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日米で170勝挙げた松坂大輔が今季限りで引退 巨人・菅野は五輪辞退

2021.07.09 Vol.743

 

 プロ野球の西武ライオンズが7月7日、松坂大輔投手(40)が今季限りで現役を引退することを発表した。昨年7月に頸椎の手術を受け、今季、復活を目指していた。

 松坂は神奈川・横浜高のエースとして甲子園で春夏連覇を成し遂げ、1999年にドラフト1位で西武に入団。高卒ルーキーながら1年目に16勝を挙げ新人王に輝いた。エースとして西武の2度のリーグ優勝と1度の日本シリーズ優勝に貢献。2006年オフにポスティングシステムを行使し、レッドソックスと6年契約を結んだ。メジャーでも1年目から15勝を挙げ、ワールドシリーズでは日本人初の勝利投手にもなり優勝に貢献した。翌2008年シーズンも18勝を挙げた。

 2009年には3月に行われたWBCに日本代表として出場。日本を優勝に導きMVPに輝いた。しかしシーズンでは4勝に終わったのだが、シーズンオフにWBCの前から股関節を痛めていたことが明かされた。以降、低迷が続き、2013年には一時、インディアンスとマイナー契約。同年8月にはメッツとメジャー契約を結んだが復活はならず、2016年から日本球界へ復帰。ソフトバンク、中日を経て、2020年シーズンから古巣の西武に復帰。復活を期していた。日本で114勝、メジャーで56勝の170勝を挙げた。

巨人・菅野「狭い東京ドームで好成績を残せるというのは誇り」

2020.11.17 Vol.Web Original

2020年度の東京ドームMVPを受賞

 東京ドームをフランチャイズとする巨人の選手の中から、今年東京ドームで最も顕著な成績を収めた選手に贈られる「東京ドームMVP賞」の表彰式が11月17日、同所で行われ、菅野智之投手が受賞した。

 菅野はこれまでMVPを3回、2013年には新人特別賞も受賞している。

 今季は開幕戦から13連勝のプロ野球新記録を達成し、14勝でセ・リーグの最多勝と最高勝率(.875)のタイトルを獲得。ドームでは12試合に登板し、8勝2敗(2完投、2完封)、85回2/3を投げ、奪三振82、防御率2.10を記録した。

 表彰式で菅野は「選んでいただきありがとうございます。自分としても東京ドームで結果を残すというのは一つの目標。子供のころからあこがれて通っていた東京ドームなので、思い入れの深い賞」と同賞への思いを語った。そして「狭い東京ドームで好成績を残せるというのは自分自身、誇りに思っている。今年はもう東京ドームでは試合がないんですが、思い出の深い球場です」と続けた。

 巨人はセ・リーグを制覇したものの、新型コロナウイルスによる日程の変更で、21日から始まる日本シリーズは大阪の大阪ドームを「本拠地」として戦うこととなっている。

2年連続「東京ドームMVP賞」の菅野「今年も満場一致はうれしいが…」

2018.10.23 Vol.Web Original

岡本が特別賞を受賞
 東京ドームをフランチャイズとすると巨人の選手の中から、東京ドームでの公式戦で最も活躍した選手に贈られる「東京ドームMVP賞」の表彰式が10月23日、東京ドームで行われた。

 MVPは菅野智之投手が2年連続3度目の受賞を果たした。

 菅野は今年、セ・リーグの最多勝、最優秀防御率、最多奪三振のタイトルを獲得。東京ドームでも10勝3敗、6完封、防御率1.68、奪三振102の成績を残し、満場一致での受賞となった。

 また今年は岡本和真選手に特別賞が贈られた。

 岡本は今シーズン、史上最年少で「打率3割、30本塁打、100打点」を達成。東京ドームでもチームトップの13本塁打を記録。6月からは第89代の4番打者として活躍した。

 表彰式と合わせて行われた会見で菅野は「今年もこの場にいることができて本当にうれしく思う。今年も満場一致で選んでもらえたのはうれしいことだが、来年は少しでも票が割れるくらいの活躍をしてくれる選手が出てきてくれたらうれしいし、僕もそれが刺激となってもっともっといい成績を上げられると思う。今年は3位に終わってしまったので、優勝してまたここに帰って来られるように頑張っていきたい。来年も取れるように頑張る」

 岡本は「去年のことを考えるとこんな賞を頂けるということは考えられなかったのですごくうれしい。表彰されるのは多分初めてだと思う。賞状をもらうのは卒業式で一度もらった記憶があるくらい。来年はしっかり東京ドームでもっと活躍できるように頑張って、MVPを頂けるように頑張ります」と挨拶した。

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