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「君もヒーローになれる」。ヒロアカを観ないなんて人生の10割損してる。2話まででいいので、絶対に見て感想ください!〈徳井健太の菩薩目線第210回〉

2024.06.30 Vol.Web Original

“サイコ”の異名を持つ平成ノブシコブシ・徳井健太が、世の中のあらゆる事象を生温かい目で見通す連載企画「徳井健太の菩薩目線」。第210回目は、アニメ版『僕のヒーローアカデミア』について、独自の梵鐘を鳴らす――。

『週刊少年ジャンプ』で連載されている堀越耕平先生による『僕のヒーローアカデミア』が、10年の歴史に幕を下ろすことがアナウンスされた。

 皆さんは、『僕のヒーローアカデミア』――通称ヒロアカを見ていますでしょうか? もし見ていないという方、ものすごくもったいないです。ぜひ見てください。

 何を隠そう、わたくし徳井健太は完全にアニメでヒロアカを追っているファンでして、マンガはほとんど見ておりません。「おいおい、どの口がオススメしてんだ」と思われるかもしれませんが、どれだけ後ろ指をさされても構いませんので、ヒロアカ、見てください。

 ヒロアカのストーリーをざっくり説明すると、超能力「個性」を持つ人々が当たり前となった世界を舞台にしたヒーロー作品です。主人公の緑谷出久(通称デク)は元々「無個性」でしたが、トップヒーローのオールマイトと出会い、オールマイトの「個性」である「ワン・フォー・オール」を受け継ぐことになります。雄英高等学校ヒーロー科に入学したデクは、クラスメイトたちと共に最高のヒーローを目指すべく、ヴィラン(悪役)との戦いを通じて成長していく――。

 僕は、話題になっているマンガがアニメ化される際は、可能な範囲でチェックします。ヒロアカに限った話ではなく、アニメから作品に触れることがほとんどなので、数話を見て、面白いか面白くないかを判断してしまうクセがある。もうちょっと見続ければ面白くなるんだろうけど、10話くらいまで見て「う~ん」と感じたら脱落してしまう。スピーディーに展開していくマンガ原作の方が、おそらく離脱しづらいんだろうなとは思うものの、どういうわけかアニメで見る方が性に合っているんです。

 ヒロアカは、ドはまりしてしまいました。2話目で心を持っていかれました。

 魅力的な物語やキャラクターはもちろん、何がすごいってアニメーション制作会社・ボンズが作り出すハイクオリティな映像と、臨場感あふれる音響。その演出力が素晴らしすぎて。映画さながらの迫力を、毎週土曜日の17:30から放送しているなんてヒーローすぎます。

 見ている皆さんなら共感してもらえると思いますが、見れば見るほど悪役であるヴィランたちが愛おしくなっていくんです。人生をまっとうする中で、誰が好き好んで不幸を選ぶというんだろう。虐待だったり差別だったり貧困だったり。道から外れるのには理由や環境があるわけで、僕らは選択肢のない人生を歩まされたヴィランを責めることができるんだろうか……なんて思いながら、画面に釘付けになっている。本当に悪いのは巨悪と言われる存在だけ。なりたくて悪に染まる人間なんていないと思いたいじゃないですか。エンディング曲が流れる頃には、いつも涙で画面が見えなくなっている。

 ヒロアカを見ていると、心が苦しくなってくる。ヒーローは、みんなHEROだ。彼ら彼女らはヴィランをやっつけたいけれど、なりたくてなったわけではない悪をやっつけなければいけない。ヒーローたちも葛藤に苦しむ。そんな声にならないような声を、すさまじい演技で表現しているヒロアカの声優さんたちに、いつもスタンディングオベーションをしています。

 泣き叫んだりするような声を、声優さんたちはどうやって表現しているんだろう。見ている僕たちの心が震える、声優さんたちの演技を本当に見ていただきたい。こんな熱量を、牧歌的な土曜日の17:30に放っていること自体、どうかしていると思います。

 僕は悩んだり、泣いたり、称賛したりしながら、ヒロアカを見ています。我ながら情緒がどうかしていると思うものの、感情を揺さぶられるってこういうことなんだなと教えてくれるヒロアカのアニメは、我が家の週一のスーパーな楽しみになっている。

 アニメは、シーズン7が始まったくらい。そろそろ終わりが見えてきて、楽しみと悲しみを抱えながら、毎週ドキドキしています。このアニメに携わっているすべての皆さんにありがとうと心から言いたいです。ありがとうございます。

 そんな矢先にアナウンスされた最終回は間近に迫っているという情報。はぁ、ヒロアカを追っている僕らの物語も終わってしまうのでしょうか。

 ヒーローになるのか、ヴィランになるのか。人生にはいろいろなことが起こる。めんこを中空に放り投げて地面に落ちたとき、表が出るか裏が出るか、どちらに転ぶかなんて分からない。“たまたま”が、その人をヒーローにするし、ヴィランにもする。世の中が勧善懲悪だったら、どれだけ楽なことか。みんな、グラデーションの中で戦っているんです。

竹芝に『超巨”大海賊”百景』がドーン! 人気漫画『ONE PIECE』100巻到達で<ニュースな写真>

2021.09.18 Vol.Web Original

 人気漫画『ONE PIECE』の人気キャラクターたちが描かれた『超巨”大海賊”百景』が17日、竹芝の「ウォーターズ竹芝」に登場し、ファンを喜ばせている。
 
 今月3日に100巻が発売されたことを記念して行われている巨大展示で、全世界を対象に実施されたキャラクター人気投票の上位キャラクターを中心に、作者である尾田栄一郎氏が描き下ろした「WT100記念 尾田栄一郎描き下ろし 大海賊百景」を大型コンテナ6台をつなげた縦5メートル×横18メートルの巨大サイズにプリントしている。

 また、隣接するアトレ竹芝の1階には、作品の歴史を振り返る「100巻立ち読み図書館」も登場。全100巻が整然と並んだ本棚は壮観で、名シーンやお気に入りのシーン、年表のなかで気になったシーンを読み返したりして楽しむことができる。

 9月26日まで。

藤田ニコルとオズワルドがコスプレで約ネバ展PR「内容が濃い!」

2020.12.11 Vol.Web Original

 にこるんこと藤田ニコルとお笑いコンビのオズワルドが10日、六本木ヒルズ展望台の東京シティービューで始まった展覧会『連載完結記念 約束のネバーランド展』のオープニングセレモニーに出席した。

GENERATIONS 小森隼の【小森の小言】第59弾 25センチの小言

2020.10.08 Vol.Web Original

カルチャー大国の日本に住んでいる人の役9割は漫画を読んだ事があるのではないでしょうか?
これはどこかの調査機関が調べた正確な数字ではなく僕個人の推測の数字です。
でも、日本に住んでいて漫画を読んだ事のない方の方が少ないのではないでしょうか?
この世の中に絶対はないでしょうから
本気で日本全国の方に調査をしたら、もしかしたら覆るかも知れませんが…

でも、自分は幼少期から漫画に触れて育ってきました。
自分がはじめて漫画に触れたのはコロコロコミックではなかったでしょうか?
付録のトレーディングカードが欲しくて母親に頼んで買って貰ったのがきっかけだったと思います。
今になって考えれば小学生の自分を惹きつける漫画の持っている魅力は
とてつもない物なんだと思います。
結局、初めて見た漫画がなんだったのか覚えてもないし
勿論内容も覚えていない。
でも、間違いなく漫画を見た事は覚えているし
新しい文化に触れたあの感覚は今でも覚えている。

『約束のネバーランド』が初の展覧会 12月に六本木ヒルズ展望台で

2020.06.15 Vol.Web Original

 人気コミックスの“約ネバ”こと『約束のネバーランド』の初の展覧会『連載完結記念 約束のネバーランド展』が12月11日から東京・六本木ヒルズ展望台にある東京シティビュー スカイギャラリーで開催されることが決定した。

 原画展示と創作の裏側に迫る様々な資料で、作品の魅力を堪能できる展覧会。“約ネバ”の世界に浸れる空間の中で数々の名シーンを展示するほか、連載開始前の秘蔵資料なども公開し、衝撃の第1話から感動の最終回までの軌跡をたどる。

 展覧会開催にあたり、原作の白井カイウ氏は「原画展です!!ただでさえ美しい出水先生のカラー絵がズラリドドンと間近で見れます!他にも面白い展示や未公開のアレコレの公開…?などを色々と予定しています。『約束のネバーランド』の世界を最大に表現した展示にしていただいています!是非お楽しみに!」と、コメント。

 作画の出水ぽすか氏も「夢に見た展覧会です!単行本ではモノクロで収録されているイラストがカラーで沢山展示されます。現在展示にむけて色塗りの様子を動画で撮影中です。是非見に来てください!今までになく大きな会場なので見応えのある展示になりそうです」と、アピールしている。

『約束のネバーランド』は、孤児院で育てられた子どもたちが過酷な運命に抗いながらも希望に向かっていくストーリー。「週刊少年ジャンプ」で、2016年8月に連載スタート。当初から反響が高く、シリーズ累計発行部数は2100万部を突破、アニメ化もされて人気を博した。15日発行の最新号で最終回を迎えた。

 12月には実写映画の公開、2021年1月にはアニメの第2期放送も予定されている。

劇場版「鬼滅の刃」、公開日は10月16日! キービジュアル&予告編第1弾も公開

2020.04.10 Vol.Web Original

 劇場版制作が発表されていた人気漫画『鬼滅の刃』公開日が10日、AbemaTVで放送された「鬼滅テレビ」無限列車編 新情報発表SPにて発表された。劇場版「鬼滅の刃」無限列車編で、公開日は10月16日。

 アニメーション制作はufotableが手掛ける。公開日の発表とともに、ufotable描き下ろしの劇場版キービジュアルと、新規カットが目白押しの予告編第1弾も公開された。

『鬼滅の刃』は、吾峠呼世晴による”血風剣戟冒険譚”で、シリーズ累計発行部数4000万部を突破している。「週刊少年ジャンプ」で連載中。

舞台版「僕のヒーローアカデミア 」キャスト&ビジュアルが明らかに

2018.12.22 Vol.Web Original

「週刊少年ジャンプ」で連載中の「僕のヒーローアカデミア 」が舞台化されることになり、22日発売の同誌で、その全ぼうが明らかになった。

 主人公が最高のヒーローを目指してヒーローを輩出している名門高校に入学し、成長していく超ド級のヒーローアクション。主人公は、ミュージカル『刀剣乱舞』に陸奥守吉役で出演している田村心。彼をとりまく雄英高校の仲間たちを小林亮太、竹内夢、猪野広樹、北村諒らが演じる。また、ナンバーワンヒーローのオールマイト(マッスルフォーム)は、「仮面ライダーオーズ」の伊達明(仮面ライダーバース)役で人気を集めた岩永洋昭が演じる。演出は、劇団エムキチビート主宰の元吉庸泰。

 原作コミックを全巻持っていて、アニメも映画もゲームもしていたという主演の田村は「ヒロアカの世界観が舞台上でどう表現されるのか自分たちも今からとても楽しみです。超人気作品の舞台化ということでプレッシャーを感じていますが、原作が持つ力や、熱、勢いをお借りして舞台化もお客様に楽しんでいただけるように精いっぱい取り組みたいと思います」と、コメントを寄せている。

 東京公演は2019年4月12~21日まで天王洲銀河劇場、大阪公演は4月26~29日までサンケイホールブリーゼ。

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