「Krush.141」(9月24日、東京・後楽園ホール)で行われた「初代Krushフライ級王座決定トーナメント」で大久保琉唯(K-1ジム・ウルフ TEAM ASTER)が決勝で大夢(WIZARDキックボクシングジム)に延長にもつれ込む接戦の末、2-1の判定で勝利を収め初代王者に輝いた。
大久保は「K-1甲子園2021」の-55kg王者をはじめK-1アマチュアで好成績を残し、今年2月にプロデビュー。デビュー戦ではプロでも6戦を戦っていた西林翔平(K-1ジム福岡チームbeginning)を相手に判定勝ちを収めた。そして「THE MATCH 2022」のオープニングファイトに抜擢されると那須川天心の弟・龍心に判定勝ちを収め一気に注目を集める存在となった。
試合は1R、ガードを固め前に出る大夢に大久保はミドル、ローで距離を取る。そして大夢が前に出るところにカウンターでパンチを合わせる。大夢はにじり寄り右カーフ、ワンツー。大久保もカーフを返す。