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有明聖火台がお台場・シンボルブロムナードに再設置 お披露目セレモニーで記念の炎灯る

2022.10.16 Vol.Web Original

 

 東京オリンピック・パラリンピック2020大会の有明聖火台がお台場のシンボルプロムナード公園、石と光の広場横に再設置されることになり、そのお披露目セレモニーが15日、同所で行われた。

 大人から未来を担う子どもたちへとトーチが手渡され、子ともたちがトーチを掲げると、聖火台がミストスクリーンを使用した演出の炎で点灯した。

 セレモニーには、小池百合子都知事を筆頭に、国際オリンピック委員会(IOC)委員で日本オリンピック委員会(JOC)会長の山下泰裕氏らが出席した。
 
 山下氏が、IOCのトーマス・バッハ会長のメッセージを代読。バッハ会長は「東京2020大会の1周年を迎えるにあたり、私はオリンピック・パラリンピック大会のレガシーが、今後何年にもわたって、東京と世界の人のために成長し続けることを確信しています。東京2020大会で灯したレガシーという光を守り、作り、伝えてまいりたいと思います」とした。

東京2020オリパラのメダリストなどが記された銘板953枚が国立競技場に設置

2022.04.25 Vol.Web Original

 東京2020組織委員会の橋本聖子会長と武藤敏郎専務理事・事務総長が4月25日、国立競技場(オリンピックスタジアム)に設置されたトリビュート・トゥー・チャンピオンズ、東京2020聖火台、炬火台(東京1964大会の聖火台)を視察した。

 トリビュート・トゥー・チャンピオンズは大会終了後にオリンピックスタジアム内に設置される銘板で、1928年のアムステルダム大会より各大会で各開催会場に設置されているもの。銘板には全種目のメダリスト(個人競技は個人名、団体競技はNOC/NPC名)が表示される。

 3月24日から工事が始まり4月22日に設置が完了していた。場所は国立競技場の壁面で、外周は約1キロあるのだが、そのうちの約4分の3のスペースに設置されている。

 銘板の内訳は大会概要がオリンピックとパラリンピックの各1枚。ピクトグラムはオリンピックが50枚、パラリンピックが23枚。メダリストはオリンピックが339枚、パラリンピックが539枚となっている。

【東京五輪】聖火が有明の「夢の大橋」に移動も観覧は「自粛」の呼びかけ

2021.07.24 Vol.Web Original

本番の約3分の1サイズ

 東京オリンピックの開会式から一夜明けた7月24日、聖火リレーの最終ランナーを務めた大坂なおみが灯した聖火が東京・有明にある「夢の大橋」に設置された聖火台に移された。

 これは国立競技場には聖火台を置くスペースがないための措置。有明地区には競技会場が多く集まっている。

 ここに設置されるのは開会式で使用したものと形状は同じだがサイズは3分の1で直径約1.2メートルで高さ約0.9メートルのもの。それでも重さは約200kg。聖火台を置く架台を含めた全体のサイズは高さ約3.7メートルになる。

 この聖火台は大会史上初めて燃料に水素を使用。水素は燃焼時に無色透明なことから炭酸ナトリウムによる炎色反応で着色し、自然な炎の色にしているという。

東京五輪開閉会式のエグゼクティブプロデューサーに日置貴之氏

2021.07.14 Vol.Web Original

開閉会式の式典コンセプト発表

 東京2020組織委員会は7月14日、東京オリンピック・パラリンピックの開閉会式4式典の共通コンセプトと、オリンピックの開閉会式の式典コンセプトを発表した。

 4式典の共通コンセプトは「Moving Forward」、オリンピックの開会式のコンセプトは「United by Emotion」、閉会式のコンセプトは「Worlds we share」となる。パラリンピックの開閉会式のコンセプト等は後日発表される。

 これらのコンセプトは、新型コロナウイルス感染症により多くのセッションが無観客となるような厳しい状況であるからこそ、大会で活躍するアスリートの姿やスポーツの力が、世界に新たな希望の光を届け、人々が強く前に進んでいく力を生み出す原動力となる事を願ったものという。

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