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前王者・数島大陸が那須川龍心戦敗北からの復活勝利「挑戦者にふさわしいとみんなが思うところまでしっかり勝っていく」【RISE186】

2025.02.24 Vol.Web Original
「RISE186 -RISE 22th Memorial event-」(2月23日、東京・後楽園ホール)のメインイベントで前RISEフライ級王者で現在、同級1位の数島大陸(及川道場)と同級2位の松本天志(TARGET SHIBUYA)が対戦した。試合は数島が1Rに2度のダウンを奪った上で判定勝ちを収めた。
 
 RISEのフライ級は初代王者の田丸辰の王座返上に伴う王座決定戦で2023年10月に数島が松本を破り王座を獲得。数島はその後、ムエタイの強豪相手に2連勝し、昨年11月に那須川龍心を相手に初防衛戦に臨むも、1RでKO負けを喫し、王座から陥落した。今回はそこからの再起戦となる。
 
 松本は数島に敗れた後に那須川にも敗れ、プロ初の連敗となるもそこから3連勝(2KO)と復活。今回、数島へのリベンジのチャンスを得た。

那須川龍心、白鳥大珠、GUMPが両国大会に向け相撲特訓。倍近い力士とのぶつかり稽古は「壁だった。本気でやっているのに全然動かない」【RISE】

2025.02.17 Vol.Web Original

「RISE ELDORADO 2025」(3月29日、東京・両国国技館)に出場するTEAM TEPPENの那須川龍心、白鳥大珠、GUMPが2月17日、大相撲の荒汐部屋で相撲稽古を体験した。

 相撲の稽古は基本的に早朝。3人とTEAM TEPPENの那須川弘幸会長はまずは午前8時から力士たちの稽古を見学。1時間半ほど、その激しい稽古を目の当たりにした語に回しをつけていよいよ稽古スタート。関脇・若隆景、関脇・若元春らの指導の下、基礎中の基礎である四股、すり足からスタート。最後は倍近くある力士を相手にしたぶつかり稽古で汗を流した。

 キックボクシングとは足の位置、体重のかけ方などが全く違うため最初は戸惑いが見えた3人だが、四股も徐々に様になっていく。最初は「もうちょっとヒザを伸ばして」などとアドバイスを受けるも、回数をこなすうちに「いいぞ!」と関取から声がかかる。

 ぶつかり稽古では最初はついつい腕だけで押しがちになってしまい「まだまだ」と声がかかるが「頭と腕で真っ直ぐ押し込む」「すり足で押す!」といった的確なアドバイスで土俵際まで力士を押し込むことに成功。しかしここからが本番とでも言わんばかりに力士はなかなか土俵を割ってくれず、逆に土俵中央まで押し返され、一からやり直し。見ているほうも思わず声が漏れそうな厳しい時間が続く。それでも龍心などは小柄ながらもいい音を立ててぶつかると若隆景も「いい音してる」と檄を飛ばす。

那須川龍心が年間MVP獲得。「これは革命の序章。僕がトップに立って、天心が引っ張ってきた以上のRISEを目指す」【RISE’s PRIZE】

2025.02.01 Vol.Web Original

 RISEの年間表彰式「RISE’s PRIZE」が2月1日、都内で開催された。この「RISE’s PRIZE」はRISEの大会を中心に2024年に最も活躍した選手、ジム、ラウンドガールを選出し全13部門で表彰するもの。今年で2回目の開催となる。今年の栄えあるMVPは那須川龍心(TEAM TEPPEN)が獲得した。

 那須川の2024年は3月に松本天志戦を皮切りに5戦を戦い全勝。終盤の3試合はKO勝ちで11月には数島大陸を1RKOで破り王座を獲得している。

 那須川は表彰式の序盤、試合だけでなくABEMAの恋愛リアリティー番組「今日、好きになりました。」に出演するなどABEMAの視聴数への多大な貢献が認められ「ABEMA賞」、ファンの選出による「Best FAN賞」を獲得。最後の最後にMVP賞を受賞した。

 受賞後の壇上で那須川は「MVPという賞をもらえて、選手としてちゃんとした評価が得られたなとうれしく思います。僕はこの国に生まれて、この国で育って、キックボクシングと出会い、自分と向き合って、伝えたいことがたくさんあふれてきて、その伝えたいことをしっかり伝えられる男にこれからなりたいと思うので、これからもよろしくお願いします」とコメントした。

那須川龍心が天心を苦しめ志朗を破ったクマンドーイと対戦「KOして革命を起こす」【RISE】

2025.01.29 Vol.Web Original
 RISEが1月29日、都内で「RISE ELDORADO 2025」(3月29日、東京・両国国技館)のカード発表会見を行った。
 
 RISEフライ級王者の那須川龍心(TEAM TEPPEN)が-52kg契約のSuperfight!でクマンドーイ・ペッティンディーアカデミー(タイ/ペッティンディーアカデミー)と対戦することが発表された。
 
 那須川は昨年11月に数島大陸を1RKOで破り王座を獲得。12月のビッグマッチにも連続参戦しペットマイ・MC.スーパーレックムエタイにもKO勝ちを収めた。2023年6月から9連勝中で、そのうち5つがKO勝ち。現在3連続KO勝ち中と完全に本格化した。
 
 対するクマンドーイは2020年大晦日の「RIZIN.26」で龍心の兄・那須川天心と対戦し、天心を苦しめたうえでの判定負け。RISEでは2023年に行われた「RISE WORLD SERIES 2023 -54kg Tournament」に参戦し、準決勝でRISE世界バンタム級王者の志朗(BeWELLキックボクシングジム)に判定勝ちを収めている。ラジャダムナンスタジアム認定スーパーフライ級王者のクマンドーイは昨年からフライ級に下げ連勝中。今回はベスト体重での参戦となる。
 
 那須川は「今回は今まで戦った中で過去一強い相手。RISEはちょっとドS過ぎるなと思う。天心とやったり志朗君ともやっている。いろいろな選手ともやっている。ここでしっかりKOして革命を起こそうと思っている」と語った。クマンドーイはRISEを通じて「かつて戦った天心選手の弟に必ず勝つ」とコメントした。

那須川龍心に敗れた前王者・数島大陸が早くも再起戦「もう1回這い上がってベルトを獲る」 対する松本天志は「トップに立つ年にする」【RISE186】

2025.01.21 Vol.Web Original
 RISEが1月21日、都内で会見を開き「RISE186」(2月23日、東京・後楽園ホール)の第1弾カードを発表した。
 
 昨年11月に那須川龍心に敗れ、王座から陥落した前RISEフライ級王者の数島大陸(及川道場)が早くも再起戦に臨む。対戦相手はフライ級2位の松本天志(TARGET SHIBUYA)。2人は2023年10月に「第2代RISEフライ級王座決定戦」で対戦し、数島が3-0の判定で勝利を収めている。
 
 数島は昨年はタイ人ファイターを相手に2連勝を飾り、11月に那須川を相手に防衛戦に臨むもキャリア初のKO負けを喫した。松本は数島に敗れた後、昨年3月に那須川にも敗れ連敗を喫するも、以降3連勝。そのうちの2勝は1RKO勝ちと上り調子でリベンジマッチに臨むこととなった。
 
 松本は「数島選手とは1年半くらい前に対戦していて、その時は何もできずに負けた。上京してきてどれだけ成長できたかを証明できる試合だと思っている。圧倒的な差をつけて勝ちたい」とリベンジに向けての意欲を口にした。そして「負けから始まり、そこからだんだん練習環境にも慣れてきて、自分の戦い方だったりがアジャストしてきて、今はいい勝ち方ができている。前回の12月の試合は悔しい形になったが、すぐに練習を再開して修正している。前回の反省を次の試合でしっかり生かして勝ちたい」と昨年の3連勝には手ごたえを感じているよう。

那須川龍心にGLORYが熱視線。伊藤代表も「距離という部分では兄の天心以上」と絶賛【RISE】

2024.12.22 Vol.Web Original
「RISE WORLD SERIES 2024 FINAL~GLORY RISE FEATHER WEIGHT GRAND PRIX~」(12月21日、千葉・幕張メッセ イベントホール)の一夜明け会見が12月22日、都内で開催された。
 
 会見にはRISEフライ級王者の那須川龍心(TEAM TEPPEN)が出席。伊藤隆代表が「素晴らしかった。動きも切れも良かった。距離という部分では兄の天心以上だと思っている。今後、ものすごいレベルに上がっていけるのではと思った」と兄の那須川天心の名を挙げながら龍心の成長を評価した。そして「昨日はGLORYの関係者も龍心の試合を組みたいと言っていた。(GLORYでは)50kg台で試合を組むことはないが、そういう質問をされた。もしかしたら今後、軽量級で世界に羽ばたくようになったらいいなと思った」などとGLORY側からも高い評価があったことを明かした。
 
 これに那須川は「GLORYの話はいきなりすぎてびっくり。GLORYサイドにそう評価してもらえたのはうれしい。今後、僕も自分のレベルを上げて自分の価値を高めていかないとなと思う一戦になった。今後、もっともっと強くなって、世界にもしっかりと自分の名前を証明できるように今後も頑張っていこうと思っている」と意欲を見せた。
 
 来年はフライ級王座の防衛戦に加え、GLORY参戦といった可能性も出てきたのだが「自分は王者で挑戦を受ける立ち場。今の自分の階級の上位とはほぼ全員とやっているので、誰でもかかってこいという感じなので誰でもいい。あとはGLORY。それは楽しみ。評価してもらえているので、海外で試合ができるのは楽しみでもある。また日本でGLORYとRISEの対抗戦があるなら、僕がGLORYサイドで出るのもいいかなと思う。それは冗談ですが(笑)。それくらい評価してもらえるのはうれしい」と海外での試合も視野に入れた。

那須川龍心が3戦連続KO勝ちで「僕がキックボクシング界の先頭に立って盛り上げていく。絶対に盛り上げる」【RISE】

2024.12.21 Vol. Web Original
 RISEフライ級王者の那須川龍心(TEAM TEPPEN)が「RISE WORLD SERIES 2024 FINAL~GLORY RISE FEATHER WEIGHT GRAND PRIX~」(12月21日、千葉・幕張メッセ イベントホール)で王座戴冠後の初戦に臨み、2RでKO勝ちを収めた。
 
 那須川は試合後のマイクで自らが先頭に立ってのキックボクシング人気再興を誓った。
 
 那須川は11月23日に行われた「RISE183」で王者・数島大陸に挑戦し、1RでKO勝ちを収めプロ14戦目にしてついに王座を獲得。この日は中1カ月もない中での緊急参戦だった。
 
 対戦相手のペットマイ・MC.スーパーレックムエタイ(タイ/スーパーレックムエタイ)はONEバンタム級ムエタイとフライ級キックボクシング王者のスーパーレック・キアトモー9の愛弟子。那須川は前日会見で武尊に勝利を収めたほうのスーパーレックと間違うというボケをかます余裕を見せていた。

那須川龍心が“那須川ジョーク”発動「武尊選手の敵を討ちたい。あ、違うほうのスーパーレックでした」【RISE】

2024.12.20 Vol.Web Original
「RISE WORLD SERIES 2024 FINAL~GLORY RISE FEATHER WEIGHT GRAND PRIX~」(12月21日、千葉・幕張メッセ イベントホール)の前日計量が12月20日、千葉県内で行われ、全選手が規定体重をクリアした。
 
 計量後に行われた会見ではRISEフライ級王者の那須川龍心(TEAM TEPPEN)が“那須川ジョーク”で会見を和ませた。
 
 那須川は11月23日に行われた「RISE183」で数島大陸に挑戦し、KO勝ちを収め悲願のRISE王座を獲得。今回は1カ月を切る中での緊急参戦となる。
 
 那須川はペットマイ・MC.スーパーレックムエタイ(タイ/スーパーレックムエタイ)と対戦。那須川は「前回の試合から1カ月も期間がない中でこういう強い選手と試合ができるということで。前回の試合のKOがまぐれだと思われないようにここでしっかりKOして2024年を締めたい」と決意を述べた。

那須川龍心が数島大陸に1RKO勝ちでついに王座獲得「僕がこれからもっとキックボクシング界を盛り上げる」【RISE183】

2024.11.24 Vol.Web Original

 那須川天心の弟の那須川龍心(TEAM TEPPEN)が11月23日に東京・後楽園ホールで行われた「RISE183」のメインイベントでプロ初のタイトル戦に臨み、1RでKO勝ち収め、プロ14戦目にしてついに王座を獲得した。

 那須川はこの日のメインイベントでRISEフライ級(-51.5kg)王者・数島大陸(及川道場)に挑戦した。

 数島は昨年10月に行われた「第2代RISEフライ級(-51.5kg)王座決定戦」で松本天志を破り、王座を獲得。今年はクンスック・ペッティンディーアカデミー、スドロー・ソージョートンプラシンとタイ人ファイター相手に2連勝。今回が初防衛戦だった。

那須川龍心の挑戦を受ける数島大陸「“RISEはガチ”と言っている割には数字ばっかり気にしている」とガチ問題提起【RISE183】

2024.09.20 Vol.Web Original
 RISEが9月20日、「RISE183」(11月23日、東京・後楽園ホール)のカード発表会見を開き、王者・数島大陸(及川道場)に那須川龍心(TEAM TEPPEN/同級級1位)が挑戦する「RISEフライ級(-51.5kg)タイトルマッチ」が正式に発表された。
 
 数島は昨年10月に行われた「第2代RISEフライ級(-51.5kg)王座決定戦」で松本天志を破り、王座を獲得。今年はクンスック・ペッティンディーアカデミー、スドロー・ソージョートンプラシンとタイ人ファイター相手に2連勝している。今回は初防衛戦となる。
 
 那須川は昨年2月に行われた「RISE NEW WARRIORS フライ級(-51.5kg)トーナメント」準決勝で塚本望夢に敗れ、フライ級トップ戦線から一歩後退。しかし以降7連勝。その中にはそのトーナメントで優勝した松本と塚本にリベンジを果たす勝利も含まれ、今回のタイトル挑戦を勝ち取った。
 
 この日の会見で那須川は「今回やっと自分の格闘家としての存在価値を証明できる場が来たなと思ってワクワクしている。ここで勝って“那須川天心の弟”としてだけではなく、那須川龍心としてのしっかりとした存在価値を証明しようと思っている」とこの試合にかける決意を述べた。

白鳥大珠と那須川龍心がリング上と試合後の会見で相次いで現在の日本格闘技界を取り巻く状況に警鐘【RISE】

2024.09.09 Vol.Web Original
 RISEの主力選手である白鳥大珠(TEAM TEPPEN)と那須川龍心(TEAM TEPPEN)が9月8日、「RISE WORLD SERIES 2024 YOKOHAMA」(神奈川・横浜BUNTAI)の試合後、相次いで現在の日本格闘技界を取り巻く状況に警鐘を鳴らした。
 
 那須川はこの日、第8試合に出場し、昨年大晦日のRIZINでMMAルールで対戦し勝利を収めたシン・ジョンミン(韓国/オーサムマルチジム)とキックボクシングルールで対戦しKO勝ちを収めた。
 
 そして試合後のマイクで「今、格闘技界は暗いニュースが多いんですが、そういう話題で盛り上がるんじゃなくて、選手一人一人がどんどん自分を出していって、人って活躍すればするほど下に引っ張る力が強くなると思うんですが、そうではなく、上に引っ張る力の人を信用して。自分もしっかり、自分を応援してくれる人たちも上に引っ張っていって、気のいい場所にしたいので、これからも応援よろしくお願いします」とアピール。
 
 那須川は試合後の会見で、リング上での発言の真意については「自分の思ったことを言ったという感じ。そういうことで盛り上がっちゃうと格闘技自体の印象が悪くなってしまう。それを良しとしてしまうとダメ。何事も悪いことのほうが引っ張る力は強い。引き上げる力は本当に大変。そういうところをしっかり見せていかないといけないし、自分自身、そういうところを頑張りたい。多少なりとも他の選手より影響力はあると思っているので、そういうところで自分が言っていかないといけないなと思いました」などと明かした。

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