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豊島区、地元企業らがプレゼン 豊島区の区制90周年を “オールとしま”で盛り上げ

2022.12.16 Vol.Web Original


 豊島区は13日、池袋のサンシャインシティ文化会館で、4回目となる「豊島区制施行90周年企業実行委員会」(以下、企業実行委員会)を開催した。業実行委員会には、区制施行90周年実行委員会の渡邊裕之実行委員長、企業実行委員会の合場直人幹事長、高野之夫区長らも参加し、区内の企業らのさまざまな取り組みが発信された。

 企業実行委員会は、豊島区の区制90周年を 、“オールとしま”で盛り上げるために立ち上げられた企業主体の組織。地元企業のほか区外からの企業も参加し、定期的に委員会を開催し、としまのまちづくりや今後についての意見交換や新規企画提案を行っている。

 この日も13の企業が参加し、それぞれが2分の持ち時間で、取り組んでいることやこれからなどについて話した。内容は、豊島区が「SDGs未来都市」と「自治体SDGsモデル事業」にW選定されるなど、SDGsの達成に向けて積極的に取り組んでいることもあり、それぞれのSDGsに対してのアクションが主で、環境やダイバーシティ、ジェンダー、教育などさまざまなアングルからの取り組みが共有された。発表の中で協力を求める姿もあり、ネットワークも自然と広がっているようだった。

豊島区制100周年への第一歩「誰一人取り残さない、誰もが輝く街へ」区制施行90周年記念式典開催

2022.11.03 Vol.web original

 豊島区制施行90周年記念式典が1日、池袋・豊島区立芸術文化劇場にて行われ、豊島区文化栄誉賞などが表彰された。

 今年の豊島区制施行90周年に合わせ、豊島区では区の活性化や持続可能な都市づくりに向けたさまざまな施策を実施。

 第一部は、世界的指揮者・小林研一郎氏率いる、プロ、アマ、障害の有無を問わず構成されている「コバケンとその仲間たちオーケストラ」が「交響曲大5番 運命」を、アンコールにはバイオリニスト瀬﨑明日香氏がソロを務め「ツィゴイネルワイゼン」を演奏。万雷の拍手を受け、小林氏は「今日の演奏は神がかっていた」と、メンバーをたたえた。豊島区の音楽監督を務める小林氏は「高野区長にほれまして」と笑顔を見せ「ここ20年の豊島区の発展は目を見張るものがあり、それに焦がれております」と豊島区への思いを語った。

 第二部・豊島区制90周年記念式典では、高野之夫豊島区長らが豊島区の活性化に貢献した各功労者を表彰。

 高野区長は「私が23年前、区長に就任した当時、豊島区は財政破綻の状態からの脱却が最優先の課題でした」と、文化振興を基軸とした政策によって、経済への好循環を生み出すに至るまでの軌跡を振り返った。高野区長は「豊島区の挑戦は今日が次への新たなステップ。誰一人取り残さない、誰もが主役になれる街づくりをこれからも進めていきたい」と語った。

 式典には豊島区と関わりのある文化人や友好都市の首長らが出席。人間国宝でもある能楽師・野村萬氏や、豊島区芸術顧問を務める元文化庁長官・近藤誠一氏らが祝辞を行った他、小池百合子東京都知事も「豊島区と東京都がしっかりタッグを組み、人が輝く明るい未来の東京を実現してまいりましょう」とメッセージを寄せた。

 この日は、豊島区の振興発展・区民福祉の向上に貢献した功労者76名の表彰や、安全・安心なコミュニティー作りを実現する都市に与えられる「セーフコミュニティ国際認証」の認証式も実施。豊島区の取得は2012年の初認証から3度目。

 また、豊島区文化栄誉賞も発表され、個人の部では城所信英氏、団体の部では豊島区書道会、豊島区伝統工芸保存会、豊島区民謡連盟が同賞を授与された。

 最後に都倉俊一文化庁長官が講演。新型コロナウイルス感染症が文化芸術や観光に与えた影響を振り返り「ポストコロナに行きたい国というデータでは、ダントツで日本。さらなるインバウンドを呼び込むためにも、名所旧跡を巡るだけではなく、夜にも美術館や博物館、舞台などを楽しめるような取り組みが必要ではないか。有形無形の日本の文化を、文化庁と国を挙げて世界に発信していきたい。豊島区のような文化芸術都市にはその先陣を切っていただきたい」と語った。

 この日の司会は第一部・朝岡聡アナウンサー、第二部・笠井信輔アナウンサー。

 豊島区では今後も、区内を中心にさまざまな区制施行90周年事業を展開していく。

高野之夫豊島区長

 

小林研一郎氏

 

小池百合子東京都知事もメッセージ

 

豊島区が3度目の「セーフコミュニティ国際認証」

 

都倉俊一文化庁長官による基調講演

1980年池袋に開店 ビックカメラが豊島区とパートナーシップ協定を締結

2022.10.12 Vol.web original

 

 豊島区と株式会社ビックカメラによるパートナーシップ「豊かなまちづくりのためのパートナーシップ協定」締結式が6日、区内としま区民センターにて行われ、高野之夫区長と、今年9月に代表取締役社長に就任したビックカメラの秋保徹新社長が登壇。「豊かなまちづくりのためのパートナーシップ協定」を締結した。

 豊島区と、同区に本社を構えるビックカメラが「豊かなまちづくり」を目指し、互いのノウハウやリソースを提供し合い、連携・協働を進めるべく協定を締結。シティプロモーションの推進、地域産業の活性化に関する取り組み、スポーツ振興、学びを通した地域の愛着醸造、子育て世代に向けた地域貢献など、6つの項目を通してさらなる区民サービスの向上や地域活性化を目指す。

 秋保社長は「ビックカメラは、1980年11月に池袋北口店を開店しました。それから42年、現在、池袋には本店をはじめ6店舗を構えています。これまでにも豊島区とは協働でさまざまな取り組みを行っており、長いお付き合いをさせていただいてきたと自負しております」と池袋への思いを語り「豊島区は一時、財政破綻の危機などと言われたこともありましたが、今では文化面や子育て支援など大きく進化しています。42年、池袋で活動し、その進化を目の当たりにしてきました。これからさらなる発展をとげようというときに、協定によりさらに強固な関係を築くことができることを光栄に思います」とコメント。

 今回の協定締結により「ビックカメラでは取り扱う商品も多岐にわたっており、我々の商品やサービスをかけ合わせれば、文化面や子育て支援などにも活用できるのではないか。また今後は、営業時間中の店舗内で協働の取り組みを行うなどすれば、ビックカメラのお客様にも楽しんでいただけるのではないかと思う」とし、さまざまな形で豊島区と連携し地域活性につなげていきたい旨を語った。

 高野区長も「ビックカメラさんには以前より、さまざまな取り組みにサポートしていただいており、実質的にはこれまでも“パートナー”といえる存在でしたが、今年、区制90周年を迎え、満を持して、協定を締結できたことはとても喜ばしく感謝したい」と語り「全国展開の大企業となっても池袋を愛してくれている。そういった熱い思いを持った企業の皆さんが豊島区にもっと増えれば」と地域貢献企業の広がりにさらなる期待を寄せた。

声優の甲子園から天体観測イベントまで!豊島区企業実行委員会が90周年記念事業をプレゼン

2022.08.09 Vol.Web Original

 豊島区のとしま区民センター 小ホールで9日、「第2回豊島区制施行90周年企業実行委員会」が開催された。

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