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中村獅童・長男の陽喜くん、父のライバル宣言を一蹴。「ライバルじゃない。かっこいい」

2022.07.07 Vol.Web original

「超歌舞伎 2022 Powered by NTT」取材会が6日、都内にて行われ、歌舞伎俳優の中村獅童、長男の陽喜くんが出席。親子での共演について思いを語った。

 2016年の「ニコニコ超会議」にて誕生した『超歌舞伎』は、日本の伝統芸能である歌舞伎と最新テクノロジーが融合したエンターテインメントとして注目を集め、今年は初となる東京、京都、福岡、名古屋の全国4都市での上演が決定した。

 全国での上演について獅童は「とても嬉しいです。博多も大好きな場所ですし、名古屋も度々御園座に出演させていただいておりますので、そういった場所で新しいチャレンジといいますか、このような新しい歌舞伎ができることを嬉しく思います」と、喜びを口にした。

 長男・陽喜くんは、今年1月、歌舞伎座『祝春元禄花見踊』で初お目見得し、4月に行われた「ニコニコ超会議 2022」にて超歌舞伎に初出演。博多座、御園座、新橋演舞場、南座には本公演が初お目見得となる。

 共演について獅童は「夏休み返上で頑張ってもらうしかないんですけど、まぁライバルですから(笑)。 最近は超歌舞伎の宣伝でバラエティー番組なんかも親子で出演させていただいてるんですけれども、カメラがほとんど陽喜の方ばかり向いていて、僕はぜんぜん映してもらえないですよ。ライバルです(笑)」と、恨み節。これには陽喜くんが、「ライバルじゃない」と一蹴。父との共演は「楽しいです。(歌舞伎をやってるお父さんは)かっこいいです」と思いを口にした。

 日々息子の成長を感じているという獅童。「どんどん僕に立ち向かってくる。僕も大人気無いので本気で喧嘩する時もありますし、ヒーローものの主人公は大体赤なんですけど、赤い役を僕も譲りたくなくて、取り合いになるんですよね。何回かそれで陽喜を泣かしちゃってるので、反省しています。本気になっちゃうんですよね」と親子のエピソードを明かす場面も。

 最後は「暑い最中で長丁場になると思うので、本当に体力勝負だと思います。公演回数も多いので、しっかりやってくれればと思っています」と、エールを送った。

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