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100歳・佐藤愛子から90歳・草笛光子への手紙「まだまだお若い」前田監督も「草笛さん肌修正無しです」

2024.06.20 Vol.web original

 

 映画『九十歳。何がめでたい』(6月21日公開)の公開前日イベントが20日、都内にて行われ、主演の草笛光子らキャスト陣と前田哲監督が登壇。原作者・佐藤愛子が自身を演じた草笛をユーモアたっぷりに労う手紙を送った。

 作家・佐藤愛子による同名ベストセラーエッセイ集の映画化。

 唐沢寿明にエスコートされながら登壇した草笛。唐沢が草笛を椅子に座らせ、ミュージカルさながらのポーズを決めると会場からも大きな拍手。

 昨年10月に90歳を迎えた草笛。唐沢から「90歳で映画主演はこの方が初めてということで」とたたえられると、草笛が「同い年じゃないの?」と冗談めかし笑いをさそう一幕も。

「いろんな奇跡が重なって完成できた」と振り返る前田監督。「90歳の佐藤先生を90歳の草笛さんが演じてくださった。吹き替えなしですから。AIじゃないです。肌修正も無しですから」と胸を張り、会場からも称賛の拍手。

 この日は、昨年11月5日に100歳を迎えた原作者・佐藤愛子から草笛に寄せられた手紙も読み上げられた。

 佐藤は「肺炎になられたと聞いたときには驚きましたが、たちまち回復されたと聞き、さすが90歳、まだまだお若いとほっと胸をなでおろしました」とユーモアたっぷりに労いつつ「私は90歳の時に“人間はのんびりしようと考えてはだめだと分かった”と書きましたが100歳になったこの頃は、のんびりというのがどういう状態か分からなくなってきました。今から思えばあのころはすごく元気だったんですね。90歳の草笛さんののんびりと100歳の佐藤愛子ののんびりは違うと思います。こんどお目にかかるときお互いののんびりについて語り合いましょう」という“100歳から90歳への手紙”に一同も感慨深げ。

 草笛が「しがみつきたいくらいです」と喜ぶ一方、唐沢が「他のキャストへのコメントは無いんですか」と残念そうに言い会場も大笑い。

 この日は、主題歌を担当した木村カエラも駆け付け、草笛に花束を贈呈。「もっと素直でいいと教えてくれる映画」と大絶賛。

 最後に草笛は「私も90になりました。何がめでたいって、自分じゃよく分かりませんけど…。90歳、これからもどうぞよろしくお願いします!」と元気に手を振り、最後は真矢ミキのエスコートで拍手に包まれ降壇した。

 この日の登壇者は草笛光子、唐沢寿明、真矢ミキ、藤間爽子、LiLiCo、宮野真守、木村カエラ、前田哲監督。

「運動は嫌い」な真矢ミキ。その理由は宝塚時代にあり!「やるべきことは全部あの階段でやってきた」

2024.05.21 Vol.Web Original

映画「九十歳。何がめでたい」完成披露舞台挨拶

 映画「九十歳。何がめでたい」の完成披露舞台挨拶が5月21日、東京・有楽町の丸の内ピカデリー1で行われ、女優の真矢ミキが宝塚時代のエピソードをまじえ、会場の笑いを誘った。

 同作は昨年11月5日に100歳を迎えた作家・佐藤愛子のベストセラーエッセイ集「九十歳。何がめでたい」を実写化したもの。この日は主演の草笛光子をはじめ唐沢寿明、藤間爽子、片岡千之助、LiLiCo、真矢、前田哲監督が登壇した。映画は6月21日から全国公開される。

 トークセッションでは草笛が演じた“世の中を痛快に一刀両断する90歳の作家”という役どころにちなみ、あらかじめ観客から募集した悩みや質問に回答。

「ダイエットしたいのに食べ物がおいしすぎて仕方がない。どうすればいい?」という悩みに真矢は「永遠のテーマ。私も食べるのが好きなので、毎回その戦いを60年くらい続けてます。まあ“飲んだら乗るな”じゃないけど“食べたら動け”みたいな感じでしょうか(笑)。私はとにかく食べたいので、食べたら次の日は歩いて歩いて、また食べてしまうみたいな繰り返しをしている」と自らの日常を明かす。

映画「九十歳。何がめでたい」主演の草笛光子が舞台挨拶で「ちっともめでたくないんですけどね(笑)」

2024.05.21 Vol.Web Original

 映画「九十歳。何がめでたい」の完成披露舞台挨拶が5月21日、東京・有楽町の丸の内ピカデリー1で行われ、主演で自らも90歳の草笛光子が「ちっともめでたくないんですけどね(笑)」と一刀両断し、会場を沸かせた。

 同作は昨年11月5日に100歳を迎えた作家・佐藤愛子のベストセラーエッセイ集「九十歳。何がめでたい」を実写化したもの。この日は草笛をはじめ唐沢寿明、藤間爽子、片岡千之助、LiLiCo、真矢ミキ、前田哲監督が登壇した。

 トークセッションでは草笛が演じた“世の中を痛快に一刀両断する90歳の作家”という役どころにちなみ、あらかじめ観客から募集した悩みや質問に回答。

 1問目は映画のタイトルにかけて「今までの人生の中で一番めでたかったことは?」という質問だったのだが、唐沢は「それはこの日を迎えられたことじゃないですか」と即答。草笛も「うわーっと大きな声でわめきたいくらい」と続いた。

乃木坂46・桜井玲香が悲運の双子役に挑戦

2018.07.11 Vol.web original

 80年代に漫画家・萩尾望都と野田秀樹が共同で舞台脚本化した戯曲『半神』が、初演から30年以上経て新たな解釈と演出で上演される。上演に先がけ7月11日、公開ゲネプロが行われた。

 物語は「体がつながった双子の姉妹。醜いシュラと美しいマリア。姉のシュラは、妹とであるマリアを支えつつ生きてきた。しかし、10歳を目前にしてその身体は負担に耐えきれず…。2人を救う方法はただ一つ、2人を切り離すことだった…」。

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