)で元SB日本スーパーバンタム級王者の内藤大樹が約1年半ぶりにSBのリングに復帰した。

 内藤は3年前にKO負けを喫した那須川天心との対戦を勝ち取るため、2017年11月に「RISE DEAD OR ALIVE -57kg TOURNAMENT 2017」に出場し優勝。昨年11月についに那須川との再戦を果たしたが、無念の1RKO負けを喫し、今後の動向が注目されていた。

 この日は現SB日本フェザー級王者の笠原弘希と対戦し、一進一退の攻防を繰り広げ、2Rの延長の末、2-0の判定で敗れた。

エース海人が12年ぶりSB復帰の中島弘貴を迎撃「シュートボクサーとしてSBの強さを見せる」【6・23 SB】

2019.06.22 Vol.Web Original

中島「久しぶりにSBのリングに上がれることをうれしく思う」
 シュートボクシング(SB)の後楽園ホールで開催されるシリーズ第3戦「SHOOT BOXING 2019 act.3」(6月23日、東京・後楽園ホール)の前日計量と会見が6月22日、都内で行われた。

 計量は全選手が規定体重をクリアし、全10試合が行われる。

 今大会では2006年9月、シュートボクシングのリングでプロデビューを果たした第3代Krush-70kg級王者・中島弘貴(バンゲリングベイ・スピリット)が12年ぶりにSBのリングに上がる。

 日本シュートボクシング協会のシーザー武志会長は会見で「中島はアマチュアで優勝して、プロでも何戦かして、Krushでチャンピオンになった。素晴らしい。たまにうちに来て、坂本(優起)なんかと練習している。遠い選手じゃなくて、うちの選手かなと思うくらい。また盛り上げてほしい」などと期待の声をかけた。

 中島も「明日は久しぶりにSBのリングに上がれることをうれしく思う。相手もいい選手。自分もいい状態に仕上げてきたので、いい試合を見せたい」と応えた。

西岡がKNOCK OUT王者の不可思破る大金星【4・27 SB】

2019.04.28 Vol.Web Original

対抗戦は2勝2敗
 シュートボクシング(SB)の「SHOOT BOXING 2019 act.2」(4月27日、東京・後楽園ホール)で行われた「SHOOTBOXING vs REBELS対抗戦」は2勝2敗の痛み分けで終わった。

 REBELSの2勝1敗で迎えた大将戦でSBの西岡蓮太が判定ながら不可思を破る大金星を挙げた。

 試合は1Rから不可思がプレッシャーをかけ前に出る。不可思がローキックを放つところに西岡が積極的にパンチを出していく。がっちりガードを固めた不可思だったが時折、西岡の右ストレートを被弾すると会場のSBファンから大きな歓声が上がる。

 不可思は2Rもじわじわとプレッシャーをかけ続け前に出るが、徐々に西岡のいいパンチが当たりだす。しかし不可思は動じることもなくローからパンチ、ヒザ蹴りを繰り出していく。

西岡蓮太と笠原弘希が初戴冠、深田一樹は2階級制覇達成【9・15 SB】

2018.09.16 Vol.Web Original

西岡が7Rに渡る死闘を制する
「SHOOT BOXING 2018 act.4」(9月15日、東京・後楽園ホール)で三大タイトルマッチが行われた。

 前SB日本スーパーフェザー級王者の村田聖明と西岡蓮太によって行われたSB日本ライト級(62.5kg)王座決定戦は5Rの本戦が終わった時点でジャッジ3者とも50-50のドロー。無際限延長ラウンドに突入し、延長2R目で西岡が2-0の判定で村田を振り切り初の王座を獲得した。

今年最後の後楽園大会で三大タイトル戦【9・15 SB】

2018.09.14 Vol.Web Original

日本スーパーフェザー級王座を返上した村田が日本ライト級王座決定戦に出場
 今年最後の後楽園ホール大会となるシュートボクシング(SB)の「SHOOT BOXING 2018 act.4」(9月15日、東京・後楽園ホール)で三大タイトルマッチが行われる。

 14日には前日計量が行われ、全選手がパス。タイトルマッチへ向けて順調な仕上がりを見せた。

 SB日本ライト級は村田聖明vs西岡蓮太の王座決定戦。

 SB日本スーパーフェザー級王座を返上し、2階級制覇に挑む村田は「去年に続きタイトルマッチをやらせてもらうのはありがたい。西岡選手と面白い試合をして会場を盛り上げたうえでチャンピオンになりたい」、初めてのタイトル戦に臨む西岡も「簡単に勝てる相手ではないのは分かっているが、明日は一瞬も目が離せないような緊張感のある試合をして、最後は自分が勝ってリングに立っていたい」とそれぞれタイトルマッチへの思いを口にした。

ヘビー級王者・清水が三浦にKO勝ち 【11・22 SB】

2017.11.23 Vol.Web Original

清水が強烈なヒザとパンチで2つのダウンを奪う
 シュートボクシング(SB)のビッグマッチ『-SHOOT BOXING BATTLE SUMMIT-GROUND ZERO TOKYO 2017』(11月22日、東京・東京ドームシティホール)では「SB日本スーパーライト級王座決定トーナメント」が軸となったが、ワンマッチには4人の現王者が出場と豪華なカードが並んだ。

 2年ぶりのSB参戦となった初代ヘビー級王者の清水賢吾は三浦広光と対戦。2R1分40秒、KOで勝利を収めた。

 1R、序盤は清水が重い右ローで試合を組み立てるが、三浦は中盤以降、左右のボディーブローの連打で清水を追い込む。コーナーへ詰めフックの連打であわやの場面も演出するが、清水はヒザで反撃。2Rも序盤から激しく打ち合う2人だったが、体重で勝る清水のローが徐々に効き始める。それでも三浦はパンチの連打を繰り出すが、清水はヒザ蹴りの連打で1回目のダウンを奪う。なんとか立ち上がった三浦だったが、清水はなおもヒザで追撃。ロープに詰め左フックでふらつかせると、なおも追いかけ最後は左フックで2度目のダウンを奪いKOでド迫力の打撃戦を制した。

SBの新エース海人がV宣言「次は世界とS-cup」【11・22 GROUND ZERO】

2017.11.21 Vol.Web Original

 シュートボクシング(SB)のビッグマッチ『-SHOOT BOXING BATTLE SUMMIT-GROUND ZERO TOKYO 2017』(11月22日、東京・東京ドームシティホール)の前日計量と記者会見が21日、都内で開催された。

 計量は出場全選手がパスし、翌日の大会へ順調な仕上がりぶりを見せた。

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