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「涼子ちゃんに”憲一”って呼ばれて…」シーズン重ね、現場は和気あいあい!

2014.10.12 Vol.628

『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』の初回放送を控えた9月30日、六本木のテレビ朝日で、制作発表が行われた。会見には、米倉を始め、主要キャストが白衣など劇中の衣装姿で勢ぞろい。最新版の見どころなどをPRした。

 最初の作品、前作、そして今作と3作品が作られるなかで、ヒロインの米倉はもちろんのこと、シーズンをまたいで出演するキャストも増えた影響か、会見は心地よい緊張感とそれを上回る家族のような温かさと笑いに満ちたものになった。

 会見では、遠藤が米倉に「憲一」と呼ばれていることを暴露。「憲一なんて、両親以外に呼ばれたことがないのですごくうれしいんです。うれしくて現場ではよく抱きついています」と暴走する遠藤に、米倉は「本当にそれ、辞めていただけませんか?(笑)」とピシャリ。米倉いわく、勝村に言われて「憲一」と呼んでいるそうだ。

 また、“いたしません”“御意”など本シリーズの決め台詞もトークの話題に。そのなかで、米倉が通院している歯科の助手に「子どもがめんどうくさくなって困ります。“いたしません”って言うんです。辞めてもらえませんか?」と、愛情のこもったクレームをもらった話も。「母親が“いたしません”じゃなくて、“御意”でしょって子どもに言うっていう(笑)」(米倉)。本シリーズが小さな子どもから大人まで幅広い層に愛されていることがよく分かるエピソードだった。

 また、今シリーズで最も“御意”と言われそうな役どころの北大路は「気持ちのこもってない“御意”は受け入れません」と、きっぱり。重みのあるトーンで語られるユーモアが、会場をきゅっと引き締めたのが印象的だった。

 会見が行われた、同局のメインエントランスのアトリウムには、ドラマのメインビジュアルをプリントした大きな垂れ幕が下がり、ドラマに合わせて特別に制作されたピンクゴールドの大きなXをモチーフにした巨大オブジェが置かれ、会見終了後には、同局を訪れていた人たちが足を止めたり、写真撮影をして楽しんでいた。ショップには新しいグッズも登場している。

SPECIAL INTERVIEW 米倉 涼子

2014.10.12 Vol.628

「いたしません」、「私、失敗しないので」というフレーズが小さな子どもたちの間でも使われるほど、幅広い層に愛されているドラマ『ドクターX』シリーズ。通算3作目となる最新作『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』が戻ってきた。「自由にやっていきたい」。型破りなフリーランス外科医に再び挑む、米倉涼子にインタビューした。

米倉涼子、遠藤憲一に「やめていただけますか」!?

2014.09.30 Vol.627
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 米倉涼子が主演する人気ドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系、木曜夜9時、10月9日スタート)の制作発表が30日、テレビ朝日で行われた。会見には、米倉を始め、主要キャストが勢ぞろい。米倉は「一匹狼でやっていきたい」と、意気込みを語った。

 シリーズも3作目。前、前々シリーズから連投するキャストも多く、早くも現場は和気藹々の様子だ。冒頭のあいさつで、遠藤憲一が「米倉さんに"憲一"と呼ばれている」と明かすと、米倉は共演の勝村政信に言われてそう呼んでいると弁明。遠藤は「すごいうれしい!うれしくて現場で抱きつきまくってるんです!」と暴走したが、米倉に「それ、やめていただけますか?(笑)」とピシャリとやられていた。その後も遠藤は、「最近、口癖になっている言葉はあるか?」の質問に対して、映画『アナと雪の女王』の『Let It Go~ありのままで~』を映画を再現しながら歌うなど、大活躍だった。


 会見では、劇中に良く出てくるセリフ「御意」の文字が書かれたケーキも登場。米倉は大きなメスを入れると「手術もいいけど、ケーキ入刀もいいですね」とコメント。共演者たちをニヤニヤさせていた。

 最新シリーズは、日本医学会の頂点・国立高度医療センターが舞台。日本を代表する東西の大学病院が覇権争いを繰り広げる同センターで、米倉演じる孤高のフリーランス外科医・大門未知子が「目の前の命を救う」という信念の下、突き進む。

 遠藤、勝村のほか共演は、内田有紀、渡辺いっけい、内藤理沙、庄野崎謙、北大路欣也ら。初回および第2回は15分拡大放送。

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