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久保優太がアーチュレッタを破ったシェイドゥラエフと対戦。榊原CEOは「勝ったらタイトル戦を考える」【RIZIN DECADE】

2024.11.17 Vol.Web Original

 今年で10回目の大晦日大会となる「RIZIN DECADE」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の追加カードが11月17日に発表された。

 フェザー級の王座戦線に大きな影響を及ぼす元K-1 WORLD GPウェルター級王者の久保優太(PURGE TOKYO/BRAVE)とラジャブアリ・シェイドゥラエフ(キルギス/Ihlas)が対戦する。

 久保は今年3月に元修斗環太平洋フェザー級王者でONE Championshipにも参戦していた高橋遼伍(KRAZY BEE)に判定勝ち、7月には初代RIZINフェザー級王者の斎藤裕(パラエストラ小岩)にKO勝ちを収め、一気にフェザー級トップ戦線に浮上した。

 シェイドゥラエフは今年6月にRIZINに初参戦を果たすと武田光司に一本勝ち、9月には元RIZINバンタム級王者のフアン・アーチュレッタにも一本勝ちを収めている。

 この日、RIZINは愛知・ポートメッセなごや 第1展示館で「RIZIN LANDMARK 10 in NAGOYA」を開催(ABEMA PPV等で配信)。

 久保はケージに上がると「このカード、無謀とか言われるかもしれないんですが、僕が立ち技で頂点を取ってからこのMMAに挑戦しているのは、テーマは“挑戦”で、僕はRIZINフェザー級で王者になりたいのでこのシェイドゥラエフは避けては通れない道だと思っています。これでシェイドゥラエフにサクっと勝って、タイトル戦を榊原社長にお願いしたいので、次勝ったらぜひタイトル戦をお願いします」と榊原信行CEOにアピール。

 榊原氏から「今のシェイドゥラエフを止めるようことがあったら考えます」という言葉を引き出した久保は「僕は当日、何かを起こすと思うので、期待していてください」と締めくくった。

 またこの日は合わせて貴賢神(フリー)vsエドポロキング(ROOTS GYM)の一戦も発表された。

スダリオ剛と貴賢神が初“競演”も明暗分ける。スダリオはTKO勝ち、貴賢神はTKO負け【RIZIN】

2023.10.01 Vol.Web Original

「RIZIN LANDMARK 6 in NAGOYA」(10月1日、愛知・ドルフィンズアリーナ)で双子の兄弟であるスダリオ剛(HI ROLLERS ENTERTAINMENT / PUREBRED)と貴賢神(フリー)が初めて同じ大会に出場し、明暗を分けた。

 第11試合に出場したスダリオ剛(HI ROLLERS ENTERTAINMENT / PUREBRED)は3R2分10秒、TKOでイム・ドンファン(韓国/TEAM STRONG WOLF)に勝利を収めた。

 1R、オーソドックスのスダリオと序盤からスイッチを繰り返すドンファン。スダリオもサウスポーにスイッチ。ともに様子をうかがう時間が続く。サウスポーのスダリオ、オーソドックスのドンファン。スダリオが左インロー、左ハイ。ドンファンがパンチで間に出るがスダリオはバックステップ。前に出るドンファンに左フックを効かせたスダリオ。グラウンドでバックを狙うがドンファンは正対に成功すると立ち上がり、スタンドに。ドンファンがパンチからタックルでケージに押し込むがスダリオはプッシュ。スダリオが関節蹴り。スダリオはオーソにスイッチして右カーフ。

令和のミスターXはジミー・アンブリッツ。貴賢神に3回押し出され44秒であっさり敗戦【INOKI BOM-BA-YE×巌流島】

2022.12.29 Vol.Web Original

 10月1日に亡くなったアントニオ猪木さんの追悼大会となる「INOKI BOM-BA-YE×巌流島in両国」(12月28日、東京・両国国技館)に出場した令和の「ミスターX」はジミー・アンブリッツだった。アンブリッツは日本では新日本プロレス、パンクラス、HERO’S、DREAMに出場しており、古い格闘技ファンにはおなじみのファイター。

 カード発表時には谷川貞治プロデューサーが「強いミスターX」、大会前日には「でかい。百戦錬磨」などと語っていたのだが、相手が悪かった。

貴賢神と対戦の「ミスターX」は「でかくてMMAの経験は貴賢神の100倍ある百戦錬磨の選手」【INOKI BOM-BA-YE×巌流島】

2022.12.27 Vol.Web Original

 10月1日に亡くなったアントニオ猪木さんの追悼大会となる「INOKI BOM-BA-YE×巌流島in両国」(12月28日、東京・両国国技館)の前日計量が12月27日に都内で行われ、全選手が規定体重をクリアした。

「令和猪木軍vs世界格闘技軍9対9」の三鋒戦では巌流島特別ルールで貴賢神(大相撲/日本)とミスターX(不明)が対戦する。

 ミスターXについては計量後の会見に名前はあったものの、結局登場せず。当日のお楽しみとなった。もっとも貴賢神には伝えられているようで「でかいです。でも力士の幕内平均の体重が268kgで、それに比べたら。大きい選手とも戦ってきたので、それを考えたら軽い」などと巨漢であることをポロリと明かした。

 会見後には谷川貞治プロデューサーも「まず体がでかい。MMAの経験は貴賢神の100倍ある。百戦錬磨の選手。マスクを着けて戦うかは本人次第。マスクを脱いだらみんな知っている。いい意味でも悪い意味でもみんな衝撃を受けると思う。日本人ではない。出てきたら分かる。来日はしている」などと語った。

ギブレインが貴賢神にTKO勝ちで「この階級の王者になりたい」と王座獲りに意欲【RIZIN LANDMARK】

2022.11.06 Vol.Web Original

「RIZIN LANDMARK 4 in NAGOYA」(11月6日、愛知・ドルフィンズアリーナ)でカルリ・ギブレイン(ブラジル/BRAZILIAN THAI)が貴賢神(フリー)を1RでTKOで下しRIZIN初勝利を挙げた。MMA2戦目だった貴賢神は2連敗となった。

 試合は1R序盤からギブレインがプレッシャーをかけて前に出て左右のフックを当てていく。貴賢神も下がりながらもパンチを出すが、ギブレインのプレッシャーを止めることはできない。残り時間1分を切ったところで貴賢神が苦し紛れにタックルにいくが、これを切ったギブレインはグラウンドで上を取るとパウンドと鉄槌を連打。ガードするのが精いっぱいの貴賢神を見て、レフェリーが試合を止めた。

 ギブレインは今年9月にはシビサイ頌真に1Rでスリーパーホールドで一本負けを喫しており、念願のRIZIN初勝利となった。

 試合後の会見でギブレインは「1ラウンド目でKOできました。準備万端でしたので疲れていませんでしたしケガもしませんでした。12月、RIZINで戦う準備ができています」と大晦日への参戦をアピールすると同時に「もっと練習してこの階級のチャンピオンになりたいと思っています」とRIZINでの王座獲りへの意欲を見せた。

 貴賢神については「最初はもっとゆっくりで遅いと思っていたのですが意外と速くて、お兄さんとよく練習しているのだと思います」などと語った。そのお兄さんのスダリオ剛については「自分はプロなのでどんな相手とでも戦います。お兄さんとでも戦います」とスダリオとの対戦も視野に入れた。

貴賢神が公約通り119.75kgに減量。ギブレインの威嚇にも微動だにせず【RIZIN LANDMARK】

2022.11.05 Vol.Web Original

「RIZIN LANDMARK 4 in NAGOYA」(11月6日、愛知・ドルフィンズアリーナ)の前日計量が11月5日、名古屋市内で行われ、全選手が規定体重をクリアした。

 当初発表されていた−120kgから無差別級に変更されたカルリ・ギブレイン(ブラジル/BRAZILIAN THAI)と貴賢神(フリー)の一戦はギブレインが110.45kg、貴賢神は119.75kgだった。貴賢神は前日に行われたインタビューで「今回は急に無差別級になったが、取りあえず自分はヘビー級の体重に合わせられるように落としている。さっき量ったら123.5kg。無差別級になったのは自分が原因じゃないかと思っている人がいる。そう思わせたくないので、これからしっかり水抜きをして計量には120kg以下で量れるようにする」と語っていたのだが、公約を果たした。

 計量後のフェイストゥフェイスでは距離を詰めたギブレインが首をかっ切るポーズから「ガオー」と吠えて威嚇したものの、貴賢神は微動だにしなかった。

 また試合5日前の1日に−66kgから−70kgに契約体重が変更されることが発表され、この日の計量に注目が集まっていたメインイベントは弥益ドミネーター聡志(team SOS)が69.30kg、平本蓮(ルーファスポーツ)は69.85kgでともにクリアした。

関根“シュレック”秀樹が貴賢神にTKO勝ちで「格闘技は暴力には負けん! 正義は負けない! 昭和~最強ー!」と絶叫【RIZIN TRIGGER】

2022.04.16 Vol.Web Original

「RIZIN TRIGGER 3rd」(4月16日、東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ メインアリーナ)で関根“シュレック”秀樹(ボンサイブルテリア)がMMAデビュー戦となる大相撲の元幕内・貴源治こと貴賢神(フリー)と対戦し、2R3分49秒、TKOで勝利を収め「格闘技は暴力には負けん! 正義は負けない! 昭和~最強ー!」などと絶叫した。

 関根は元静岡県警の刑事から40代になってからプロ格闘家へ転身し、現在はMMAはもちろんプロレスでも活躍中。RIZINには2020年2月に初参戦するもロッキー・マルティネスに1RでTKO負け。捲土重来を期して臨んだ昨年大晦日には日本重量級のトップファイターであるシビサイ頌真を2R、TKOで破り、RIZIN初勝利を挙げている。

 貴賢神はRIZINで活躍するスダリオ剛の双子の弟。昨年7月に不祥事により日本相撲協会から解雇され、昨年12月に格闘家への転身を表明した。その後、髙阪剛のもとでトレーニングを積み、今回のデビューに至っていた。

矢地が約3年8カ月ぶりのリベンジ戦に「勝って次に進みたい」、デビュー戦の貴賢神「この頭を相手の血で真っ赤にする」【RIZIN TRIGGER】

2022.04.15 Vol.Web Original

「RIZIN TRIGGER 3rd」(4月16日、東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ メインアリーナ)の前日計量が4月15日、都内で行われ、全選手が1回目の計量で規定体重をクリアした。

 メインイベントではルイス・グスタボ(ブラジル/EVOLUCAO THAI)と矢地祐介(フリー)が対戦する。両者は2018年8月に対戦し、グスタボが2RでKO勝ちしている。グスタボは新型コロナウイルスの感染拡大防止のための入国制限があったことから2019年大晦日以来のRIZIN参戦となる。

 矢地はRIZIN参戦から5連勝で中量級のエースの座に手をかけたところでグスタボに敗戦。これをきっかけに3連敗を喫し、一時はどん底に。今回は待ちに待ったリベンジマッチとなる。

 計量後、矢地は「待ちに待ったリベンジ戦でとても楽しみでわくわくしています。試合は全局面で圧倒して完膚なきまでに倒したいと思っています。そして次に進みたいと思っています」と必勝を誓った。

 対するグスタボはまずは日本語で「こんばんはー」と日本語で挨拶。そして「ここにいられてとてもうれしいです。2年ぶりに日本の地を踏むことができて本当にうれしく思っています。明日は大きな素晴らしい試合になると思います。KOを待っていて間違いないです。ヘイ!」久しぶりの日本での試合に高揚感を見せた。

MMAデビュー戦の貴賢神「最初から負けることを考えてやる奴はいない」。引退試合の髙阪剛「すべてを出し切る試合をしたい」【RIZIN】

2022.03.31 Vol.Web Original

「RIZIN TRIGGER 3rd」で関根“シュレック”秀樹と対戦

「RIZIN TRIGGER 3rd」(4月16日、東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ メインアリーナ)に出場する大相撲の元幕内・貴源治こと貴賢神(フリー)と「RIZIN.35」(4月17日、同)に出場する髙阪剛(ALLIANCE)が3月31日、揃って公開練習を行った。

 貴賢神は関根“シュレック”秀樹(ボンサイブルテリア)と総合格闘技デビュー戦、髙阪は上田幹雄(BRAVE)を相手に引退試合に臨む。

 貴賢神はMMA転向にあたり髙阪のもとでトレーニングを積んでいる。この日の公開練習ではマススパーリングと相撲の稽古の差し合いを行った。

 貴賢神は幼少期に空手やキックボクシングを習っていたことからハイキックもスムーズに出すなど非凡な動きを見せた。相撲からMMAにアジャストする中で「突っ張り、突きとパンチは全然違うので、まったく別物。力士のときからずっとグーを握りたかったので、やっとグーで握れるなという感じです」と、カード発表会見での「顔面の骨を折って、勝ちたいと思っている」という過激な発言を思い出させるコメント。

大相撲の元貴源治こと貴賢神が関根“シュレック”秀樹を相手にMMAデビュー戦「顔面の骨を折って勝つ」【RIZIN TRIGGER】

2022.03.23 Vol.Web Original

「RIZIN TRIGGER 3rd」(4月16日、東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ メインアリーナ)の追加カード発表会見が3月23日、都内で開催された。

 昨年12月に総合格闘家への転身を表明していた大相撲の元幕内・貴源治こと貴賢神が関根“シュレック”秀樹(ボンサイブルテリア)を相手にプロデビュー戦に臨むことが発表された。

 貴賢神はRIZINで活躍するスダリオ剛の双子の弟。昨年7月に不祥事により日本相撲協会から解雇処分を受けている。

 会見で貴賢神は「格闘技といえば、ヘビー級。大きい人は一番魅力的だというところを見せて行ければと思っています」と挨拶。MMA転向の理由については「もともと自分は力士のころからMMAにすごい興味があり、大きなケガをせず辞めることがあれば、総合格闘技をやっていきたいという気持ちがもともとあった。今までケンカをしても本気で相手を殴ったことがなかった。やっと人前で自分の力を解放できる場所を与えていただいたので、楽しんでいきたい」などと語る。

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