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世界ライト級王者の西川大和がスタンドのみで草・MAXを翻弄し判定勝ち【修斗】

2022.09.20 Vol.Web Original

 プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2022 Vol.6」(9月19日、東京・ 後楽園ホール)で世界ライト級王者の西川大和(西川道場)が修斗初参戦となる草・MAX(TEAM CLIMB/GRABAKA赤羽)と対戦し3-0の判定で勝利を収め、修斗とVTJでの戦績を10戦10勝とした。

 西川は2020年に修斗初参戦を果たすと大尊伸光、マックス・ザ・ボディといった強豪を撃破。負けなしの快進撃を続け、昨年9月に川名TENCHO雄生の持つ世界ライト級王座に挑戦し、近代MMAでは不利といわれるガードポジションからの打撃で川名の顔面を破壊。史上最年少世界王者に輝いた。その後も「VTJ2021」で菅原和政を撃破すると、今年は世界進出を見据え1階級上のウェルター級へチャレンジ。3月の後楽園大会で国内最高峰のグラップラー、山田崇太郎と対戦。山田の土俵ともいえるグラウンドでじわじわと追い詰め3Rで一本勝ち。6月に地元・札幌で行われた大会では韓国のチェ・ジウンに1RでTKO勝ちを収めている。

世界王者の西川大和がRIZIN出撃を視野「日本人狩りを楽しみにしてください」【修斗】

2022.03.22 Vol.Web Original

国内屈指のグラップラー山田崇太郎から腕ひしぎ逆十字固めで一本勝ち

「PROFESSIONAL SHOOTO 2022 Vol.2」(3月21日、東京・後楽園ホール)のセミファイナルで修斗世界ライト級王者の西川大和(西川道場)が1階級上のウェルター級で、世界ウェルター級3位の山田崇太郎(The Pandemonium)と対戦し、3Rに腕ひしぎ逆十字固めで一本勝ちを収めた。

 西川は韓国のMMA大会、シュートボクシング、「Road to ONE」の立ち技マッチで実績を積み、2020年から修斗に参戦。「VTJ」も含めここまで破竹の7連勝。昨年9月には王者・川名TENCHO雄生を破り世界王座を獲得している。王座戴冠後の昨年11月には「VTJ2021」に参戦し菅原和政の打撃に顔をはらし、あわやドクターストップのピンチとなったものの裸絞めで一本勝ち。試合後のマイクで解説席の青木真也を「来年、MMAを教えてください」と挑発するとケージ内に飛び込んできた青木と乱闘となり物議をかもした。

史上最年少世界王者・西川大和がウェルター級へ殴り込み。国内最高峰グラップラー山田崇太郎と対戦【修斗】

2022.01.11 Vol.Web Original

 プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2022 Vol.2」(3月21日、東京・後楽園ホール)の第1弾カードが1月10日、発表された。

 昨年、史上最年少で修斗の世界王者となった西川大和(西川道場)が国内最高峰のグラップラー、山田崇太郎(The Pandemonium)と対戦する。西川はライト級王者であるのだが、今回は山田の戦うウェルター級で対戦する。

 西川は2020年に修斗初参戦を果たすと大尊伸光、マックス・ザ・ボディなど一癖も二癖もある強豪を撃破。負けなしの快進撃を続け、昨年9月に川名TENCHO雄生の持つ世界タイトルに挑戦。近代MMAでは不利といわれるガードポジションからの打撃で川名の顔面を破壊。見事史上最年少世界王者に輝いたが、その戦い方の是非が業界全体で議論されるほど、話題となった。

 さらに話題となったのが戴冠後の初戦となったVTJ2021。試合自体はパンチを被弾しピンチもあったが最後はリアネイキッドチョークをきっちりと極めてフィニッシュ。勝利のマイクを握った西川は「青木さん、僕にMMAを教えてくださいよ」と解説で訪れていた青木真也へまさかの挑戦表明。その直後に青木真也がケージに乱入し、乱闘騒ぎにまで発展。この騒動が話題となり、YouTubeのABEMA格闘CHでも86万再生を記録した。

 そんな西川は2022年に1階級上となるウェルター級へのチャレンジをブチ上げた。ただし、その初戦となる今回は一筋縄ではいかない男が立ち塞がることになった。国内最高峰のグラップラーとして名を馳せる世界ウェルター級3位“職業筋肉”山田崇太郎だ。山田は昨年1月に修斗初参戦で“コンゴの怪人”グンター・カルンダを電光石火のヒールフック一閃。秒殺で切って落とし、国内トップグラップラーとして実力を見せつけた。山田がようやく迎える第2戦は誰も想像がつかなかった世界王者・西川との奇跡のマッチアップとなった。

 果たして西川大和の階級アップの意図は? 青木真也戦へ向けて自ら試練を課しているのか? それともさらなるステージへの布石か? 見る者の想像を超える打撃と寝技のファンタジスタ同士によるドリームマッチ。西川は山田宗太郎を相手にしてもガードポジションからの打撃が可能なのか? 今年も“MMAのマイク・タイソン”西川大和から目が離せない。

修斗世界王者・西川大和が青木真也に宣戦布告。青木は「ちゃんと場所作っておけよ」と対戦受諾【VTJ 2021】

2021.11.06 Vol.Web Original

 5年2カ月ぶりの開催となる「VTJ 2021」(11月6日、東京・USEN STUDIO COAST)で修斗世界ライト級王者の西川大和(日本/西川道場)が菅原和政(日本/マスタージャパン福岡)と対戦し、1R3分40秒、リアネイキドチョークで一本勝ちを収めた。

 西川は修斗の9月大会で川名TENCHO雄生を破り、修斗ばかりでなくMMAに枠を広げても史上最年少の世界王者となった。王者となった直後のマイクで世界進出を口にした西川にVTJ実行委員会は国際戦を用意すべくスポーツ庁、外務省、厚生労働省をはじめ各省庁に働きかけ入国許可が下りたのだが、相手選手が来日直前に新型コロナウィルスに感染していることが判明。国際戦は消滅。大会3日前になって西川の相手が菅原となることが発表された。

 試合は今成ロールを仕掛け、足関節を取りに行った西川に菅原が強烈なパウンド。この一撃で右目を大きくはらした西川は片足タックルからバックに回り菅原の背中に乗る。がっちりと4の字ロックでバックをキープし、スリーパーを狙う西川だったが、顔面はみるみるはれあがり、このチャンスを逃せばドクターチェックが入ってもおかしくない状況に。それでも焦ることなくリアネイキドチョークを取り切ると菅原は後ろに倒れタップ。西川が一本勝ちを収めた。

18歳の西川大和が川名を破り世界王座獲得。そして「次、ONEに出させてください」【修斗】

2021.09.21 Vol.Web Original

「PROFESSIONAL SHOOTO 2021 Vol.6」(9月20日、東京・後楽園ホール)のメインイベントで行われた「世界ライト級チャンピオンシップ」で王者・川名TENCHO雄生(Y&K MMA ACADEMY)に西川大和(西川道場)が挑戦。西川が5R43秒、ドクターストップによるTKOで勝利を収め、第14代王者となった。

 西川は前戦で前環太平洋ウェルター級王者の大尊伸光を破り5戦5勝として世界戦にこぎつけた。現在18歳の新鋭だ。

 1R、西川が組み付くが川名は足を払って倒すとグラウンドで上を取る。西川は下になるも川名の手首をつかみコントロールし下からパンチ。西川の立ち際に川名は左足にタックル。ケージに押し込んでいく。西川はヒジ打ち、かかと蹴りと押されっぱなしにはさせない。押し込んで攻めているように見える川名だが、西川はこつこつとヒジを当てていく。川名は足をかけてテイクダウンに成功。西川は下になるが、川名の足を取って倒し、立ち上がることに成功。しかし川名はすぐに組み付き押し込んだままゴング。

西川大和が元環太平洋王者の大尊破り、世界王者・川名雄生への挑戦をアピール【修斗】

2021.05.17 Vol.Web Original

元環太平洋ライト級王者を破り破竹の5連勝

 プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2021 Vol.3」(5月16日、東京・後楽園ホール)のメインで大尊伸光(野田ボディビル同好会)と西川大和(西川道場)が対戦し、西川が2Rに三角絞めで一本勝ちを収めた。

 西川は昨年5月に修斗初参戦を果たすとここまで破竹の4連勝。元環太平洋ライト級王者の大尊も試合と試合の間隔こそ空いたものの現在4連勝中。西川の前に大きな壁となって立ちふさがった。

 1R、大尊が右のカーフキックを放つと西川はスイッチを繰り返し追撃を許さない。西川はパンチの連打で走り大尊をケージに押し込むと組み付いて、グラウンドに引き込む。上になった大尊がパウンド、鉄槌を放つも西川も下からパンチ。そして下から首を抱え、大尊にヒジを打ち込んでいく。そしてパウンドを放とうとする大尊の手首を取って下から巧みにコントロールする。

“17歳の二刀流”西川大和が修斗初参戦。初代女子王座決定トーナメント準決勝2試合も開催【5・31 修斗】

2020.05.08 Vol.Web Original

空手出身の一撃必殺・木下タケアキが迎撃

 無観客大会で「ABEMAテレビマッチ」として開催されるプロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2020 Vol.3」(5月31日)の第2弾対戦カードが5月8日、発表された。

「Road to ONE:2nd」(4月17日)でキック界の重鎮、緑川創とキックルールで対戦し敗れはしたものの判定に持ち込む善戦を見せた17歳の西川大和(西川道場)が修斗初参戦を果たす。

 西川は生まれてすぐに「世界チャンピオンにする」と決めた父・武彦氏が1日も休む事なく鍛え上げ、小学5年生の時には「探偵ナイトスクープ」でそのあまりにも特殊過ぎるトレーニング方法が紹介されている。「Road to ONE:2nd」でもメインを務めた青木真也からも試合後に直接アドバイスをもらうなど、17歳ながらそのポテンシャルの高さに期待の大きい若手のホープ。MMAで国内外のプロモーションでキャリアを積む一方、昨年はシュートボクシングにも参戦し元SB日本スーパーウェルター級王者・坂本優起にも勝利するなど立ち技でも実績を上げる“二刀流”ファイターだ。

 そんな西川の前に立ちはだかるのが木下タケアキ(和術慧舟會HARTS)。フルコンタクト空手出身で世界大会で準優勝の実績を持ち、「ABEMA」で放送された『格闘代理戦争』では第2回優勝者のユン・チャンミンをハイキック一撃でKOした。

 一撃で相手を仕留める打撃を持つ木下とジャンルを超越して強さを究める西川という危険な予感が漂う試合になりそうだ。

後藤丈治が怒涛の5連勝。工藤諒司は椿に完勝【Road to ONE】

2020.04.18 Vol.Web Original

修斗元環太平洋王者・祖根に一本勝ち

 Road to ONE実行委員会が主催する「Road to ONE:2nd」が4月17日、開催された。今大会は新型コロナウイルスの感染拡大の防止から無観客で開催された。

 修斗元環太平洋バンタム級王者の祖根寿麻(ZOOMER)とパンクラスを主戦場とする後藤丈治(TRIBE TOKYO M.M.A)が第4試合で対戦した。

 祖根は現在4連敗中、後藤は現在4連勝中と好対照の2人。しかしキャリア的には元修斗環太平洋王者の祖根が実績で大きく上回る。

 試合は1R序盤からともにアグレッシブに攻め込んでいく。

 後藤が左ハイを放つが祖根はガード。祖根が右フック、右インローと放つと後藤は左ハイで反撃。

 離れて後藤が再度、左ハイを放つが祖根がかわす。ここに後藤が突っ込んだところで祖根の頭が後藤の左顔面に当たるアクシデント。ダウンした後藤に祖根がパウンドを落としかけたところでレフェリーがバッティングのジャッジで試合を中断する。

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