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若松佑弥がONE初戦で敗れたキンガッドに約5年4か月ぶりのリベンジ果たす【ONE】

2024.01.29 Vol.Web Original

 アジア最大級の格闘技団体「ONE Championship」の2019年10月以来の日本大会となる「ONE 165: Superlek vs. Takeru」(1月28日、東京・有明アリーナ/ABEMA PPVにて国内独占生中継)でフライ級MMA 4位の若松佑弥(Tribe Tokyo MMA)が同2位のダニー・キンガッド(フィリピン/Team Lakay)に勝利を収めた。

 若松は2018年9月にONE参戦後、キンガッド、デメトリアス・ジョンソンに連敗もその後5連勝で2022年3月にはONE世界フライ級王者のアドリアーノ・モラエスへの挑戦を実現させるも一本負け。再起戦となったウ・ソンフンにTKO負けを喫し、連敗となったが、前戦ではシェ・ウェイにTKO勝ちを収め復活を果たしている。今回はキンガッドに約5年4か月ぶりのリベンジを果たした。

デビュー戦で敗れた相手とのリベンジマッチに臨む若松佑弥がメンタル面を大改革。“こいつには負けたくない”から“俺は俺”へ【ONE】

2024.01.26 Vol.Web Original

 アジア最大級の格闘技団体「ONE Championship」の2019年10月以来の日本大会となる「ONE 165: Superlek vs. Takeru」(1月28日、有明アリーナ)の大会を前にした取材会が1月25日、都内で開催された。

 今大会ではフライ級MMA 4位の若松佑弥(Tribe Tokyo MMA)がフライ級総合格闘技(−61.2kg契約)で2018年のONEデビュー戦で敗れたダニー・キンガッド(フィリピン/Team Lakay)とのリベンジマッチに臨む。

 若松はONE参戦後、キンガッド、デメトリアス・ジョンソンに連敗もその後5連勝で2022年3月にはONE世界フライ級王者のアドリアーノ・モラエスへの挑戦を実現させるも一本負け。再起戦となったウ・ソンフンにTKO負けを喫し、連敗となったが、前戦ではシェ・ウェイにTKO勝ちを収め復活を果たしている。

 若松は「当日120%にできる自信がある」と仕上がりに自信を見せる。そして今回の試合に向けては「“楽しむ”というか。日々楽しむ。全力でやって、その中で自分と向き合って、楽しんで、自分を肯定する。そこが依然と比べて変わっている。今までは修行ではないが“やるしかねえ”みたいな感じで自分を追い込んでいた。生きるか死ぬかくらいの感じで考えていた。今回ももちろんそういう気持ちもありますが、自分を肯定して“よし、よくやった”みたいな感じ。自分の中に2人いて、その2人が話し合っている感じで、ここまで楽しんで来れました」とこれまでとのメンタル面の大きな違いを口にした。

若松佑弥がONEデビュー戦で敗れたキンガッドへのリベンジに意欲。「衝撃的なKO」でDJの持つ王座挑戦へアピール【ONE】

2023.12.18 Vol.Web Original

 アジア最大級の格闘技団体「ONE Championship」の2019年10月以来の日本大会となる「ONE165:Rodtang vs.Takeru」(2024年1月28日、東京・有明アリーナ)の追加カード発表会見が12月18日、都内で開催された。

 この日は5つのカードが発表された。フライ級MMA 4位の若松佑弥(Tribe Tokyo MMA)が2018年にONEデビュー戦で戦ったダニー・キンガッド(フィリピン/Team Lakay)とフライ級総合格闘技(−61.2kg契約)で対戦する。前回の対戦では判定で敗れており、若松にとってはリベンジマッチになる。

 若松は「リベンジしたかったんでこの機会与えてくれてありがとうございます。試合当日は全力で挑んで、しっかり勝ちたい。」とリベンジに意欲。

 前回の対戦では若松が先にダウンを奪ったが、逆転の判定負け。若松は「その時は実力がキンガッド選手のほうが上だった。でも自分は強くなっている」と試合を振り返った。そしてキンガッドについては「世界のフライ級でトップクラスの選手。僕も尊敬している」と語った。

青木真也、岡見勇信、若松佑弥が1RTKO負け。秋元皓貴は1-2の判定負けで王座陥落【ONE163】

2022.11.20 Vol.Web Original

 ONE Championship「ONE163: Akimoto vs. Petchtanong」(11月19日、シンガポール・インドアスタジアム/ABEMA、ABEMA PPVで生配信)で日本人ファイターが5人出場するも1勝4敗と壊滅的な結果となった。

 ライト級戦で青木真也(日本/Evolve MMA)はザイード・イザガクマエフ(ロシア/Academy MMA)と対戦し、1R1分26秒でTKO負けを喫した。青木は今年3月に秋山成勲にTKO負け、5月にはグラップリングマッチでケイド・ルオトロに判定負け。今回は復活を期しての一戦だった。

 1R、プレッシャーをかけてパンチを放っていくイザガクマエフに青木は左右のミドル。イザガクマエフはケージに追い込み右ストレート。効かされた青木がダウンするとイザガクマエフはパウンド。青木はなんとかガードを試みるもイザガクマエフのパウンドは止まらず。青木が背中を向けたところでレフェリーが試合を止めた。

 イザガクマエフは試合後のケージ内でのインタビューで「彼のことをトラッシュトークで煽りましたがそれについては謝罪したい。彼は素晴らしいレジェンドです」と語った。そして「クリスチャン・リーとの対戦を要求したい」と「ONE FIGHT NIGHT 4」のメインで2階級制覇を成し遂げたリーとの対戦をアピールした。

青木真也が強敵ザイード・イザガクマエフ相手に再起戦「朝倉未来だったら受けてない」【ONE163】

2022.10.17 Vol.Web Original

 シンガポールの総合格闘技団体ONE Championship「ONE163」(11月19日、シンガポール・インドアスタジアム)の追加カード発表会見が10月17日、都内で開催された。

 青木真也(Evolve MMA)がMMAでは今年3月の秋山成勲に敗れて以来の再起戦に臨む。対戦相手はザイード・イザガクマエフ(ロシア/Academy MMA)。

 青木は秋山に敗戦後、5月にはサブミッショングラップリングの試合に出場し19歳の新星ケイド・ルオトロと対戦し判定負けを喫している。また参戦しているDDTプロレスでは8月に「いつでもどこでも挑戦権」を獲得し、10月12日の後楽園ホール大会でKO-D無差別級王者の樋口和貞を相手にその権利を行使したものの、ブレーンクローからの強烈な頭突きを食らい、レフェリーストップ負けを喫している。

 イザガクマエフは2021年にONEと契約し今年1月にジェームズ・ナカジマを相手にデビュー戦に臨むとダースチョークで一本勝ちを収めた。9月のジャン・リーボン戦もテイクダウンからのグラウンド&パウンドで圧倒し、2連勝を飾った。通算成績は21戦19勝2敗。19のフィニッシュ勝ちがある強豪だ。

若松佑弥がアドリアーノ・モラエスに一本負け。悲願の王座奪取ならず【ONE X】

2022.03.27 Vol.Web Original

 ONE Championshipの10周年記念大会「ONE X」(3月26日、シンガポール・インドアスタジアム)でONEフライ級世界選手権試合が行われた。日本の若松佑弥(TRIBE TOKYO M.M.A)が王者アドリアーノ・モラエス(ブラジル)に挑戦するも2Rにギロチンチョークで一本負けを喫し、悲願の王座奪取はならなかった。

 若松は2018年9月からONEに参戦もいきなり2連敗。しかし2019年8月のジェヘ・ユースタキオ戦から5連勝を飾り、ランキングも2位に押し上げ、今回のタイトル挑戦を勝ち取った。

 モラエスは2019年に3度目となるONE世界フライ級王座獲得。昨年4月にはランキング1位で元UFC世界フライ級王者のデメトリアス・ジョンソンを相手に初防衛戦に臨み、KO勝ちを収め初防衛に成功。今回が2度目の防衛戦だった。

フライ級王座挑戦の若松佑弥「最強になりたいという夢がある。チャンピオンになることだけ考えている」【ONE X】

2022.03.02 Vol.Web Original

アドリアーノ・モラエスに挑戦

 ONE Championshipの10周年記念大会「ONE X」(3月26日、シンガポール・インドアスタジアム)の出場選手発表記者会見が3月2日、都内で開催された。

 今大会でONEフライ級王者の王者アドリアーノ・モラエス(ブラジル)に挑戦する若松佑弥(TRIBE TOKYO M.M.A)が会見に出席し「今回、初のONEのタイトル戦。チャンピオンベルトというのは自分が求めていた夢なので、今まで生きてきた集大成を見せていきたいなと思っている。狩りにいくような、相手を殺しに行くような勢いでいくので、皆さん、楽しみにしていてください。絶対にチャンピオンになります」と王座奪取を誓った。

 モラエスについては「トータル的に全部できて、特にグラップリング能力に長けている。あとは何回も王座を防衛しているので、そこが一番の強みなのでは。メンタル的にどうすればチャンピオンになれるかを分かっている選手だと思うので、そこが(自分とは)一番違うところなのかなと思う。戦略は何パターンか用意しているが、一番の理想は打撃で1RでKOすること」と語った。

 前回から強化したところについては「ボクシングをちょっと。初めてパーソナルでやって、そこに磨きをかけてきた。相手は右を警戒していると思うが、それだけじゃない。武器をいっぱい育ててきたんで、どんな局面でも殺傷してやろうと思っている」とさらなる上積みに自信を見せた。

〈インタビュー〉若松佑弥「人生、何が起こるか分からない。なので早くチャンピオンになりたい」【4・22 ONE】

2021.04.19 Vol.Web Original

 アジア最大級の格闘技団体「ONE Championship」は4月7日から4週にわたり米国のTNT(ターナー・ネットワーク・テレビジョン)とジョイントした「ONE on TNT」シリーズを開催している。

「ONE on TNT 3」(4月22日午前9時30分)では日本の若松佑弥(TRIBE TOKYO M.M.A)がリース・マクラーレン(豪州)と対戦。今後のフライ級の王座戦線を占う大一番に臨む若松に話を聞いた。

若松佑弥 対戦相手のマクラーレンは「朝倉海より強くない」【ONE】

2021.04.01 Vol.Web Original

マクラーレンとタイトルマッチへの試金石となる一戦

 ONE Championship「ONE on TNT III」(4月22日)に出場する若松佑弥(TRIBE TOKYO M.M.A)が4月1日、公開練習を行った。

 若松は同大会のリードマッチのメインでフライ級5分3Rでリース・マクラーレン(豪州)と対戦する。若松は現在ランキング4位、マクラーレンは5位とともに世界タイトルを狙える位置におり、タイトル挑戦に向けての試金石となる一戦だ。

 若松は昨年11月の試合で勝利後に次の相手としてマクラーレンの名前を挙げており、希望が通った格好となった。

 この日、若松は長南亮代表の持つミットにストレート、フックからアッパーと多彩な左右のパンチ、そしてキックも左右のロー、ミドル、ハイとまんべんなく打ち込み、ワンツーからの右ハイといったコンビネーションも多数見せ、順調な仕上がりを感じさせた。

マニラの大観衆の中で日本人選手が3勝3敗。若松がONE初勝利〈ONE「DAWN OF HEROES」リポート〉

2019.08.08 Vol.Web Original

 2019年8月2日(金)フィリピン、マニラのMALL OF ASIA ARENAにてONE championship「DAWN OF HEROES」 が開催された。

 本大会には日本から三浦彩佳選手、岡見勇信選手、竹中大地選手、若松佑弥選手、和田竜光選手、松嶋こよみ選手ら計6人の選手が出場した。

 地元フィリピンからは5人の選手が出場した。

 ほかにもタイトルマッチが2つ、世界でも人気の高いDJ(デメトリアス・ジョンソン)、エディ・アルバレスも出場するなど非常に豪華な対戦カードだった。

 以前からONEの映像を見るとき、なぜあれほどアジアの人々が熱狂的にONEを観戦するのか理由を知りたいと思っていた。実際体験してみて、理由は明確には知ることができなかったが、マニラの観衆の熱は充分に感じることができた。

 彼らは、地元フィリピンのファイターの試合を見ながら一喜一憂し、感情を動かされていた。

 大音量で流される音楽と、大掛かりなライティングが非日常的な空間を作っていた。

 プレミム第2試合目には、三浦彩佳選手が登場した。対戦相手はブラジルのサマラ・サントス選手。2R開始直後に三浦は両足タックルでのテイクダウンに成功し、袈裟固めからのアメリカーナで、見事な一本勝ちを飾った。いつもの勝ちパターンの変形型でONE2連勝を決めた。

デメトリアス・ジョンソンが若松をギロチン葬【3・31 ONE】

2019.04.01 Vol.Web Original

若松は「打撃は世界のトップで通用する手応えがあった」
 元UFCフライ級王者で、UFC史上最多の11度の防衛記録を持つ、レジェンド、デメトリアス・ジョンソンが「ONE Championship (ONE)」の日本初大会となる「A NEW ERA-新時代-」(3月31日、東京・両国国技館)でUFC離脱後の初試合に臨み、若松佑弥を2R、ギロチンチョークで破り、ONEデビュー戦を飾った。

 28日に行われた記者会見ではジョンソンを相手にしても「スーパースターのジョンソンをKOして僕が新時代を作る」「緊張していない。相手はビビっていた」などと語った若松はこの強敵相手に1Rから臆することなく攻め込んでいく。

 ジョンソンは1R序盤、パンチからのタックルでバックを奪いグラウンドに引き込もうとするが、若松が逆に上を取る。しかしジョンソンはガードに入れると若松に何もさせずにケージを使って立ち上がる。スタンドの展開では若松のパンチがジョンソンをとらえ、ジョンソンがバランスを崩す場面も。残り1分を切ったところでジョンソンは高速タックルからテイクダウンを奪うとサイドポジションに移行するが、若松はこの大きなピンチをしのぎ切る。

 2Rに入ると若松がパンチで攻め込むが、ジョンソンはタックルでしっかりとテイクダウンに成功すると上のポジションを取る。立ち上がろうとする若松の動きに合わせてバックを奪ったジョンソンは最後はギロチンチョークをがっちり。若松はタップしたが試合後の会見では「最後はネックロックで首が絞まった感じ。でも右アッパーや左フックが当たった感触があって、打撃は世界のトップで通用する手応えがあった」などと試合を振り返った。

 ジョンソンは若松については「基本的に自分の相手をランク付けはしないけど良いファイター。若くて可能性のある選手だと思う」と評した。初めての日本での試合については「全ての期待を超えるものだった。日本のMMAを見て育ったが、ここで戦うとは思ってなかったのですごいことだ。他の国で試合をするというのは、時差や調整に自信がなくてすごく恐れていたことなのだけど、今回はよくできたと思う」などと話した。

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