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RIZIN サワーと自演乙がMMAルールで対戦

2015.11.06 Vol.654

 年末に開催される格闘技イベント『RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2015 さいたま3DAYS』(12月29~31日、さいたまスーパーアリーナ)の追加カード4試合が4日、発表された。

 目を引くのが長島☆自演乙☆雄一郎vsアンディ・サワーの一戦。K-1 MAXで活躍した両者だが、今回は総合ルールでの対戦となる。
 長島は「アンディと僕でしかできないような謎めいた試合をしたい」とコメント。このコメントも含め、予測不可能な試合となった。また総合格闘技初挑戦となるシュートボクシング(SB)女子フライ級王者のRENAはイタリアのキックボクサー、イリアーナ・ヴェレンティーノと対戦。

 RENAは「MMAの技術も進化しているので、あっと驚くようなことをしたい。飛びつき腕十字とかにも挑戦したい」とこちらもどんな試合になるのか全く予想もつかない。

 またDEEPフライ級王者の元谷友貴が韓国のチョ・ナムジンと対戦。元谷は「相手は韓国の№1。自分は日本の№1と思って戦います」と言えば、高田延彦統括本部長は「勝ったほうがアジア№1といっても差し支えない」と太鼓判を押した。DJ.taiki vs高谷裕之についてはDJ.taikiが「“不良vsオタク”という図式を作りたいんでしょうが、僕はゆかりん(声優の田村ゆかり)にしか興味はないので、オタクではありません」としたうえで、「見た目が弱そうでも、刺青が入っているような怖そうな人にも勝てるというところを見てほしい」と独特な表現で意気込みを語った。

格闘技ライターの布施鋼治が語る12・29「BLADE 1」の見どころ

2014.12.05 Vol.632

 立ち技格闘技の新イベント「BLADE 1」が12月29日に大田区総合体育館で開催される。

 この「BLADE 1」はRISE、REBELS、Bigbangの3団体が「本当に強い選手は誰なのか」をテーマに立ち上げた大会。ルールはパンチとキック主体の3ラウンド制。トーナメントは軽・中量級に主軸を置き、来年以降は世界大会も視野に入れているという。

 今大会では、まず8選手による「-61kg 日本最強決定トーナメント」が開催される。11月8日に対戦カード抽選会が行われ、①「SHIGERU vs. 郷州力」、②「小川翔 vs. 不可思」、③「高橋幸光 vs. 勝次」、④「小宮山工介 vs. ヤスユキ」の1回戦4試合が決まった。準決勝は①の勝者と②の勝者。③の勝者と④の勝者で行われる。

 また11月21日にはスーパーファイト7試合が発表された。なかでも注目は70kg契約の「日菜太vs長島☆自演乙☆雄一郎」の一戦か。K-1 MAXで活躍した両者だが、その後の活動は両極端。日菜太はGLORYにも参戦し、REBELS 70kg級王者に君臨する。一方の長島はコスプレファイターとして一般メディアにも取り上げられ、キック以外にも総合やプロレスのリングにも上がる。キック界における最北と最南の存在だ。会見でも日菜太が長島について「プロレスに行ったり総合をやったりフラフラしている」と言えば、長島は「いろんな経験がバイタリティーになる」と反論した。

 本紙で格闘技コラムを執筆していたライターの布施鋼治は「トーナメントは優勝候補のヤスユキと小宮山がいきなり激突する展開に。SHIGERUと郷州も潰し合いになるので、他の選手が勝ち上がる可能性も。スーパーファイトは日菜太vs自演乙の注目度が高いけど、他の対戦カードも勝負性が高く見逃せません」と語る。

 大会の詳細はhttp://blade.jp.net/ から。

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