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那須川龍心、白鳥大珠、GUMPが両国大会に向け相撲特訓。倍近い力士とのぶつかり稽古は「壁だった。本気でやっているのに全然動かない」【RISE】
「RISE ELDORADO 2025」(3月29日、東京・両国国技館)に出場するTEAM TEPPENの那須川龍心、白鳥大珠、GUMPが2月17日、大相撲の荒汐部屋で相撲稽古を体験した。
相撲の稽古は基本的に早朝。3人とTEAM TEPPENの那須川弘幸会長はまずは午前8時から力士たちの稽古を見学。1時間半ほど、その激しい稽古を目の当たりにした語に回しをつけていよいよ稽古スタート。関脇・若隆景、関脇・若元春らの指導の下、基礎中の基礎である四股、すり足からスタート。最後は倍近くある力士を相手にしたぶつかり稽古で汗を流した。
キックボクシングとは足の位置、体重のかけ方などが全く違うため最初は戸惑いが見えた3人だが、四股も徐々に様になっていく。最初は「もうちょっとヒザを伸ばして」などとアドバイスを受けるも、回数をこなすうちに「いいぞ!」と関取から声がかかる。
ぶつかり稽古では最初はついつい腕だけで押しがちになってしまい「まだまだ」と声がかかるが「頭と腕で真っ直ぐ押し込む」「すり足で押す!」といった的確なアドバイスで土俵際まで力士を押し込むことに成功。しかしここからが本番とでも言わんばかりに力士はなかなか土俵を割ってくれず、逆に土俵中央まで押し返され、一からやり直し。見ているほうも思わず声が漏れそうな厳しい時間が続く。それでも龍心などは小柄ながらもいい音を立ててぶつかると若隆景も「いい音してる」と檄を飛ばす。
那須川龍心が年間MVP獲得。「これは革命の序章。僕がトップに立って、天心が引っ張ってきた以上のRISEを目指す」【RISE’s PRIZE】
RISEの年間表彰式「RISE’s PRIZE」が2月1日、都内で開催された。この「RISE’s PRIZE」はRISEの大会を中心に2024年に最も活躍した選手、ジム、ラウンドガールを選出し全13部門で表彰するもの。今年で2回目の開催となる。今年の栄えあるMVPは那須川龍心(TEAM TEPPEN)が獲得した。
那須川の2024年は3月に松本天志戦を皮切りに5戦を戦い全勝。終盤の3試合はKO勝ちで11月には数島大陸を1RKOで破り王座を獲得している。
那須川は表彰式の序盤、試合だけでなくABEMAの恋愛リアリティー番組「今日、好きになりました。」に出演するなどABEMAの視聴数への多大な貢献が認められ「ABEMA賞」、ファンの選出による「Best FAN賞」を獲得。最後の最後にMVP賞を受賞した。
受賞後の壇上で那須川は「MVPという賞をもらえて、選手としてちゃんとした評価が得られたなとうれしく思います。僕はこの国に生まれて、この国で育って、キックボクシングと出会い、自分と向き合って、伝えたいことがたくさんあふれてきて、その伝えたいことをしっかり伝えられる男にこれからなりたいと思うので、これからもよろしくお願いします」とコメントした。
那須川龍心が天心を苦しめ志朗を破ったクマンドーイと対戦「KOして革命を起こす」【RISE】
那須川龍心に敗れた前王者・数島大陸が早くも再起戦「もう1回這い上がってベルトを獲る」 対する松本天志は「トップに立つ年にする」【RISE186】
那須川龍心にGLORYが熱視線。伊藤代表も「距離という部分では兄の天心以上」と絶賛【RISE】
那須川龍心が3戦連続KO勝ちで「僕がキックボクシング界の先頭に立って盛り上げていく。絶対に盛り上げる」【RISE】
那須川龍心が“那須川ジョーク”発動「武尊選手の敵を討ちたい。あ、違うほうのスーパーレックでした」【RISE】
那須川龍心が数島大陸に1RKO勝ちでついに王座獲得「僕がこれからもっとキックボクシング界を盛り上げる」【RISE183】
那須川天心の弟の那須川龍心(TEAM TEPPEN)が11月23日に東京・後楽園ホールで行われた「RISE183」のメインイベントでプロ初のタイトル戦に臨み、1RでKO勝ち収め、プロ14戦目にしてついに王座を獲得した。
那須川はこの日のメインイベントでRISEフライ級(-51.5kg)王者・数島大陸(及川道場)に挑戦した。
数島は昨年10月に行われた「第2代RISEフライ級(-51.5kg)王座決定戦」で松本天志を破り、王座を獲得。今年はクンスック・ペッティンディーアカデミー、スドロー・ソージョートンプラシンとタイ人ファイター相手に2連勝。今回が初防衛戦だった。