東京女子プロレスが10月20日、福島・会津若松市文化センターで「TJPW CITY CIRCUIT ’23~遠藤有栖地元凱旋興行~」を開催した。昨年10月に続いて2度目の地元凱旋を果たした遠藤有栖が待望の白星をゲット。「凱旋の時はベルトを巻いて登場したい」と大きな野望をブチあげた。
昨年はタッグマッチで坂崎ユカに敗れており「強くなって帰ってきます!」と地元ファンに涙ながらに誓っていた遠藤。今回は鈴芽、宮本もかとのトリオで辰巳リカ&渡辺未詩&桐生真弥組と対戦した。並々ならぬ気合で臨んだ遠藤は、今年8月にコーナーを踏み外してから封印していた磐梯山をここで解禁し、見事に決めてみせる。最後は「アリス」コールの中、桐生のスパインバスターを着地するや水車落としでぶん投げ、キャメルクラッチで一気に絞ってギブアップ勝ちを収め、2度目の地元凱旋で故郷に錦を飾った。
「去年、成長する姿を見せると言ったので、ちょっとは成長した姿を見せられたんじゃないかな」と笑顔を見せた遠藤は「凱旋の時もベルトを巻いて登場したい」と野望を明かす。地元・会津若松を「パワースポットだし、私の宝物…宝庫です」と語った遠藤。「今日いない選手も含めて全員でまた来たい」と3度目の地元凱旋にも期待を膨らませていた。