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新型コロナ「流行の主体は感染力の高い変異株に」 都モニタリング会議

2021.05.20 Vol.Web Original


 都は20日、都内の新型コロナウイルスの感染状況や医療提供体制を専門家らが分析・評価する「モニタリング会議」を開き、専門家は新規陽性者の74.9%が「N501Y」に感染しており、流行の主体が感染力の強い変異株に置き換わったと考えられるとした。新規陽性者数も高い値が継続しており、短期間で再び増加に転じる警戒が必要とした。

 都は、変異株「N501Y」は、国立感染症研究所の分析によると、人の感染者から何人に感染が広がるかを示す実効再生産数が従来と比べて1・32倍、海外では1・9倍になるという報告もあるとし、今後の新規陽性者数の推移に警戒が必要とした。

 感染力がより強い変異株が世界各地で発見されていることから監視体制を強化する必要があるとし、都については陽性者に海外渡航歴がある場合には保健所から健康安全研究センターに検体を送り、インドで増加している「L452R」の変異体も含めたスクリーニング検査を行っているとした。 

 新規陽性者数については、全体の70%を10~40代が占めており、今週には20代だけで30%を超えていることを指摘した。

 また、濃厚接触者における感染経路の割合については、同居する人からの感染が最も多く59.4%、次に施設などが10・9%、職場が10%、会食が4.7%だった。20代においても同居家族からの感染が増えていることを指摘し、感染に気付かずにウイルスが持ち込まれていることが恐れ上がるとし、改めて手洗い、マスクの正しい着用、三密の回避、換気といった基本的な感染予防策を徹底的に行うことが大切とした。

都と「きのこの山」などの明治が自然公園事業で協定締結

2017.04.05 Vol.687

 東京都と、「きのこの山」「たけのこの里」などの明治が東京都の自然公園関連の事業について連携および協力をすることで協定を締結、4日、都庁で締結式が行われた。都と明治は今後、自然公園における共同イベントの開催、自然公園に関する広報や普及活動の実施、ビジターセンターなど拠点施設における展示の充実や各種プログラムの実施などで協業する。具体的な取り組みについてはこれから検討をするが、山の日である8月11日に最大のイベントにあてて考えていく。

 小池百合子都知事は、東京は自然豊かであることを日々確認しているとし、「『きのこの山』『たけのこの里』は長年楽しませていただいている。イメージ戦略にも長けていらっしゃるので、その経験を自然公園事業の拡充に生かさせていただきたい。そして、多くの都民のみなさんによろこんでいただければと思います」

 明治の斉藤昇一取締役副社長は「少しでも自然公園の活性化に貢献できればと思う」と、話した。

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