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森山未來、真木よう子の“飛び蹴り”懐かしむ 原日出子は約40年前の藤竜也との胸キュンな思い出を披露

2024.06.25 Vol.web original

 

 映画『大いなる不在』(7月12日公開)のプレミアイベントが25日、都内にて行われ、俳優の森山未來、藤竜也、真木よう子、原日出子と近浦啓監督が登壇。夫婦役を演じた森山と真木、藤と原が過去の共演時の思い出を振り返った。

 幼い頃に自分と母を捨てた父と再会した息子が、認知症で別人のように変わった父と行方不明の義母の謎を追うサスペンスヒューマンドラマ。

 近浦監督がオリジナルストーリーで手がけた本作について「コロナ禍と僕自身の父親が急に認知症になったことが大きな契機」と明かすと、主演の森山も「近浦監督のお父さんの容態が物語に大きく影響を及ぼしていることが分かり、監督を知ることからこの物語が始まった」と述懐。認知症の父を演じた藤は「私も自分の老いと相対しているので、役には入りやすかったです」。

 森山とは『モテキ』(2011)以来の共演となる真木が、本作での夫婦役に「未来くんはダンスなどをされていることもあり、内側から出る色気が半端なくて目が離せなかった。どうやったらこうなるのよ、と」と言うと、森山も「(『モテキ』では)職場の先輩・後輩で飛び蹴りされるシーンとかがあって(笑)」。

 一方、藤とは『ションベン・ライダー』(1983)以来の共演となる原は「台本を読む前に『やる!』と言いました。それは藤さんに会いたかったから。ましてや夫婦役なんて」。

 さらに原は、当時、藤に車で実家まで送ってもらったことがあったと明かし「生意気にも“おいくつなんですか?”と聞いたら“君のボーイフレンドにちょうどいい年だよ”と言われたのを覚えています。もうメッチャカッコイイ~!と思った(笑)」と胸キュンエピソードを披露。思わず苦笑する藤に、すかさず森山が「それはもう狙ってますよね」とツッコみ、笑いをさそっていた。

82歳の藤竜也「自分で年寄って言いたくない」舞台挨拶で名言のオンパレード!麻生久美子も「メモしておきたい」

2023.08.18 Vol.web original

 

 映画『高野豆腐店の春』の初日舞台挨拶が18日、都内にて行われ、主演・藤竜也、共演・麻生久美子と三原光尋監督が登壇。82歳の誕生日を迎える藤の名言の数々に麻生が感動した。

 尾道の昔ながらの⼩さな⾖腐店・高野豆腐店(たかのとうふてん)を舞台に、すれ違う⽗と娘の⼼温まる愛情を描く物語。

 主演作の初日公開を迎え「今の状態は単なる映像。お客さんが見て、交流して初めて映画になる。それが今晩」と思いを語った藤。司会や麻生から「名言」とたたえられると「そんなこと言っちゃった(笑)?」とお茶目な笑顔。さらに絶妙なアドリブをたたえられると「自分じゃなくて(役の)辰雄さんが言ったんです」と言う藤に麻生は「かっこいい…!」。

 その後も藤からは名言が次々と飛び出した。「日々の中で大切にしていること」を聞かれると「油断していると、つい傲慢になったりする。いつもありがたいと言う思いを忘れるなと戒めていますね。何気ない日常がありがたいんだと、なるべく不満を持たないように」と言い「あと、すぐ謝ること。ありがとうとごめんはセット。(ごめんは)すぐ言いますね(笑)。上っ面だけでごめんと言ってもね、なかなか許してもらえないから、難しいですけど」とにっこり。

 この日は、8月27日に82歳の誕生日を迎える藤を、麻生と三原監督がサプライズでお祝い。自分の誕生日祝いと気づいた藤は「私ですか?」とびっくりしつつ、映画にちなんだお豆腐モチーフのバースデーケーキに「ありがたいですね」と感激。「82歳ということらしいです」と照れ笑いする藤に、麻生は「藤さんの顔を見ていたらなんだか…」と目をうるませた。

 スクリーンデビューから約60年。俳優を続けられた秘訣を聞かれると「健康ですね。こうやって続けられたことが奇跡。しかもこうやって新しい映画で皆さんにご挨拶できるとは。こんな年寄…年寄って自分で言いたくないな(笑)、こんなに光栄なことはないですね」と感謝を語った。

 今後の抱負を聞かれ「つつがなく今日が終わって、多分、明日が来るだろうと、ただそれだけです」と淡々と語る藤に、麻生も「素敵。メモしておきたい」。終始、藤にメロメロの麻生はフォトセッションでは藤と腕を組み、仲の良い父と娘ぶりを見せていた。

 映画『高野豆腐店の春』は公開中。

オーソドックスだけどゴージャスな映画『高野豆腐店の春』を観た!【黒田勇樹のハイパーメディア映画鑑賞記】

2023.08.17 Vol.web Original

 こんにちは、黒田勇樹です。

 毎週水曜に更新しているこのコラムですが、昨今の悪天候による諸事情がありまして1日ずれてしまいました。失礼いたしました。

 そしてJungle Bell Theater「夜行万葉録・戌」が14日に千秋楽を迎えたんですが、こちらも猛暑、ゲリラ豪雨などいろいろある中、たくさんの方に来ていただきました。ありがとうございます。

 では今週も始めましょう。

藤竜也、次回作は85歳でウナギ店主役?「生きてるかどうか分からないよ(笑)」

2023.08.07 Vol.web original

 

 映画『高野豆腐店の春』の完成披露舞台挨拶が7日、都内にて行われ、藤竜也、麻生久美子らキャスト陣と、三原光尋監督監督が登壇。三原監督と3度のタッグを組んだ藤が、次回作のオファーに意欲を見せた。

 尾道の昔ながらの⼩さな⾖腐店・高野豆腐店(たかのとうふてん)を舞台に、すれ違う⽗と娘の⼼温まる愛情を描く物語。

 今年でスクリーンデビュー60周年となる藤。娘役の麻生が「とにかくかっこいいのに、とてもチャーミングでかわいらしい一面もあって」と藤の魅力を熱く語れば、地域の仲間を演じた山田雅人も「藤さんを(役名の)“辰ちゃん”と呼べたことが芸能界に入って一番うれしいことでした」。麻生の相手役を演じた落語家・桂やまとは「藤さんが目で訴えかけてくださるんですよ。(セリフを言うときに)自分がその役になるのではなく、その役に言わせるんだ、とおっしゃった。その目力に引っ張られて演じることができました」と初の役者挑戦を振り返った。

 藤を中心に終始、和気あいあいとトークを繰り広げた一同。徳井優が藤との共演シーンを振り返っていると、ふいに藤が「徳井さんは“引越しのサカイ”のCMが素晴らしかったですね」と徳井が注目を集めた懐かしのCMの話題を持ち出し、徳井が盛大にズッコケて会場が笑いに包まれる一幕も。

 三原監督が「僕はウナギが大好きで。当初、お豆腐じゃなくてウナギの映画にしようと思ったくらい」と明かすと、藤は「私は今月で82歳になるんですけど。監督からこの間、藤さん、85歳くらいのときにもう1本どうですか?って…。オレ生きてるかどうか分かんないよ(笑)。多分、ウナギの話になるでしょうね(笑)。ウナギの打ち方は難しそうですね。やりがいがありそうです」と早くも役作りに思いを巡らせている様子で、会場のファンを喜ばせていた。

 この日の登壇者は藤竜也、麻生久美子、中村久美、徳井優、山田雅人、桂やまと、三原光尋監督監督。

 映画『⾼野⾖腐店の春』は8月18日より公開。

麻生久美子「間違えて英語アニメの字幕版を購入」心配した小1息子の反応に感動

2023.08.07 Vol.web original

 

 映画『高野豆腐店の春』の完成披露舞台挨拶が7日、都内にて行われ、藤竜也、麻生久美子らキャスト陣と、三原光尋監督監督が登壇。麻生が「最近、幸せだと思ったこと」を聞かれ小1息子とのほっこりエピソードを明かした。

 尾道の昔ながらの⼩さな⾖腐店・高野豆腐店(たかのとうふてん)を舞台に、すれ違う⽗と娘の⼼温まる愛情を描く物語。

 麻生は「私は久々にしっかり映画に関わることができまして。藤さんの60周年という節目の大切な作品に携わることができて光栄です。この映画で本当にお豆腐が大好きになったので、今日はお豆腐色の衣装で来ました(笑)」とにっこり。

 麻生は、藤との親子役について聞かれると「藤さんが本当にかっこよくて。普段からかっこいいんです。なのにとてもチャーミングでかわいらしい一面もありまして。そのギャップにやられてました。すごい好きです」と熱く語り、藤は「困りますね(笑)」と照れ笑い。

 そんな麻生は物語にちなみ「幸せだなと思う瞬間は?」と聞かれると「子どもたちの笑顔を見たときですかね。普通ですみませんが、そのときが一番、幸せを感じます」としみじみ。

 さらに最近、幸せを感じたことは?と聞かれると「昨日、家族でアニメーション映画を見に行ったんですけど、吹き替え版を買ったつもりが、間違えて字幕版だったんです。下の子がまだ1年生なので、字幕で漢字が読めなくて。言葉は英語なので、心配しながら見ていたんですけど、分からないのにいろいろ感じて見ていて。ときどき私の方を振り返って、これってこういうことだよね?と小声でこっそり言ってくれる姿が…。分からなくてごめんねという思いと、なんて純粋に楽しんでいるだろうという思いで、うれしくなりました」と、ママの表情で幸せエピソードを語っていた。

 この日の登壇者は藤竜也、麻生久美子、中村久美、徳井優、山田雅人、桂やまと、三原光尋監督監督。

 映画『⾼野⾖腐店の春』は8月18日より公開。

80代の藤竜也「一口すすると生きててよかったと思う」毎朝自分で豆腐の味噌汁作り

2023.07.03 Vol.web original

 

 映画『⾼野⾖腐店の春』完成報告イベントが3日、都内にて行われ、主演・藤竜也と三原光尋監督が登壇。現在81歳の藤の健康ぶりに三原監督が脱帽した。

 尾道の昔ながらの⼩さな⾖腐店で、すれ違う⽗と娘の⼼温まる愛情を描く物語。

 コロナの時期に、まだ本作を撮るあてもないまま藤にシナリオを送ったところ、2日後に速達で快諾の返事が来て思わず涙したと明かした監督。快諾の理由を聞かれると藤は「もしかしたら85~6歳まで待たないといけないかもしれないけど、また三原さんとやりたいなと。基本的に好きなんです、こういう話」と、にこやかに3回目の三原組を振り返った。

 すると三原監督は「実は僕らスタッフが尾道にロケハンに行ったとき藤さんも同行してくれたんです。主演男優がロケハン同行してくれたのは僕、初めてで(笑)。1日2万歩近く歩くんです。僕らでもヘトヘトになるんです」と感嘆し「スタッフの一員のように一緒に歩いて確認してくれて。すごいうれしかったですね。僕らも藤さんが一緒にいることを忘れるくらいでした(笑)」と振り返った。

 映画にちなみ、好きな豆腐の食べ方を聞かれると、三原監督は「ごま油と塩で食べます。よく水を切って、ちょっと熱したごま油をかけて食べるのが好きですね」。藤は「ちょっと変わったところで、木綿でも絹でもいいんですけど、1丁用意して、もやしを乗せて、ごま油としょうゆをかけて突き崩して食べるんです。若い時分にウインドサーフィンに凝ってまして、ハワイのマウイで、遊びですけどトレーニングしてたときに向こうのベジタリアンの人かな、健康志向の若者たちがそうして食べてたのでマネしたんです」と明かした。

 今年スクリーンデビュー60周年を迎える藤⻯也。「60年経っても(現場に)入るときは1年生。逃げたくなるような気持ちになることもあります」と今なお初心を大切にしている様子。

「最近、飯を作るのが趣味で」という藤。「毎朝、豆腐の味噌汁を作ります。一口すするとホッとして、生きていてよかったと思う。この映画もそう感じていただけるのでは」と語った。

 この日はゲストとしてお豆腐親善大使を務める女優・加藤紀⼦も駆け付け“豆腐愛”とともに映画を絶賛していた。

映画『⾼野⾖腐店の春』は8月18日より公開。

草彅剛、主演映画で登壇23回! 「台風のような主人公が草彅さんでよかった」と監督も感謝

2019.09.14 Vol.web original



 公開中の映画『台風家族』舞台挨拶イベントが14日、都内にて行われ、主演の草彅剛、共演のMEGUMI、甲田まひる、藤竜也、市井昌秀監督が登壇した。

 銀行強盗をして行方不明となった両親の葬儀のため、久しぶりに集まった兄妹4人が巻き起こす騒動を描く、市井監督オリジナル脚本作品。

THL編集部オススメMOVIE『お父さんと伊藤さん』

2016.10.09 Vol.676

 20歳年上の彼氏・伊藤さんと同棲する彩のアパートに突然、父が転がり込んでくる。彩たちの穏やかな生活は一変。ハプニング続きの日々を送るうち、いつしかひとつの家族のようになりかけたかに見えたが…。

監督:タナダユキ 出演:上野樹里、リリー・フランキー、藤竜也他/1時間59分/ファントム・フィルム配給/新宿バルト9他にて公開中  http://father-mrito-movie.com/

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