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東京マラソン 2023、5日号砲

2023.03.04 Vol.Web Original

「東京マラソン 2023」が5日号砲、3万8000人が早春の東京を駆け抜ける。車いすマラソンは9時5分、マラソンは9時10分に都庁第一本庁舎前をスタート、ランナーたちは、水道橋-上野広小路-神田-日本橋-浅草雷門-両国-門前仲町-銀座-田町と都内の名所を巡る東京駅前の行幸通りのゴールを目指す。

 マラソン男子には、シサイ・レマ(エチオピア)、バーナード・コエチ(ケニア)、大迫傑(東京・Nike)、土方英和(宮崎・旭化成)、細谷恭平(福岡・黒崎播磨)らがエントリー。同女子には、アシェテ・ベケレ(エチオピア)、ローズマリー・ワンジル(ケニア)、一山麻緒(東京・資生堂)、松田瑞生(大阪・ダイハツ)らが出場する。

 車いすマラソン男子には、マルセル・フグ(スイス)、ジョンボーイ・スミス(イギリス)、鈴木朋樹(埼玉・トヨタ自動車)、西田宗城(大阪・バカラパシフィック)らがエントリー。同女子には、マディソン・デロザリオ(オーストラリア)、イェナ・フェスマイヤー(アメリカ)、クリスティ・ドーズ(オーストラリア)、喜納翼(沖縄・琉球スポーツサポート)ら。

 大会の模様は、フジテレビ、フジテレビNEXT(CS)、FOD、TVerで見られる。ラジオは、ニッポン放送で実況中継がある。

増田明美氏「パラマラソンでも頑張る選手たちに沿道から声援を送ってほしい」

2019.04.08 Vol.Web Original

五輪と同じコースでパラマラソン開催
 東京2020オリンピック・パラリンピック組織委員会が4月8日、都内で会見を開き、2020年9月6日に開催される、東京2020パラリンピックのマラソンコースを発表した。

 オリンピックのコースと同様、現在建設中の新国立競技場をスタート/フィニッシュとして、浅草雷門、日本橋、銀座、増上寺、東京タワー、皇居外苑など東京の名所を回るコースとなっている。

 会見には組織委員会スポーツディレクターの室伏広治氏、パラ陸上競技連盟会長の増田明美氏、パラマラソンの西田宗城選手が登壇した。

 冒頭、室伏氏が「オリンピックのマラソンコースと同様にオリンピックスタジアムからスタートし、渋谷区、新宿区、文京区、千代田九、台東区、港区、中央区の7つの区を通りまたオリンピックスタジアムに戻る42.195kmのコース。ロンドンとリオが周回を基調にしていたのに対し、東京では広域にわたって選手が東京の街を駆け抜けていく、パラマラソンでは類を見ないダイナミックなコース設計となっている。2018年5月にオリンピックのマラソンコースが承認されてから組織委員会としてはパラマラソンも同様のコースにすることを基本線に置きつつ、パラリンピック特有の要素や安全性の確保に重点的に検討してきた。検証を重ねた結果、国際パラ陸上競技連盟も要望していたオリンピックスタジアムの大観衆が見守る中でのスタート、フィニッシュが実現することとなった」などと今回のコースに決まった経緯を説明した。

 増田氏はコースについて「オリンピックと全く同じコースでパラリンピックが行われるということは選手にとって喜ばしいことだと思う。特に大歓声を浴びて帰ってくるというのは、頑張った選手へのご褒美のような感じでいい。また視覚障害や車いすの選手にとって重要なのは道幅。これも広くて、路面が滑らかで、パラリンピックが行われた中で過去最高に走りやすいんじゃないかと思う。これは日本が誇れるコース」と感想を述べた。そして「オリンピックは沿道にたくさんの観客が来てくれるがパラリンピックのほうも頑張る選手たちに沿道から声援を送ってほしい」と要望した。

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