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GLORYとの対抗戦に3王者が参戦。肩の脱臼明けの中村寛「ぶっつけ本番でしばいてやろうと思っている」【RISE】

2023.10.25 Vol.Web Original

 RISEの今年最後のビッグマッチ「RISE WORLD SERIES 2023 FINAL Round」(12月16日、東京・両国国技館)の第1弾カード発表会見が10月25日、都内で開催された。

 今大会ではGLORYとの対抗戦「RIVALS」として6試合を行う予定で、この日は3試合が発表された。

 ライト級戦ではRISEライト級王者の中村寛(BK GYM)がアフマド・アコーダッド(モロッコ/Brutal Gym)と対戦する。

 中村は今年4月に直樹を破り、王座獲得。戴冠後初の試合となった8月のアリシェル・カルメノフ戦ではもつれて倒れた際に肩を脱臼してしまいノーコンテスト。今回はそれ以来の復帰戦となる。アコーダッドはモロッコ出身の22歳でプロ戦績は15戦13勝(7KO)2敗。184センチの長身で中村との身長差は実に20センチとなっている。

 中村は「前回は不本意な形で僕自身もそうだが、ファンもフラストレーションがたまっているなというのはすごく思っていて。今年中にそれを撤回して、勝ちで終わろうと思っている。その中で文句ない相手なんじゃないですかね。でかくて、戦績を見ても強いといわれている選手を完膚なきまでにボコボコにして会場を沸かせるんで、楽しみにしていてください」と気合十分。

王座決定トーナメント決勝進出の聖愛「リベンジしてベルトを獲る」、村上悠佳「ベルトを巻くのは私」【RISE168】

2023.05.29 Vol.Web Original

「RISE QUEENバンタム級王座決定トーナメント」が開幕

「RISE168」(5月28日、東京・後楽園ホール)で「RISE QUEENバンタム級(-55kg)王座決定トーナメント」が開幕した。準決勝2試合が行われ、聖愛(魁塾)と村上悠佳(TEAM TEPPEN)が勝利を収め、「RISE170」(7月30日、東京・後楽園ホール)で行われる決勝に進出した。

 準決勝の第1試合で聖愛は神谷優良(KKC/全日本フルコンタクト空手2021軽重量級3位)と対戦。

 1R、ともにオーソドックスの聖愛と神谷。聖愛は右ロー。神谷はそこにパンチを連打。圧をかけてパンチを連打の神谷。聖愛もパンチを返す。聖愛が組み止め、ブレイク後、聖愛は蹴りからパンチに。聖愛は左右のローからパンチのコンビネーション。神谷がパンチで前に出ると聖愛は前蹴り。距離が詰まり組みつく場面も。神谷はサウスポーにスイッチしてパンチで反撃。聖愛はそこにカウンター。神谷はスイッチを繰り返し攻撃を狙うが聖愛が的確にパンチを顔面に当てていく。

初防衛戦でリベンジマッチに臨む小林愛三がMVP、ベストKO、ベストバウトの総取り誓う【RISE169】

2023.05.27 Vol.Web Original

「RISE169」(5月28日、東京・後楽園ホール)の前日計量が5月27日、都内で行われ、メインイベントで行われる「RISE QUEENフライ級(-52kg)タイトルマッチ」で対戦する王者・小林愛三(NEXT LEVEL渋谷)と挑戦者のテッサ・デ・コム(Fightteam Vlaardingen/同級1位、Enfusionストロー級王者)がともに規定体重をクリアした。

 小林は計量後の会見で今大会から制定される大会MVP、ベストKO賞、ベストバウトの総取りを誓った。

 小林は2020年12月に行われた「初代王座決定トーナメント」の決勝で陣内まどかと対戦予定も、陣内がけがで欠場となったため暫定王者に。翌年4月に正規王者に認定された。2022年3月にはGLORYに参戦し、GLORY女子スーパーバンタム級王者ティファニー・ヴァン・スーストに挑戦するもKO負け。再起戦となった7月のイ・ドギョン戦ではダウンを奪ったうえでの判定勝ちを収めるが、12月にはコムと対戦するも1Rにダウンを奪われ、無念の判定負けを喫した。今回は王座をかけてのリベンジマッチとなる。

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