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那須川龍心が兄・天心越え果たし田丸辰との対戦をアピール。「キックボクシングにプライドを持ってRISEを盛り上げていく」と宣言【RISE】

2025.03.30 Vol.Web Original

 RISEのビッグマッチ「RISE ELDORADO 2025」(3月29日、東京・両国国技館 ※ABEMA PPVにて全試合独占生中継)でRISEフライ級王者の那須川龍心(TEAM TEPPEN)が兄・天心越えを果たした。

 那須川はこの日、クマンドーイ・ペッティンディーアカデミー(タイ/ペッティンディーアカデミー)と対戦し、2RでKO勝ちを収めた。クマンドーイは2020年の大晦日にRIZINで天心と対戦。判定で敗れたものの強烈なミドルで天心を苦しめた。2023年には「RISE WORLD SERIES 2023 -54kg Tournament」に参加し準決勝でRISE世界バンタム級王者の志朗からダウンを奪った上での判定勝ち。決勝では田丸に判定で敗れ準優勝に終わったものの、その実力を見せつけた。その後、タイで3連敗を喫したもののこのところは4連勝と復調。この日の試合を迎えた。

 那須川は昨年11月に数島大陸をKOで破り王座獲得。現在9連勝中でここ3試合は連続KO勝ち。2月1日に行われたRISEの年間表彰式「RISE’s PRIZE」ではMVPを獲得している。

那須川天心戦の実現は!? 武居由樹「今回勝って、次の指名試合に勝ったら、その次でもいい。天心選手に合わせる。いつでもやる」

2025.03.17 Vol.Web Original

 WBO世界バンタム級王者・武居由樹(大橋)が3月17日、期待される那須川天心(帝拳)との対戦について「天心選手に合わせる。いつでもやる」などと語った。

 武居はこの日、5月28日にユッタポン・トンデイ(タイ)を相手に神奈川・横浜BUNTAIで2度目の防衛戦に臨むことが発表された。この試合は昨年12月24日に予定されていたが、武居が12月上旬の練習中に右肩を負傷。右肩関節唇損傷で全治4週間と診断され、試合は中止となっていた。

 武居は会見で那須川との対戦について聞かれると「僕はボクシングに来た時からずっとK-1を背負って、K-1ファイターでもボクシングに通用することを証明する、K-1が強いということも証明すると言ってきて、それを手っ取り早く証明できるのが那須川天心戦だなと思って、ずっとそれをテーマにやってきた。それは今も変わらない。でも自分も次の試合にしっかり勝たないとその先はないと思っているので、天心君どうこうより、まずは今の試合をクリアすることを優先する」とまずは目の前の防衛戦に全力投球の構え。

那須川龍心が天心を苦しめ志朗を破ったクマンドーイと対戦「KOして革命を起こす」【RISE】

2025.01.29 Vol.Web Original
 RISEが1月29日、都内で「RISE ELDORADO 2025」(3月29日、東京・両国国技館)のカード発表会見を行った。
 
 RISEフライ級王者の那須川龍心(TEAM TEPPEN)が-52kg契約のSuperfight!でクマンドーイ・ペッティンディーアカデミー(タイ/ペッティンディーアカデミー)と対戦することが発表された。
 
 那須川は昨年11月に数島大陸を1RKOで破り王座を獲得。12月のビッグマッチにも連続参戦しペットマイ・MC.スーパーレックムエタイにもKO勝ちを収めた。2023年6月から9連勝中で、そのうち5つがKO勝ち。現在3連続KO勝ち中と完全に本格化した。
 
 対するクマンドーイは2020年大晦日の「RIZIN.26」で龍心の兄・那須川天心と対戦し、天心を苦しめたうえでの判定負け。RISEでは2023年に行われた「RISE WORLD SERIES 2023 -54kg Tournament」に参戦し、準決勝でRISE世界バンタム級王者の志朗(BeWELLキックボクシングジム)に判定勝ちを収めている。ラジャダムナンスタジアム認定スーパーフライ級王者のクマンドーイは昨年からフライ級に下げ連勝中。今回はベスト体重での参戦となる。
 
 那須川は「今回は今まで戦った中で過去一強い相手。RISEはちょっとドS過ぎるなと思う。天心とやったり志朗君ともやっている。いろいろな選手ともやっている。ここでしっかりKOして革命を起こそうと思っている」と語った。クマンドーイはRISEを通じて「かつて戦った天心選手の弟に必ず勝つ」とコメントした。

那須川天心のリアクションにダチョウ倶楽部の肥後克広が「竜ちゃんだと思ったよ」と最高の誉め言葉

2024.11.06 Vol.Web Original

 お笑い芸人のダチョウ倶楽部の肥後克広と寺門ジモンが11月6日、プロボクシングのWBOアジア・パシフィック・バンタム級王者の那須川天心(帝拳)のお笑いセンスに太鼓判を押した。

 3人はこの日、都内で行われた「スカルプD『いい頭皮の日』制定記念発表会」にゲストとして出演した。那須川はスカルプD公式アンバサダーを務めている。

 那須川は「3年くらい前に一緒に熱湯風呂をやった。格闘家で熱湯風呂をやったのは僕だけだと思う」とダチョウ倶楽部との縁を明かすと、肥後は「運動神経が良すぎて熱湯風呂も出てくるのが早かった。そこはダメだなと思った」、寺門は「熱湯風呂に入ったら仲間」などと当時を振り返った。

那須川天心が薄毛注意領域の「頭皮の厚さ6ミリ」発覚に「まだ20代なのに…」と絶句

2024.11.06 Vol.Web Original

 プロボクシングのWBOアジア・パシフィック・バンタム級王者の那須川天心(帝拳)が11月6日、都内で行われた「スカルプD『いい頭皮の日』制定記念発表会」にダチョウ倶楽部の肥後克広と寺門ジモンとともにゲストとして出演した。那須川はスカルプD公式アンバサダーを務めている。

 那須川は薄毛の原因となる頭皮の厚さが6ミリと判定され「まだ20代なのに…」と絶句。今後の頭皮ケアへの意欲を見せた。

 この日は抜け毛・薄毛の専門家が髪と頭皮のメカニズムについて説明。それによると「薄毛の人は頭皮が薄い」とのことで、調査では「薄毛の人は6ミリ、ふさふさの人は8ミリ」といった結果が出たという。

武居由樹が那須川天心に「早くやろうぜ」とアピールも「4団体統一を目指したほうがさらに上に行けるんじゃないか」と揺れる胸中を明かす

2024.10.24 Vol.Web Original

 WBO世界バンタム級王者の武居由樹(大橋)が10月24日、実現が期待されている那須川天心(帝拳)との試合についての複雑な胸中を明かした。

 武居はこの日、12月24日に2度目の防衛戦を行うことが発表された。対戦相手は後日発表で、WBA、WBC、IBF、WBO世界スーパー・バンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)vs サム・グッドマン(オーストラリア)のタイトル戦とのダブル世界タイトルマッチとなる。

 武居は会見で那須川との試合について「自分自身はいつでもやりたいという気持ち。何かの記事で彼が“もう少し待っていてくれ”と言っていたんですが“早くやろうぜ”という感じですね」と語った。

 しかしその後の囲み取材では「“早くやろうぜ”という気持ちもありつつ、この前、拓真さんが負けてしまってベルトが動いたので、いつまでも天心君を待っているより、自分も上を目指したほうが自分のためにもなるし、価値も上がるんじゃないかなとふと思ったり。まずは今回の防衛戦をクリアしないと何とも言えないんですけど」と揺れる胸中を明かした。

 バンタム級はこれまで同門の井上拓真がWBA王者だったのだが、10月13日の試合で堤聖也に敗れ、王座陥落。これまで同門ということで統一については現実味の薄い話だったのだが、武居の中で微妙に意識の変化があったよう。

12月24日に井上尚弥と武居由樹がダブル世界戦。井上はサム・グッドマンと3度目の防衛戦。武居の相手は後日発表

2024.10.24 Vol.Web Original

 WBA、WBC、IBF、WBO世界スーパー・バンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)とWBO世界バンタム級王者・武居由樹(大橋)が12月24日に東京・有明アリーナでダブル世界タイトルマッチを開催することが10月24日に正式発表された。

 井上はIBF、WBO1位のサム・グッドマン(オーストラリア)と対戦する。この試合は当初、9月に行われる予定だったが日程を変更し、今回の対戦となった。武居の相手は後日発表の予定となっている。

 この日、2人は都内で行われた会見に揃って出席した。

 グッドマンについては以前から対戦相手として名前が挙がっていたのだが井上は「東京ドームでの戦いが終わったあたりから意識をしている。意識する点、警戒する点は非常にまとまった選手で、そのなかで無敗というレコードを持っている。無敗というのは必ず何かしらの強さを持っているということだと思うので、そういった点に気を付けながら戦いたい」と評した。

初防衛に成功の武居由樹が10月に初のタイトル戦の那須川天心に「頑張ってください。応援しています」とエール

2024.09.04 Vol.Web Original
 プロボクシングの「Lemino BOXING ダブル世界タイトルマッチ」(9月3日、東京・有明アリーナ)で行われた「WBO世界バンタム級タイトルマッチ」で初防衛を果たした武居由樹(大橋)が試合後のインタビューで10月に初のタイトル戦となる「WBOアジアパシフィック・バンタム級王座決定戦」に臨む那須川天心にエールを贈った。
 
 武居はこの日、元WBC世界フライ級王者の比嘉大吾(同級1位、志成)と対戦。一進一退の攻防を繰り広げる中、11Rにスリップ気味ながらダウンを奪われ、絶体絶命のピンチとなったが最終12Rに怒涛のラッシュを見せポイントを取り返し、114-113、114-113、115-112の際どい判定で勝利を覚めた。
 
 試合後のリング上のインタビューでは武居は「すいません。自分の中ではこの勝ちにはまだ納得できていなくて。でも大吾さんと最高の試合ができてよかったです。大吾さん、野木さん、本当にありがとうございます」と戦った比嘉とそのトレーナーの野木丈司氏に感謝の言葉。

那須川龍心が「天心も自分も勝ってもなめられる。今回は“やっぱ、那須川龍心って強いんだ”と思わせたい」【RISE】

2024.08.02 Vol.Web Original

「RISE WORLD SERIES 2024 YOKOHAMA」(9月8日、神奈川・横浜BUNTAI)の追加カード発表会見が8月2日、都内で開催された。

 7月26日の後楽園大会でカードが発表されている那須川龍心(TEAM TEPPEN)も登壇し、試合に向けての決意を口にした。

 那須川は昨年大晦日のRIZINでMMAルールで対戦したシン・ジョンミン(韓国/オーサムマルチジム)とスーパーフライ級(-53kg)のキックボクシングルールで対戦する。

 那須川は6月に行われた大阪のビッグマッチで塚本望夢を破り、RISEフライ級王者の数島大陸への挑戦をアピール。数島も「やりましょう」と挑戦者に逆指名し、タイトル挑戦が内定している中での今回の一戦となる。

 冒頭の伊藤隆代表の「タイトル戦が内定しており、負けは許されないし、内容も問われる試合。タイトル戦に弾みをつけるために絶対に勝たないといけない試合」という言葉を受け、那須川は「この試合は落とせないし、ここで変な試合をしているようではタイトル戦では勝てない。絶対にKOする」とKO勝ちを宣言。

那須川天心の4戦目は初の10回戦でWBA世界4位のジョナサン・ロドリゲスと対戦

2024.05.31 Vol.Web Original

 プロボクサーの那須川天心(帝拳)が次戦でWBA世界バンタム級4位のジョナサン・ロドリゲス(アメリカ)と対戦することが5月31日、発表された。

 那須川は2023年4月8日のデビューからここまで3戦3勝(1KO)で現在、WBA7位、WBO10位、WBC13位と世界ランキング入りを果たしており、今回は世界ランカー対決。初の10回戦となる。

 ロドリゲスは2018年にプロデビューし、以降6年間で20戦17勝(7KO)2敗1分。昨年11月には元WBA世界スーパーフライ級王者で当時はWBA世界バンタム級4位にランクされていたカリド・ヤファイ(イギリス)と対戦。右のロングフックなどで2度のダウンを奪った末、1回KO勝ちを収めた。今年2月に行われた、アントニオ・バルガス(アメリカ)との世界ランカー対決では初回にダウンを奪ったものの、自身も2度のダウンを喫し7回終了TKOで敗戦。今回が再起戦となる。

 またこの日は那須川がPrime Videoとスポンサーシップ契約を締結したことも発表された。今後、Prime Videoは那須川のボクサーパンツにロゴを掲出する他、Prime VideoおよびAmazonとのさまざまなコラボレーションを展開していく。

 那須川の試合はデビューからの3戦、いずれもPrime Videoで独占ライブ配信されており、今回の試合も「Prime Video Presents Live Boxing 9」で同じく独占ライブ配信される。

若年層を対象のトライアウト開催で「第二の那須川天心」発掘にも期待【RIZIN】

2024.01.18 Vol.Web Original

 RIZINの榊原信行CEOが1月18日、2024年のRIZINの方向性について、トライアウトの本格的な開催と世界戦略などを掲げた。

 この日は2024年最初の大会となる「RIZIN LANDMARK 8 in SAGA」(2月24日、佐賀・SAGAアリーナ)の追加カード発表会見が都内で行われた。榊原氏は会見の冒頭「1回ハワイでやらせてもらったが、本格的にまず国内でトライアウトをやる。それもRIZINにこれから出てきてくれるような若い選手にフューチャーして、ダイヤモンドの原石を探し出して磨き上げるプロジェクトを4月以降でスタートしていきたいと思っている」と語った。RIZINは2022年9月にハワイでトライアウトを開催。これまで武田光司、矢地祐介と戦っているザック・ゼインはトライアウトを合格し、RIZIN出場を果たしている。

 会見後の取材では、榊原氏は今回のトライアウトについては「メディアの皆さんにも“こんな若くていい選手がいるんだ”と気づいてもらったり、そういう選手を支援していくようなバックアップ体制を整えたりしたい。その先で国内の団体でキャリアを積んでいってもらえるような、スタートアップをしていくためのお手伝いのような感じ。確定ではないが、実績にこだわらず『RIZIN甲子園』みたいな感じで高校生とか中学生とか若い人に絞ろうかと思っている。そういう純粋に若い人たちのチャレンジに注目が集まるようなもの。それでいて、プロの指導者の目に触れるようなマッチングの機会が作れればいいなと思っている」と中高校生といった若年層を考えているようで「ひょっとしたら那須川天心のような原石がいるかもしれない」と第二の那須川天心発掘への期待も口にした。

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