篠原が判定ながらも細越に完勝
「Krush.86」(3月10日、東京・後楽園ホール)で「Krush −65kg次期挑戦者決定トーナメント」の準決勝2試合が行われた。
第1試合では篠原悠人と細越貴己が対戦。篠原が3-0の判定で勝利を収めた。
篠原は1Rから左ジャブを起点としたパンチを的確に細越の顔面に集める。細越は右目の下を大きくはらし、鼻血も噴き出しながらも下がることなく前に出続ける。ラウンドを重ねてもこの展開は変わらない。3Rには篠原の左ストレートがクリーンヒットし、ぐらつく細越。なおもパンチの連打で攻め込む篠原だったが、細越は最後まで立ち続け、試合は判定に。ダウンこそ奪えなかったものの、ジャッジ3者とも30-27の3-0で篠原が完勝した。