延長にもつれ込む接戦を2-1で制す
「RISE151」(7月28日、東京・後楽園ホール)のセミファイナルで行われたバンタム級戦で良星(FIGHT CLUB 428/Team Bull)と知花デビット(エイワスポーツジム)が対戦し、知花が延長にもつれ込む接戦を2-1の判定で制した。
良星は現在バンタム級2位で、昨年1月には王者・鈴木真彦に挑戦するなどRISEバンタム級戦線のトップクラス。対する知花はWMC日本バンタム級&フェザー級王者で、これまで三階級で4つのベルトを獲得する実力者。昨年8月に2017年以来のRISE参戦を果たし、ここまで1勝1敗。ランク外ではあるが、ここで2位の良星に勝てば一気に王者・鈴木への挑戦も見えてくる、バンタム級のタイトル戦線に大きな影響を及ぼす一戦となった。
試合は1Rから動きを止めることなく2人が打ち合う展開となる。1R序盤はジャブ、ロー、インロー、ヒザ蹴りと多彩な攻撃を見せる良星が手数で勝るが、知花も終盤はジャブ、右ミドル、パンチの連打で徐々に反撃。