「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN ~K-1フェザー級世界最強決定トーナメント~」(8月11日、福岡・福岡国際センター)でK-1初参戦を果たしたムエタイのトップファイター、石井一成(ウォー・ワンチャイプロモーション)が藤田和希(K-1ジム目黒TEAM TIGER)にKO勝ちを収め初陣を飾った。
石井はキッズ・ジュニア時代から数々のタイトルを総なめにし、ムエタイの強豪選手として注目を集める。高校入学後にムエタイの本場タイに渡り、現地でも活躍。在学中にTrue4Uフライ級タイトルを獲得した。その後は日本にも活躍の場を求め、KING OF KNOCK OUT初代フライ級王座、WPMF世界フライ級王座、IBFムエタイ世界フライ級王座、BOMスーパーフライ級王座など6つのタイトルを獲得。日本軽量級のトップ選手としての地位を築いた。
試合は1R序盤こそ藤田に距離を制され、ペースをつかめなかったものの徐々にリズムを取り戻しキックが当たり始めると、2Rには右ストレートから左フックをフォローし最初のダウンを奪う。