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劇団EXILE 青柳翔が戦前の活劇スター! 舞台『三十郎大活劇』4月上演

2022.01.26 Vol.Web Original

 劇団EXILEの青柳翔が、4月上演のパルコ・プロデュース『三十郎大活劇』に主演する。

 第二次世界大戦に突入しようかという開戦前夜の激動の日本映画史の中で、一夜にしてスターとなった紅三十郎とその仲間たちの姿を描く、映画と愛と平和を愛した者たちの青春物語だ。脚本は鈴木聡。演出はラサール石井が担当する。

 青柳が演じるのは、紅三十郎。

 青柳は「舞台は戦前、そして演じるのは活劇スター、と、初めての経験でわからないことだらけですが、それが楽しみでもあります。ラサールさん、豪華な競演のみなさん、そしてこの素晴らしい作品を前に、プレッシャーはもちろん感じていますが、打ち勝って、やって良かったー!と思えるように、頑張りたいと思います」と意気込んでいる。

 ラサールとはすでに会い、作品について話したようで、「時代背景の参考となる作品や、考えるヒントになる知識を沢山授けていただきました。本当に膨大な知識に驚く一方でしたが、稽古に入る前にできることは何でもやって、万端に準備して臨みたい」と話す。

 本作は94年に初演されている。

 青柳は「30年近く前に誕生した作品が、今もって全く色褪せていないんです。面白さはもちろん、今、この時代にも通じるメッセージ性。本当にすごいことだと思います。30年近く前に誕生した戦前の活劇スターを、現代人の自分が演じることにも不思議な縁を感じつつ、このチャレンジをさせていただけることを光栄に思います」と、コメントを寄せている。

 ヒロインは、AKB48の元メンバーで、2代目グループ総監督も務めた横山由依。今作がグループ卒業後初の作品となる。そのほか、入野自由、松平璃子、近藤公園、小倉久寛らが出演する。

 4月2日に、東京・新国立劇場中劇場で開幕。同23・24日にCOOL JAPAN PARK OSAKA WWホールで大阪公演がある。

福士蒼汰と宮野真守がバディ、やりたい放題の髙嶋政宏に「僕らはしっかりと立ち向かえる」 いのうえ歌舞伎『神州無頼街』制作発表

2022.01.25 Vol.Web Original


 福士蒼汰と宮野真守が共演する、2022年劇団☆新感線 42周年興行・春公演 いのうえ歌舞伎『神州無頼街』の制作発表が25日行われ、主演の福士、バディを務める宮野、そして松雪泰子、髙嶋政宏の主要キャストと、演出のいのうえひでのりが出席した。

 もともと2020年に上演予定だった舞台だが、新型コロナウイルスの影響で延期となり、2年の時を経て上演が決まった。

 いのうえは、「こうして2年延期できたこと、ほぼ同じメンツで上演できるというのは、この業界では奇跡に近いかもしれない。橋本じゅん以外はほぼ予定したキャストで上演できるということ、これは演劇の神様が絶対やれよと言ってくれているような気持ちになりました。なんとか頑張って千秋楽を迎えたい」と、意気込みのコメント。

 主演の福士も同じく上演を喜ぶ。「最初は中止ということだったので悔しい思いがあったなか、皆様の声で、中止じゃなくて延期にしようよというふうになって。メンツも揃うことができてすごくうれしい。2年前にできなかったことで今ならできるんじゃないか、2年で経験した分のものを今年出すことができると思う。そういう部分では、みなさんの気概だったり思いが伝わってくる中で稽古に励んでいます」

藤原竜也、石丸幹二、向井理がハリー・ポッター! 今夏上演の舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』

2022.01.23 Vol.Web Original

 

 今夏上演の話題の舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』(7月8日~、TBS赤坂ACTシアター)で、ハリー・ポッターを藤原竜也、石丸幹二、向井理が演じることが発表された。

 本作は、子ども時代のハリー・ポッターの19年後を描く舞台のために書き下ろされた8番目の物語で、父親になったハリー・ポッターが登場する。3人が回替わりで主役を務めるトリプルキャスト制で上演する。

 度重なるオーディションを経ての決定。複数回の映像オーディション、昨年春には海外スタッフが来日し対面オーディションが行われたという。

 発表に際して、3人はコメントを発表。それぞれハリー・ポッターを演じる喜びと興奮を伝えている。

 藤原は「世界で愛されている大ベストセラーシリーズに出演できること、大変光栄に思います。海外スタッフによる数度のオーディションは緊張しましたが、非常に貴重な経験となりました。“ハリー・ポッター”という世界を、ファンの方だけでなく、演劇を観たことのない方にも楽しんでいただけるよう、とにかく精一杯演じます」

 石丸は「ブロードウェイで観た時の興奮が忘れられない。めくるめくような魔法の嵐に、どよめきが湧きおこり、ハリーたちと一緒に客席もハラハラドキドキ。こんな夢のような体験を、日本で味わえるなんて。しかも、今度は俳優として舞台上で。皆さん、ぜひお楽しみに!」

 向井も「舞台でも魔法がたくさん出てきて、自分が演じていなくても観に行きたいほど面白い舞台です! その作品に出演者として最初に関われることがとても楽しみで、オーディションに参加してよかったと思っています。今までどおり、真摯に作品に向き合いたいと思います」

 公式ホームページでは、全キャストの顔ぶれが発表されている。

 本作は、2016年にロンドンで開幕し、前編と後編を2本の芝居で見せる2部制で上演。2021年11月にブロードウェイで前編を第1幕、後編を第2幕とする新バージョンが誕生した。東京公演は新バージョンでの上演で、上演時間は休憩を含めて3時間30分の予定。

 チケットは、通常の座席のほか、ハリー・ポッターの世界観を存分に味わえる「9と4分の3番線シート」も発売。さらに、抽選で当選した人のみが5000円でチケットを購入できる「ゴールデン・スニッチ チケット」も発売される。

 7月8日の初日に先立ち、6月からプレビュー公演を実施することも決定した。プレビュー公演の詳細は2月17日正午に発表される。2月23・24日の2日間限定で、プレビュー公演のチケットを発売することも決定している。

ノンスタ石田と小野塚勇人(劇団EXILE)、 コロナ禍の「しゃべっちゃダメ」のルールでコメディ舞台

2022.01.21 Vol.Web Original

 2月、これまでに見たことがない舞台の幕が開く。題名は『結 -MUSUBI-』。お笑い芸人として活躍する一方で、舞台などで俳優としても活躍するNON STYILEの石田明が手掛けるノンバーバルのコメディだ。舞台制作の発表にあたって発表されたコピーにあった「しゃべらないのにうるさい」ってどういうこと? 脚本と演出、そして出演もする石田と主演の小野塚勇人(劇団EXILE)に質問をぶつけてはみたけれど……

 

 舞台は相撲部屋。「私語をしないこと」、そして「女性を土俵にあげないこと」という2つの「してはいけない」ルールのもとで日々鍛錬、そして精進をする実の兄弟でもある4人の力士たちがいる。そこに妹がフィアンセを連れてきたことで、物語は大きく動き出して……なさそうでもない話ではある。この舞台がノンバーバルのコメディでなければ。

 舞台『結 -MUSUBI-』は、お笑い芸人でありながら、数々の舞台に出演し、脚本を書き、演出もする石田が4年の構想期間を経て上演する舞台だ。この4年という構想期間、石田が所属する吉本興業においては最長らしい。 
 
石田明(以下、石田):もともとは漫才を、フジヤマ、テンプラ、ゲイシャ、マンザイみたいに海外に知らしめたいというというのがあって。漫才を英語でやるということもできないことではないけれど、翻訳すると、どうしてもクオリティが下がってしまって、それをするのはちょっと違うだろうなと思いました。であれば、イチから作ってみよう、と。そうなるとノンバーバル。言葉を排除して、いろいろな要素をふんだんに取り入れよう、と。僕が一番得意なのはお笑いですから、笑いに来たいという人に見てもらえるようなものに正解があるような気がしました」

 チャップリンのように、これまでにもノンバーバルのコメディには様々な名作があるが……。

石田:外国ものですから外国人ならではリアクションで進みますよね。おもしろいんだけれど、日本人には正直ピンとこなかったりするところもあるじゃないですか。(この舞台では)なるべく日本人のリアクションで、日本人のなかの常識を覆したりして笑いを取れたらと思っています。海外も日本も笑いの取り方は似ているんですけど、日本のほうがいろいろな笑いの取り方があるように思っていて、そこを上手く利用したら、海外にも通用するんじゃないかな(この舞台は)新しいお笑いだと思っていただければと思います。

 アイデアを温める中で、コロナ禍に突入。《黙食》《ライブでは声を出さずに拍手で》など《しゃべってはいけない》ルールが普通の生活のなかに入り込んできた。

石田:何かとコミュニケーションを奪われていっているんで、しゃべらなくても面白いことはできるで!っていう思いもあった。それにノンバーバルってね、外国の人だけではなくて、耳の聞こえない方にも楽しんでもらえるんです。

あきらめない男・佐藤アツヒロ&あきらめは早い五関晃一らでお仕事コメディ! 笑いと幸せ届ける舞台『行先不明』 

2022.01.20 Vol.Web Original


 佐藤アツヒロが主演する舞台『行先不明』の制作発表記者会見が20日、都内で行われ、佐藤、五関晃一(A.B.C-Z)、真琴つばさ、作・演出の藤井清美が出席した。

 藤井と佐藤がタッグを組んだ『ブラック or ホワイト? あなたの上司、訴えます!』(2019年)に続く、お仕事コメディ第2弾。小さな旅行代理店が舞台で、会社が積み立てていたお金が消えてしまったことで物語が展開する。社員たちは自分たちで解決することを選ぶが……。積立金の横領をテーマに、未来への希望と不安をユーモラスに描く。

 佐藤は自身の演じる役について「不安の中で、ひとり希望を持ち、みなさんに協力を求めて、問題を解決していく男。その割には前半戦は運がない男として描かれているので、ドジなところもたくさん出てきます。行き先を見失い希望も薄れかかっている中、ひとり、ふたり、3人、チームワークで希望に走っていく物語の中心人物でもあります」と説明。そのうえで、「役者12名の総力戦。藤井先生、スタッフのみなさん、全員で、壮大なお仕事コメディで、みなさんに夢を運び、幸せを届けて、最後まで頑張っていきたい」と意気込んだ。

 真琴は『ブラック or ホワイト?ーー』から引き続きの出演。「台本を読みながら、佐藤アツヒロさんの声が聞こえてきた」と話す。佐藤と自身には共通する部分があると感じているといい、「みんなでワイワイしているときに、自分がワイワイするよりワイワイしているのを見ているのが面白かったりしない?」と語りかけると、佐藤は「そうです!」と、同意。

 また、真琴があいさつで五関と20年前に共演した経験があるというと、五関は「僕からしたら、覚えていただけていたのが驚きです。デビュー前ですしジュニアで、A.B.C-Zになる前のABCの時代です」。真琴が「親戚のおばさんのみたいになってました」と当時を振り返ると、五関は「10代の頃を見ていただいた大先輩なので、(この舞台で)成長を見せたいな、見せなきゃダメだなと思っています」

黒谷友香「明日も頑張ろうと希望を持てるように」主演舞台『あの子より、私。』上演中

2022.01.19 Vol.Web Original


 女優の黒谷友香が主演する舞台『あの子より、私。』が、よみうり大手町ホールにて上演中だ。

 黒谷は、カリスマ美容師で誰もがあこがれる理想的な家族の母親を演じている。14日に行われた開幕直前取材会では、息子役の基俊介(IMPACTors/ジャニーズJr.)について聞かれ、「めちゃくちゃいい子ですよ!みんな言ってます(笑)。めちゃくちゃいい子。」だといい、「もっちゃん」「友姉」と呼び合っていることを明かした。

 基によれば、稽古が始まったとき、キャストのあいだで、あだ名で呼び合うことを決めたそう。「あだ名ってすごい力を持ってるなと思いますね。ギュっと近くなる。距離は遠いけど、心は近いという感じです」と、友姉。

 普段とは違って女性が多いのではないかと聞かれた基は「僕、最初すごく緊張してたんですよ。ほとんど女性で、その中で男性が2人しかいないので。でも皆さんが気さくに話しかけてくれたおかげですごく楽しかったですし、とても伸び伸びとできたので、そこはほんとにこのメンバーでお仕事をすることができてよかったなって改めて思います」

 基は劇中でボイスパーカッションも披露。「いつもやっていることなのでそこは緊張せずにというか。普段からやっているからこそ、こういう時に出せるものだなと思っています。なので舞台だからライブだからという緊張はないですね。」

安倍晴明はドラえもん!? 三宅健が『陰陽師 生成り姫』で安倍晴明役に挑戦

2022.01.14 Vol.Web Original

 三宅健が新橋演舞場と京都・南座では初めて座長を務める舞台『陰陽師 生成り姫』の製作発表会見が1月13日、都内で開催された。

 同作の原作は夢枕獏の小説『陰陽師』。陰陽寮の陰陽師を生業とする安倍晴明と、その唯一無二の友である源博雅を中心に展開されるシリーズ作品で、今回、舞台化されるのは、そのシリーズの中でも初めて長編で書かれた作品。

 安倍晴明を三宅、物語のカギを握る徳子姫を音月桂、源博雅を林翔太、晴明のライバル・蘆屋道満を木場勝己が演じる。

 三宅は「安倍晴明はいろいろな方が演じられていて、自分がこの役を演じるというお話が来た時はとても光栄だったが、同時にプレッシャーもあった。自分にしかできない安倍晴明を演じたいと思っている」などと安倍晴明役への意気込みを見せた。

 宝塚歌劇団退団後、舞台・映像など幅広い分野で活躍中の音月も「陰陽師という世界観には今まで触れたことがなかったので、すごくうれしい気持ちと同時に、陰陽師のファンは世界各地にいると耳にしていて、皆さんがイメージする陰陽師像があると思うので、その中でもキーパーソンとなる役をやらせていただくことに私もプレッシャーを感じていますが、皆様のお力をお借りして、素敵な作品を作れるように情熱を持って臨みたい」と大役に緊張気味。

 一方、林は「このお話をいただいた時に、誰でも知っている作品なので、携われるということにうれしい気持ちがたくさんあった。その中でも、僕がジャニーズ事務所に入るきっかけとなった三宅健君と一緒に、ジャニーズの世界から少し離れた外の世界で一緒にお芝居をさせていただけるということが光栄。この幸せをかみしめながら千秋楽まで頑張っていきたい」と笑顔を見せる。

宮沢りえ「心震わせ惜しみなく」 舞台『泥人魚』が6日開幕

2021.12.05 Vol.Web Original

 

 舞台『泥人魚』が6日、東京・Bunkamuraシアターコクーンで開幕する。5日、初日を控えて、プレスコールが行われ、一部が公開された。

 2003年に初演された唐十郎の傑作戯曲で、18年ぶりの上演。

 都会の片隅にあるブリキ店で暮らす蛍一(磯村勇斗)を探して、やすみ(宮沢りえ)という女が現れた。「ヒトか魚か分からぬコ」と呼ばれるやすみは、ある約束を果たしに来たと言う。蛍一の前で見せた、やすみの片方の足には、一条のきらめくものがはりついていて──。

ノンスタ石田の最新舞台はしゃべらないけけどうるさい? 劇団EXILEの小野塚勇人主演で2月上演

2021.12.02 Vol.Web Original

 お笑いコンビ、NON STYLEの石田明が脚本・演出を手がける舞台『結 -MUSUBI-』が2022年2月に東京と大阪で上演されることが決まった。石田は本作で、“しゃべらないけどうるさい”感覚で観客を虜にするという。
 
 伝説の横綱、雅ノ富士が立ち上げた相撲部屋の富士見部屋が舞台。部屋では、横綱の4人息子たちが日々鍛錬をしている。部屋には「私語」と「女性を土俵にあげる」ことは「してはいけないこと」というルールがあり、とくに女性を土俵にあげてしまうと、とんでもないことが起きると言われていた。 そのルールを守って稽古に勤しんでいたところ、部屋に不穏な空気が流れ始める。「笑い」を中心にストーリーが進行し、アクションやダンス、サプライズにド派手な舞台演出もあるという。

草彅剛が再びシカゴのギャングに「積み上げてきたすべてを出せる集大成」 舞台『アルトゥロ・ウイの興隆』開幕

2021.11.14 Vol.Web Original

 

 草彅剛の最新主演舞台『アルトゥロ・ウイの興隆』が14日、KAAT 神奈川芸術劇場で開幕する。初日を翌日に控えた13日に同所で公開通し稽古が行われた。

 ドイツ演劇の巨匠ベルトルト・ブレヒトの大作を白井晃氏が演出したもの。白井氏が同劇場の芸術監督を務めていた2020年に上演されており、今回は再演となる。

 原作は、ヒトラーが独裁者として上り詰めていく過程をシカゴのギャングの世界に置き換えて描いた問題作。白井がジェームス・ブラウンの楽曲を中心としたファンクミュージックを散りばめて、斬新な作品に仕立て上げている。

 

黒谷友香がIMPACTors基俊介の母親に 年明けに東京と大阪で最新舞台『あの子より、私。』

2021.10.25 Vol.Web Original

 黒谷友香の最新主演舞台『あの子より、私。』が2022年の1月から東京と大阪で上演される。

 大人たちのコメディで、あらゆる世界の成功者が別荘を構えるという人気エリアの“別荘地見学会”を舞台に、こじらせ女子たちが理想の物件をめぐる内見バトルを繰り広げる。
 
 黒谷は、誰もがあこがれる理想的な家族の母親を演じる。黒谷は「生の舞台を観に来てくださる一人ひとりのお客様に、最高に楽んで感動していただける舞台、心に残る作品を創りたいと思っております。これまで舞台では、つかこうへい先生、宮本亞門先生 とご一緒して参りました。私にとって初となります才能ある女性演出家・岸本鮎佳さんとご一緒し、お仕事ができ る事を楽しみにしております。素晴らしい舞台をお客様にお届けできる様、共演の皆様と協力し合い、力を合わせて精一杯努めて参ります」と、意気込む。

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