SearchSearch

尿検査にお茶?ASKAさん不起訴

2016.12.23 Vol.681

 東京地検は19日、覚せい剤取締法違反容疑で逮捕された歌手のASKA(本名・宮崎重明)さん(58)について、嫌疑不十分で不起訴処分とした。警視庁組織犯罪対策5課は、覚醒剤の陽性反応が出た液体について、「覚醒剤成分が検出されたことは間違いないが、本人の尿だと確認ができなかった」としている。

 ASKAさんは逮捕後の調べで「あらかじめ用意しておいたお茶を尿の代わりに採尿カップに入れた。覚醒剤は使っていない」と供述したという。

覚せい剤所持容疑で清原容疑者を逮捕

2016.02.05 Vol.660

 自宅マンションで覚醒剤を所持したとして、警視庁組織犯罪対策5課は2日、覚せい剤取締法違反(所持)の現行犯で、元プロ野球選手でタレントの清原和博容疑者(48)を逮捕した。同課によると、「覚醒剤は私のもので間違いありません」と容疑を認め、3日には「私が1人で使用するために(覚醒剤を)持っていた」と使用についても認める供述をしていることが分かった。

 逮捕容疑は同日午後8時50分ごろ、東京都港区東麻布の自宅マンション内で、覚醒剤0.1グラムを所持したなどとしている。同課は、同日午後8時ごろから、清原容疑者の自宅の家宅捜索に着手。間もなく白い結晶が入った袋が見つかり、覚醒剤と確認された。清原容疑者は当時、自宅に1人でおり、抵抗する様子はなかったという。覚醒剤のほか、注射器3本▽ガラスパイプ1本▽ストロー1本▽携帯電話4台−を押収した。清原容疑者は「注射器は腕に覚醒剤を打つため、ガラスパイプはあぶって吸うために持っていた」と説明している。覚醒剤が入った袋の状況などから使いかけとみられ、注射器は包装から出したものもあった。ガラスパイプは黒ずんでおり、使用した形跡があった。

 清原容疑者については週刊文春が2014年に薬物疑惑を報道。以来、何度も薬物疑惑の噂はかけめぐり、報道を受けて、2014年はテレビでの露出も減少。2015年になるとにわかにテレビ出演が増え始め、番組内で薬物疑惑を否定するなどしたことから、いったんは収まったかと思われていたが、警視庁は1年以上にわたる内偵捜査を続け、この日の強制捜査に踏み切った。

 すでに引退している身とはいえ、今回の清原容疑者の逮捕は日本プロ野球界にとって昨年末の巨人の3投手の野球賭博関与に続く、大きなイメージダウン。

 巨人の3投手が野球賭博にかかわっていた問題ではかつての黒い霧事件の風化と、当事者のプロ野球選手としての自覚のなさが根底にあったみられ、日本野球機構(NPB)が中心となって、選手の再教育に乗り出そうとしているところ。

 そんな中、新たなシーズンへキャンプが始まったばかりの事件だけに、球界が受ける衝撃は大きい。
 巨人でクリーンアップを組み、春季キャンプで臨時コーチを務める松井秀喜氏は3日、滞在している宮崎市で「ニュースで知りました。驚いているとしか言いようがない」と言葉少なに語った。

まさか!! ASKA覚せい剤所持で逮捕

2014.05.23 Vol.618

 覚醒剤を知人の自宅マンション内で隠し持っていたとして、警視庁組織犯罪対策5課は17日、覚せい剤取締法違反(所持)容疑で、人気デュオ「CHAGE and ASKA」のASKA(アスカ)(56)=本名・宮崎重明、東京都目黒区東が丘=と知人の会社員、栩内(とちない)香澄美(37)=港区南青山=の両容疑者を逮捕した。ASKA容疑者は17日午前7時半ごろ、栩内容疑者の自宅マンションを出てきたところを捜査員に任意同行を求められた。素直に応じたが、ろれつが回らない様子だったといい、東京湾岸署で逮捕された。

 組対5課によると、いずれも容疑を否認し、ASKA容疑者は「今まで覚醒剤を所持したことはない」と供述しているが、尿からは覚醒剤と合成麻薬MDMAの成分が検出されているという。

 組対5課は同日、ASKA容疑者の自宅など都内数カ所を家宅捜索。自宅から十数回分の使用量にあたる粉末が押収され、簡易鑑定で覚醒剤の陽性反応が出た。薬物の使用器具やMDMAとみられる錠剤も見つかり、組対5課はASKA容疑者が常習していたとみている。

 逮捕容疑は4月6日ごろと12日ごろ、港区南青山の栩内容疑者の自宅マンションで、少量の覚醒剤を所持していたとしている。

 18日には組対5課による捜索でASKA容疑者の自宅から覚醒剤とみられる粉末や合成麻薬MDMAとみられる錠剤約90錠のほか、数回分の覚醒剤の検査キットなどを発見されたことが分かった。検査キットは尿を垂らして覚醒剤の成分が含まれているか判定するもので、市販されているが、警察や病院関係者以外の購入は難しいという。

 昨年8月、週刊文春がASKA容疑者の覚醒剤使用疑惑を報道した。ASKA容疑者は同9月下旬、公式サイトを通じて「記事にあるような、違法なことは一切やっていません」と否定していた。ただ、所属事務所は同10月、「一連の報道で世間をお騒がせしたことと社会的責任を踏まえた」として、活動自粛を発表していた。

 パートナーのChageさんは17日、公式サイトを通じて「気持ちの整理つかない」としながらも「ファンの皆さま、関係者の皆さまには、ご心配ご迷惑をお掛けした事を心からお詫び申し上げます」とASKAに代わって謝罪。18日には広島市内で開催されたファンイベントの終了後に取材陣の前に現れ、改めて謝罪した。

 またASKA容疑者の所属事務所は19日、「CHAGE and ASKA」の音楽CDなど関連商品の販売を中止すると発表した。

Copyrighted Image