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都と「きのこの山」などの明治が自然公園事業で協定締結

2017.04.05 Vol.687

 東京都と、「きのこの山」「たけのこの里」などの明治が東京都の自然公園関連の事業について連携および協力をすることで協定を締結、4日、都庁で締結式が行われた。都と明治は今後、自然公園における共同イベントの開催、自然公園に関する広報や普及活動の実施、ビジターセンターなど拠点施設における展示の充実や各種プログラムの実施などで協業する。具体的な取り組みについてはこれから検討をするが、山の日である8月11日に最大のイベントにあてて考えていく。

 小池百合子都知事は、東京は自然豊かであることを日々確認しているとし、「『きのこの山』『たけのこの里』は長年楽しませていただいている。イメージ戦略にも長けていらっしゃるので、その経験を自然公園事業の拡充に生かさせていただきたい。そして、多くの都民のみなさんによろこんでいただければと思います」

 明治の斉藤昇一取締役副社長は「少しでも自然公園の活性化に貢献できればと思う」と、話した。

石原氏は「記憶がない」

2017.03.24 Vol.687

 豊洲市場の移転問題を検証する都議会百条委員会は20日、市場移転を決断した当時の知事だった石原慎太郎氏の証人喚問を行った。石原氏は冒頭、2年前に患った脳梗塞の後遺症で「ひらがなさえも忘れた」と述べた。豊洲市場への移転を決めた責任を認める一方、東京ガスとの交渉の経緯などについては「報告を受けた記憶がない」などと主張。元中央卸売市場長の認識との食い違いも見られた。東京ガスとの用地買収交渉は「部下に一任していた」とこれまでの主張を踏襲した。用地買収の交渉役だった浜渦武生元副知事と東ガスの間で水面下交渉があったとされる経緯は「一任していた。報告を詳細に受けていない」と主張。

小池氏、新党は「選択肢」

2016.08.19 Vol.673

2016.8.5〜2016.8.18 NEWS HEADLINE<PHOTO OF THE WEEK>

就任会見で「過去の慣例にとらわれない『都民ファースト』の改革を進める」 小池百合子新都知事が初登庁

2016.08.07 Vol.672

 東京都知事選で初当選した小池百合子知事(64)が2日、初登庁した。
 選挙戦とは一転、白のスーツに青いシャツ姿で午前9時半ごろに登庁した小池氏を正面玄関で、約1000人の都職員が拍手で迎えた。東京消防庁音楽隊が「オリンピックマーチ」などを演奏する中、女性職員から名前にちなんだ白いユリの花束を手渡された。

 その後、都選挙管理委員から当選証書を受領。恒例の都議会のあいさつ回りを行った。
 議長室では都議会の川井重勇議長(自民)が「知事と議会は両輪です。一輪車にならないように」と言うと、小池氏と並んだ写真の撮影を求めた報道陣に「あなた(報道陣)の要望に応える必要はないから」と拒否。「どうもご苦労さまでした」と小池氏に退室を促した。自民党控室では幹事長と政調会長が不在で、ナンバー3の高橋信博総務会長ら2人が対応。「よろしくお願いします」と握手したが、滞在は約30秒に終わった。

 ちなみに他会派は幹事長、政調会長が対応している。
 小池氏は川井議長に写真撮影を断られたことについては「残念な思いだった。(連携を)真摯にお願いし、理解を深めていただきたいと考えている」と述べた。

 午後1時半から行われた就任会見で小池氏は公約に掲げた「東京大改革」を実現するため、自らを本部長とした「都政改革本部」を庁内に常設すると表明。外部人材を登用し、「過去の慣例にとらわれない『都民ファースト』の改革を進める」と決意を述べた。

 本部内には2020年東京五輪・パラリンピックと、情報公開の2つの調査チームを設置。五輪開催費が膨張する中、予算や入札状況などをチェックして妥当性を検証し、9月をめどに中間報告をまとめる。情報公開についてはルールを見直し、「都政の透明化を図りたい」とした。

 幹部職員らに対する訓示では、情報公開など都政の透明化を図ることで、信頼回復につなげる考えを示した。仕事に臨む姿勢については「できない理由探しよりも、できる方法を考える」「『検討します』といって引き延ばさない」「『大義』のない政策は政策に値しない。それに加え、都民の『共感』を呼ぶことも大切だ」などと注文を付けた。

舛添都知事辞職で説明放棄

2016.06.24 Vol.669

 東京都の舛添要一知事(67)が15日、政治資金「公私混同」問題などの責任を取り辞職する意向を固め、都議会の川井重勇議長(自民)に辞表を提出。都議会は全会一致で同意した。21日付で辞職となった。舛添氏は同日午後の本会議で辞職について「反省と心残りの念は尽きないが、全て自らの不徳の致すところ」と述べたが、疑惑についての説明はなし。17日に予定されていた定例記者会見も「もう辞める身なので説明することはない」と出席を拒んだという。

 辞職に伴う都知事選は7月14日告示、31日投開票となる。

きゃりー、別所、三國シェフらが東京ブランドPR!

2016.02.10 Vol.660

 東京都が行う、東京ブランド発信事業『& TOKYO』の活用事例発表会が10日、都庁で行われた。東京ブランドをPRする“東京ブランドアンバサダー”に、きゃりーぱみゅぱみゅ、別所哲也、シェフの三國清三氏が就任し、舛添都知事から任命書が手渡された。

 東京ブランドアンバサダーは、それぞれの活動を通じて、東京ブランドをPRしていくというもの。今年3度目のワールドツアーに出るきゃりーぱみゅぱみゅは「東京の音楽やファッション、素敵なものを世界に発信できるようにがんばってきたい」とコメント。

 俳優で、『ショートショート フィルムフェスティバル & アジア』の代表も務める別所は「世界中から若きセ映像作家を招いて映像の祭典をしています。やってきた彼らが東京の魅力を映像に収めている姿も見てきました。映像の力は非常に大きいです。ショートフィルムは長くて25分、短くて1分30秒ですが、凝縮された映像には大きな宇宙があります。東京の美しい宇宙を発信できるように頑張っていきたい」と、意気込む。

 オテル・ドゥ・ミクニの三國清三オーナーシェフは、東京には農家が1万軒あり、若者が新たに規就農していること、東京湾の豊かさ、神田川に鮎が戻ってきていることなどにふれ、「(東京の)食を世界に発信する役目だと思う。力いっぱい頑張りたい」と、語った。

 この日はまた、同ブランド戦略の一つである『& TOKYO』の活用事例にも多数紹介された。

東京をシャンゼリゼのように散策して楽しい街にしたい
舛添要一 東京都知事

2014.07.21 Vol.622

 就任して5カ月が経った舛添要一東京都知事に2020年東京オリンピック・パラリンピック、そして今進めている政策についてインタビューした。

都知事選は猪瀬氏が約433万票で圧勝

2012.12.24 Vol.577

 石原慎太郎氏(80)辞職に伴う東京都知事選が16日投開票され、前副知事の猪瀬直樹氏(66)が433万8936票を獲得し初当選を果たした。国政選を含め、国内の選挙で個人が得た票数としては史上最高となった。これまでの最高は昭和46年の都知事選で美濃部亮吉氏が獲得した361万5299票だった。

 猪瀬氏は次点だった元日弁連会長の宇都宮健児氏(66)にも330万票以上の大差をつけた。猪瀬氏の得票率は67.35%で、都知事選では石原氏が平成15年に得た70.21%に次ぐ高さとなった。都知事選の確定投票率は62.60%。衆院選とのダブル選挙となった影響もあり、前回(57.80%)を4.8ポイント上回った。

 猪瀬氏は16日夜、「選ばれたのは改革をスピードアップしろという叱咤(しった)。だから万歳三唱はしません」と早くも臨戦態勢。「霞が関が作った規制を『東京モデル』を作って変える」と、副知事として進めた改革をさらに推し進める決意を示した。当選から一夜明けた17日には「434万票の民意が権力の正当性。その民意を受けて政策実行する。『改革をスピードアップしてやってくれ』というのが民意」と語り、過去最多得票の重みと票に込められた民意を強調し、「やるべきことはすぐに、ぶれないでやる」と決意を語った。

 その上で、「民意は一番尊重すべきもの。都知事として議会と話し合いするときも、僕が民意を代弁しているということを尊重していただきたい」と述べた。

 また、16日夜に当選を確実にした直後、自民党の安倍晋三総裁や公明党の山口那津男代表と電話で話したといい、「過去にない票数なので、国も民意を尊重していただく」とした。さらに、「自民や公明、日本維新の会、民主を含め、共産からも僕に投票した人がいた。改革を求める期待感を受け止め、それが東京の民意であると政府に代弁していく」と話した。

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