自身が科学物質過敏症を発症した経験から、有機溶剤を含むネイルカラーやコート剤を一切使わず、すっぴんの爪がきれいになるネイルケア「育爪」を編み出した嶋田美津惠さん。最新刊『女は爪で美人になる』(SBクリエイティブ)では、誰でもピンク色の健康な爪を育てられる方法を詳細な写真とともに解説。オリジナルネイルファイル付きですぐにケアが始められ、爪も人生も美しく変化することが実感できる。本書を読者5名にプレゼント。(係名:「女は爪で美人になる」)
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コロナ下のネイル業界「育爪」で救う「ネイルサロンのこれからを考える会」
化学物質過敏症の発症をきっかけに、有機溶剤を含むネイルカラーやコート剤を使用せず、すっぴんの爪を美しくするネイルケア「育爪(いくづめ)」を提唱する嶋田さん。今回、コロナ不況にあえぐネイルサロンのために無料講習会「ネイルサロンのこれからを考える会」をスタートさせた。
「今、お客様の減少に悩むサロンオーナーや勤務ネイリストの方が増えています。周りでも経営セミナーを受講している話や閉店の話を聞きます。私自身、お客様の半分とすべてのスタッフを失った経験があって、その一番大変だった時に相談できる相手が欲しかったという思いがあり、悩みを言える場を作りたいと考えました」
現在は無料相談会を毎月オンラインで開催。一般の方に「育爪」を教える時との違いは?
「多くのネイリストさんは、爪の表面を磨いたりコーティングしたり甘皮を切り取ったりすることの副作用を習っていません。ジェルネイルもベースコートも甘皮処理もしないで、どうやって丈夫できれいなすっぴんの爪を育てていったらいいのか分からないという方が多いです」
講習会の反響はいかがですか?
「ジェルネイル専門だったあるサロンでは、すっぴん爪を育てるメニューを導入したら、新規のお客様が5倍来るように。お客様にすっぴん爪のままお帰りいただいているにもかかわらず、喜んでお金を払っていかれることにも驚いていました」
独自技術を伝えるとライバルが増えるのでは?
「すっぴん爪を育てるメニューのあるサロンが増えたほうが、多くの人に認知されるようになって市場が広がり、繁盛しているサロンが増えると思います。ネイルサロン利用者は女性の1割程度といわれますが、すっぴん爪のお手入れは他の9割の方を開拓できると考えています」
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「何かお困りでしたら、ひとりで考えずに何でも相談してください」と嶋田さん。今後の無料Zoomネイルサロン経営相談会は、6月16日(水)11時、7月9日(金)15時、8月9日(月)21時他を予定。
ネイルカラーもトップコートも必要なし!そのままの爪が美しくなる「育爪」とは?
新型コロナウイルスの感染拡大によるおうち時間で、注目を集めたのが普段はできないスペシャルケアを自宅で行う「おこもり美容」。外出自粛でネイルサロンに行けない期間に、自分でできるホームケアを見直した人も多いのでは? そんな中でネイルカラーや爪磨きを行わず、素の爪を美しい形に育てる「育爪(いくづめ)」を提唱するのが、「育爪サロン ラメリック」代表の育爪スタイリスト・嶋田美津惠さんだ。今回、嶋田さんの最新刊『女は爪で美人になる』(SBクリエイティブ)の発売を記念し、自由が丘のサロンで開催されたプレス向け育爪体験会の模様を記者がレポートする。